平成22年度第2回評価委員会 議事概要

更新日:2010年12月21日

                                             小規模事業者等支援施策評価委員会 議事概要

                                                         

                                                                                                              

1.日 時  平成22年11月18日(木曜日) 午前9時00分から11時15分

2.場 所  谷町ビル 8階 大会議室

3.議 事

 

(1)平成22年度 留保財源の活用について

   事務局より、平成22年度事業計画(変更)の承認(資料3)について説明

【質疑応答】

(評価委員)

  交付決定額が前年比150%の団体があるが、何か理由はあるのか。

(事務局)

  組織的に取り組んでいる。相談事業のカルテの内容もしっかり書けている。

(評価委員)

  講師が、通常とても呼べないような著名人が多い。商工会・商工会議所がこのような事業をすることには意義があるが、集客数や効果はどうか。

(事務局)

  効果は来場者アンケートで検証する。著名な講師は、コネクションを築き、今後の事業に活かしてもらうため。

(評価委員)

  地域活性化とは、リピーターが来て地域にお金を落とすというもの。セミナーによる人材育成もビジネスにはつながるが、こういう講師で1事業に200から300万円を払うということが本当にいいのか。別にビッグネームでなくてもよいのでは。知っている講師もいるが、効果が疑問。観光インバウンド事業は広域でよい。承認をするなら、相談事業につなぎカルテ化を図るなど、工夫が必要。アカウンタビリティの問題にもなる。もっと相談事業にお金をかける方が価値があるのではないか。

(評価委員)

  申請期間が短かったということなので、事業としての熟度が低いように見える。イベントのような一過性にならないよう、今後の事業にどう活かしていくか助言していくことが必要。

(評価委員)

  地域活性化事業は、地域資源をもっと活用する必要があるのではないか。平野区の産業祭に行くと紙(葦)が地域資源であることがわかった。身近な歴史を振り返って調べ、それを物語風にして地域ブランドを作るのがよい。

(評価委員)

  地域活性化事業の追加事業については、以下のような工夫が必要。(1)1回ものではイベントになってしまう恐れがあるため、初めはビッグネームで行い、次に実務的な講師でやるなどシリーズ化にする(2)相談事業と組み合わせて実施する(3)広域的に実施して波及効果を狙う。

(評価委員)

  セミナーで話を聞いてもらうだけでは効果が薄いので、技術相談とセットにする、名刺交換会を設けるなど工夫することが必要。

(事務局)

  単発のセミナーに終わらないよう、シリーズ化などの工夫を団体に求めていくこととしたい。

(評価委員)

  シリーズの場合は、来年に活かせばよい。一方的に教えるセミナーでは効果が薄い。

(評価委員)

  一部の事業については、コメントを付けた条件付の承認としてはどうか。

 

(2)平成22年度 相談事業の評価について

事務局より、「小規模事業経営支援事業」及び「経営力向上緊急支援事業」の経営相談事業にかかる評価(資料4)について説明

【質疑応答】

○カルテの記載内容について

(評価委員)

  この評価はカルテの記載内容のチェック機能であり、相談の質を高めるためであるが、指導員が記載方法について十分理解していることが前提となる。カルテ導入前に指導員研修は実施したのか。

(事務局)

  5月に4月分のカルテを集めて、良い例、悪い例を提示した。また、指導員研修についても、今年度から、支援手法の勉強会においてカルテの書き方を事例研究したり、支援機関の今後のあり方の講習会や管理職研修等を取り入れるなど、新たな研修に取り組んでいる。

(評価委員)

  カルテの評価をグループ分けして公表するのは良いと思う。項目ごとに、この点は良かったなど評価できる。

(評価委員)

  カルテの評価というよりも研修に使うものとして考えた方が良い。府として形式的にどう基準を探っていくかということ。理想的には、標準的なカルテができるチェックリストができれば、府職員でも評価できる。

 

○利用者満足度調査(アンケート)について

(評価委員)

  アンケートは項目を増やすと回収率が低くなるが、問3や問4で課題を把握できなかった理由、不満の理由を聞いてみた方が良いのでは。

(評価委員)

  昨年は、商工会・商工会議所を通じてアンケートを行ったが、そのやり方では悪いことは書きにくい。今回は府から送るが、大変良いと大変悪いと書いた人のところにヒアリングに行けば、本音が聞けてよいと思う。

(評価委員)

