平成22年度第1回評価委員会 議事概要

更新日:2010年8月24日

                                             小規模事業者等支援施策評価委員会 議事概要

                                                         

                                                                                                              

1.日 時  平成22年7月30日(金) 午後2時00分から4時30分

 

2.場 所  谷町ビル 8階 大会議室

 

3.議 事

(1)平成21年度事業実績に対する評価について

   事務局より、平成21年度事業実績に対する評価について説明

 

【質疑応答】

(評価委員)

 地域活性化事業については、位置付けが明確でなく評価しにくい。例えば、ITセミナーでどう活性化するのか。定義が
ほしい。

(事務局)

 仰せのとおり。その点については、見直しを考えているところ。平成22年度については、簿記及びパソコンの基礎の
セミナーは、精査したところ全ての補助金をゼロとした。せめて事業者の実務に即した内容を実施してもらうこととした。

(評価委員)

 評価の方法について、評価項目ごとに5段階評価となっているが、合計点だけではだめか。以前も評価委員から意見が
あったと思うが。

(評価委員)

 事務局評価は、地域担当ごとに行っているのか。全部を見る人はいないのか。

(事務局)

 地域担当が評価した後、グループ長が全部に目を通し確認している。

(評価委員)

 客観的な基準による評価は事務局がきっちり行っていると思うので、それを確認するのではあまり意味がない。
違う観点からの評価となると、合計点しか出せない可能性がある。

(評価委員)

 2〜4の3段階の事務局評価に対して、1又は5をつけていくという方法でいいと思う。

(評価委員)

 それでもいいと思う。それぞれのスタンスで。

(事務局)

 今後制度が変わるので、平成21年度の評価は試行としてそのようにしていただきたい。

 

 

(2)平成22年度留保財源の活用について

 

事務局より、平成22年度留保財源の活用について説明

 

【質疑応答】

(評価委員)

 広域事業の補助金配分はどのようにしているのか。

(事務局)

 金額については、実施団体で相談するなどして決めたものであり、団体間で合意している。内容については、
ヒアリングを行い、見直しが必要なものについては、指示している。

(評価委員)

 7,100万円を残すということは、追加申請が少なかったということだと思う。ニーズがないのか。

(事務局)

 団体としても、年度当初に一定計画を立てているので、年度途中で多くの事業を追加できない。

(評価委員)

 予算があって申請がないとなると、必要なかったということになる。どう解釈すれば良いのか。

(事務局)

 相談支援メニューの追加や経営指導員の研修により、相談事業で活用できる見通し。もともと、相談事業のために
これくらいの金額を留保する必要があると考えていた。

(評価委員)

 相談事業の募集もするのか。

(事務局)

 10月下旬頃に予定している。

(評価委員)

 予算が余れば、専門家派遣制度の方に流れるのか。

(事務局)

 別予算の事業なので、そのようなことはない。

 

(3)平成23年度地域活性化事業の基本的な考え方について

 

   事務局より、平成23年度地域活性化事業の基本的な考え方について説明

 

【質疑応答】

(評価委員)

 「広域化の促進」と「市町村との連携強化」は一見矛盾しているように見える。

(事務局)

 域内のものは市町村と連携してほしい。広域化することがエンドユーザーへのサービス向上につながるという
仮説と、商店街振興はまちづくりの一環として市町村が行う方がよいという考え方に基づいている。

(評価委員)

 <定義>では、波及効果が必要ということはずっと言ってきたが、そもそも「地域活性化」とは何か。例えば、
人がどれだけ集まったかなどの指標がなければならないのでは。相談事業は少しずつ定量から定性へという枠組みが
できてきたが、地域活性化事業については、少しは指標が変わったがまだまだわかりづらく、評価しにくい。
評価材料を工夫し、より具体的な評価ができるような枠組みとしたい。

 また、この案によると、府の責任が大きくなり、団体の自由度・責任は少なくなる。どちらがいいというわけではないが。
「地域活性化推進チーム」はどのようなイメージか。

(事務局)

 1点目については、地域活性化事業といえどもターゲットはあくまで中小企業なので、商工まつりのようなものは
成果が計りにくいと考えている。企業グループを応援することが地域のためになるという考え方で企業の変化を把握して
いきたい。2点目の地域活性化推進チームは金融、新エネなど商工労働部内のいろいろなセクションで構成する。

(評価委員)

 地域の企業群のニーズを団体はどのように把握しているのか。中小企業には大企業の下請けが多いが、大企業は
中国へ出て行く。マーケットが小さくなっているのにどうやって地域を活性化するのか。しないといけないのは事実であるが、
一代で終わりたい店もあるというようにニーズは様々。従来の金太郎飴施策で地域の活性化を一緒にしましょうといっても
無理。商工会、会議所で産業の需要を増やすような施策を議論していかなければならない。
チームもそういうところが見えているのか?