  問5は全体の満足度を聞いているが、差が出ないのではないか。そこで、“支払意思額”を記載してもらうのはどうか。無料の経営相談であるが、このサービスにいくら出しても良いかを問うてみる。また、“他の人に、このサービスを推薦するか”を聞いてみるのもひとつの手法。

 

○評価全般について

(評価委員)

  民間専門家の経営力向上緊急支援事業はサンプルが少ないので、商工会・商工会議所との比較は難しい。

(評価委員)

  まだ評価制度が安定していない中で、これからも変わっていくだろう。試行的にやってみて全体的にどうかということしか言えない。

(評価委員)

  評価について、全国でもここまでしているところはないだろう。

(評価委員)

  経営課題の把握が最も重要。資金調達したいという相談にも、なぜ資金が不足するのかという原因を見つけない限り借り続けることになる。

(評価委員)

  無料だから同じ支援を長い間続けている。税金を使っている以上は指導員ごとに評価して、ランキングによりグルーピングして研修するのも良いのでは。

(評価委員)

  融資の現場でも信用調査等ちゃんとやる人、やらない人がいる。やはり、こまめに指導、研修が必要。

(評価委員)

  組織全体でスキルを上げる努力が必要。

(評価委員)

  同じメンバーでずっとやっていくのは良くない。人事交流も必要ではないか。

(事務局)

  他府県の連合会では、人事交流を行っているところもある。

 

(3)平成23年度 地域活性化事業の再構築について

  事務局より、平成23年度「地域活性化事業」の再構築(資料5)について説明

【質疑応答】

○補助対象事業について

(評価委員)

  成長戦略など府の中小企業支援施策の方向性に留意となっているが、その様な事業は小規模事業者が必要とするものからかけ離れてしまうのではないか。また、府にはいろんなエリアがあり、府の方向性があてはまらない地域もあるのでは。

(評価委員)

  小規模事業者に成長戦略、ハイエンドと言っても、自分のこととして実感できているか。都市魅力の向上、観光資源というが、観光客も大阪を素通りしている。例えば八尾なら、ものづくり視察など地域が考える必要がある。小規模事業者にも“中継都市”、“ハイエンド都市”というものがかけ離れたものではないということをきちんと説明しなければ、出番がないと思われてしまう。ハイエンドの中の小規模事業者の位置づけが必要。

(評価委員)

  ハイエンドと小規模の間の中間的な架け橋が必要である。それが府の推進チームの役目かもしれない。以前、地域活性化事業の分厚い調書を読んでいたら、ローエンドかそれ以下の事業がほとんど。そこからハイエンドとどう結び付けていくのか。推進チームのブラッシュアップに期待。

 

○市町村連携について

(評価委員)

  市町村連携に重きを置くのか。

(事務局)

  採択基準で市町村連携事業は採択されやすくしている。府の補助率を低くすることで市町村が補助するように促していきたい。

(評価委員)

  府の考えている事業のあり方は、団体に伝わっているのか。

(事務局)

  今年6月と8月に意見交換し、たたき台を示している。8月下旬に市町村にも説明し、11月中に再度、市町村説明会を行う予定。

 

○評価について

(評価委員)

  質的評価については、絶対的な基準は難しい。プラス評価をどんどん行い、良いところを見習ってもらう。

(評価委員)

  3月の評価委員会での事業採択に関して、全ての事業を評価するのか。

(事務局)

  みなさんに全てを評価してほしいとはお願いしにくいが、検討する。企業がどう変化するかという視点で評価していただきたい。広域化が進むので事業数も減ると思う。

 

○全般について

(評価委員)

  団体が、単年度ではなく、複数年のビジョンを作る必要がある。5から10年先のことを考えるために予算をつけてビジョン作成の取組みができないか。団体が本来すべきことであるが、やらなければいつまでも思いつきで本質にたどりつかないというジレンマがある。

(事務局)

  ビジョンを作成している団体もある。必要であると思うが、ビジョンの作成そのものを補助対象とするのは難しい。

(評価委員)

  これまでイベント的な事業が多い印象があるので、府施策連携事業にどれだけ上がってくるか期待したい。

 

(4)その他について

 

 事務局より、平成22年度経営指導員研修の実施状況及び経営支援情報ネットワークについて説明。

 

(以上)

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室経営支援課 経営支援グループ

ここまで本文です。


ホーム > 商工・労働 > 経営支援 > 小規模事業経営支援事業 > 平成22年度第2回評価委員会 議事概要