(事務局)

 議論を深めることで意識を変えていかなければならない。本当のニーズ、戦略を把握し、地域活性化推進チームなどで、
ブラッシュアップしていきたい。

(評価委員)

 バブル崩壊後、空洞化、リーマンショック、大企業の多国籍化と続き、企業ももう元には戻らないと思っている。
失った3割くらいをどう穴埋めするかが見えてこない。大企業の回復を待っていても見えてこないので、中小企業の核が
必要。産学連携までいかなくても、産産連携をしてみれば、不足している部分がわかってくる。芽を出すための何かを
どう支援していくか考えなければならない。

(評価委員)

 そういう核となる企業のプロデュースをしてくれる商工会・商工会議所の評価をしたい。

(事務局)

 国の報告書にもあったが、「指導」から「支援」への転換が必要。団体にはコーディネート機能を期待したい。

(評価委員)

 目的は中小企業が成長することで、副次的に地域が活性化するということか。

(事務局)

 その方が整理がつくと思う。

(評価委員)

 小規模事業者の成長を目的とした事業とするならば、そのように評価もできるが、府の考え方は変わったのか。
これまでは地域全体を考えていたと思うが。

(事務局)

 変わったとも言える。

(評価委員)

 花火を打ち上げるだけでは単発で終わってしまう。花火を上げる人が集まってこういう花火にしようと考えて、
上がった花火によって商売が潤うというのがよい。

(評価委員)

 そちらの方がいいとは思うが、府のスタンスはどちらか。企業の成長を目的とするなら、相談事業とオーバーラップする。
つきつめれば1つにしてもよいということになる。

(事務局)

 相談事業と地域活性化事業は、個別支援とグループ支援と考えている。

(評価委員)

 グループは2社以上か?

(事務局)

 そうなる。

(評価委員)

 商工会・商工会議所がやるのがいいかコンサルやNPOなどがやるのがいいのかという手段も考える必要が出てくる。

(事務局)

 市町村単位だと商工会・商工会議所ということになるが、もう少し広域にすると他にも担い手がいるかもしれない。

(評価委員)

 少し方針がはっきりしてきたように思う。

 

 

(4)経営相談支援事業にかかる評価の考え方について

事務局より、経営相談事業にかかる評価方法について説明

 

【質疑応答】

(評価委員)

 カルテ化について、民間専門家は100%カルテか。小規模事業についてもカルテが基本か。

(事務局)

 そう。

(評価委員)

 達成率の概念は必要か。経営力向上緊急支援事業については、予算が余ると診断士会ではなく府の責任になる。

(評価委員)

 簡易相談とカルテの違いは何だったか。

(事務局)

 1回ですむようなものが簡易相談。

(評価委員)

 病院でいうカルテは1回きりでも2回きりでも同じカルテ。様式も統一すればよいのでは。

(事務局)

 本来、会員サービスとしてほしい「簡易な相談」なので分けて整理をしている。

(評価委員)

 「簡易な相談」とはどのようなものか。

(事務局)

 社会保険の手続き案内など。実態として、総務サービスセンターのようになっている場合もある。

(評価委員)

 カルテというからには、病院でいうカルテの血圧や体重のように決算内容などがわかるのか。

(事務局)

 売上などを書くこととしている。

(評価委員)

 質的評価と量的評価の違いは。

(事務局)

 両方とも数値化する。量的はカルテ化の数等。

(評価委員)

 どんな企業を支援したのか、支援に対してどのくらい効果があったのか、アンケートとリンクさせたい。

(事務局)

 その有効性分かるが、無記名にしないとアンケート回収率が悪くなるのでは。

(評価委員)

 データがあるのとないのとで説得力が違う。個別に認識できるよう、番号をつけることも1つの手。属性ごとに
やらないと意味がない。

(評価委員)

よく使う評価手法として、5段階評価で3、2、1、1/2、1/3という配点にし、項目ごとに掛け合わせると(例:1×1/2=1/2)、
1以上かどうかで評価できわかりやすい。

(事務局)

 これまでもそうだったが、無料サービスなので総じて高い結果となり差がつかない。

(評価委員)

 アンケート内容のボリュームはどれくらいか。

(事務局)

 A4の裏表くらいを想定している。

(評価委員)

 メニューごとの満足度は聞くのか。

(事務局)

 トータルでの満足度となる。

(評価委員)

 カルテの内容はきちんと書かれているか。

(事務局)

 ものによる。

(評価委員)

 団体ごと、相談員ごとの評価はあるか。相談員の質を上げてほしいと思っている。
1人の評価で団体の評価が決まるというのもどうか。

(評価委員)

 満足度に「重要度」があれば理想。もう少し多くの項目を聞いてもいいのでは。

(事務局)

 コストと回収率の問題がある。

(評価委員)

 回収率は大丈夫だと思う。本来、無料でサービスを受けているわけだから、答える義務がある。可能であれば、
これ以外の支援を受けているかどうかも聞ければ。何と比べてそうなのか、満足度の要因がわかるかもしれない。

 

 

(5)その他について

 

 事務局より、経営相談支援事業における追加支援メニュー及び今後のスケジュールについて説明。

 

(以上)

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室経営支援課 経営支援グループ

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