第2回評価委員会 議事概要

更新日:2009年8月5日

                

                  小規模事業経営支援事業評価委員会 議事概要

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1.日 時  平成20年12月10日(水曜日) 午後2時から5時

2.場 所  ドーンセンター 5階 特別会議室

3.議 事

(1)事業開始後の経過等に関する報告
  
   事務局より、本評価委員会に関する経営支援課HPへの掲載、政策マーケティング・
  リサーチとして実施した「事業者アンケート」、「士業団体へのヒアリング」の概要に
  ついて報告


【質疑応答】
(評価委員)
  経済状態が急に不安定になっている。府として、何か取組みをしているのか。
(事務局)
  中小企業及び雇用に対する緊急対策として、公共事業等の前倒し発注、下請取引適正化
 に関する緊急要請、緊急経営支援インフォメーションセンターの開設、緊急経営対策資金
 の創設などについて説明
(評価委員)
  巡回・窓口相談の相談内容は経理や資金といった定番のものと、その他に二極化してい
 ると思う。簿記の資格を持つ経営指導員が相談業務をしているから、経理や資金といった
 定番の相談が多いのか。
(事務局)
  最近は景気の悪化もあり、資金に関する相談が多い。経済状況に応じた相談になってい
 ると考えられる。


(2)事業計画の変更の承認について

   事務局より、変更申請の趣旨、概要について説明し、原案のとおり承認。なお、評価
  委員から、計画変更については、経済状況の変化も踏まえて臨機応変に対応するよう意
  見があった。


(3)中間報告の評価基準等について

   中間報告の評価基準(案)については、原案通り承認


(4)中間報告に関する質疑応答

   質疑応答については、府域を3グループに分けて実施



【第一グループ】北摂地域等:池田、箕面、豊中、能勢、豊能、高槻、茨木、吹田、摂津、
              島本、大商、商工会連合会

(評価委員)
  各商工会・商工会議所で共通だが、池田商工会議所に聞く。IT活用は具体的にどのよ
 うなことを期待しているのか、また、その内容は。
(池田商工会議所)
  本年度、青年経営者育成事業を講習会形式で実施しており、アンケートをとったところ、
 マーケティングとIT関連の希望が多かった。そこで、HPを利用して売上をアップする
 講習会を来年度実施することを考えている。金融相談でもインターネットを利用した通販
 等の相談があるので、HPの利用については需要があると思う。
(評価委員)
  ITに関することについては、経営指導員が指導するのか、ITの専門家に依頼するの
 か。
(事務局)
  基本的にセミナーはITの専門家に講師をお願いしていることが多い。また、経営指導
 員の中にITに強い人もいるので、そういう人が相談に当たっている。

(評価委員)
  池田商工会議所は相談支援に強弱をつけたい、と記載している。考え方はいいと思うが、
 実際にそうするのは難しいのではないか。
(池田商工会議所)
  池田は市域がコンパクトなので、巡回相談に適している。平成17年から全会員と周辺
 の商店を回っている。相談がないところにもお伺いして、話を聞いている。その結果、窓
 口相談が増加してきた。そういうところは巡回回数を減らしてもいいのではないかと考え
 ている。
(評価委員)
  事業者が消極的かそうでないかは、応対した人にもよるのではないか。
(池田商工会議所)
  用事があれば窓口に来るという人は、窓口で対応する。
(評価委員)
  セグメントすることに意義があるかどうか、ということ。
(池田商工会議所)
  今後検討したい。

(評価委員)
  茨木商工会議所は巡回相談の内、取引の相談件数が85件と多い。他は取引の相談がそ
 んなにない。何か理由があるのか。
(茨木商工会議所)
  異業種交流会を開催しており、そのサポートとして販路開拓支援を実施した。事業所を
 回る中で、仲介のお手伝いをしたということ
(事務局)
  現在、中小企業のニーズの一つが販路開拓。茨木商工会議所では、異業種交流グループ
 に絞って、交流会事業のフォローとしてマッチングに取り組んだもの
(評価委員)
  他の商工会・商工会議所でも販路開拓はしているはずだが、件数にはあがっていない。
 どういったものを件数にあげるか、そのあたりのルール作りを。

(評価委員)
  これも共通テーマだが、どの商工会・商工会議所も商業活性化事業を実施している。具
 体的にどういうことをしているのか。箕面商工会議所に聞く。
(箕面商工会議所)
  5年程前から商業活性化アクションプランを作成している。商売人を集めて売上アップ
 の方法や商店街活性化の方策を話し合っている。また、商業マップや新聞等の作成もして
 いる。
(評価委員)
  具体的な効果はどうか。効果測定はしているのか。
(箕面商工会議所)
  アクションプランの担当ではないので、はっきりいえないが、効果測定はしていないと
 思う。
(評価委員)
  ぜひ、効果測定をお願いしたい。

(評価委員)
  豊中商工会議所は非会員の巡回相談件数が多い。どのような方法で実施しているのか。
 また、地域創造ファンドの認定事業者を3社輩出している。積極的な取り組み事例として
 教えて欲しい。
(豊中商工会議所)
  非会員との接触を意識的に増やしている。会議所の内容を広く知ってほしいとの思いか
 ら。
  セミナーや交流会のPRをホームページで行うとともに、メールマガジンを送っている。
 メールマガジンの送付先のアドレスは、指導員が積極的に名刺交換をして得たもので、現
 在3,800から4,000の登録がある。まず、セミナーに参加頂き、質問された人、積極的だっ
 た人をフォローして、勉強会や研究会等への参加を提案。そこでさらに満足度がアップし
 たところで、会員に勧誘している。将来、地域のリーダー的存在になって頂ける企業を掘
 り起こしている。
  おおさか地域創造ファンドは、豊能エリアである池田、箕面、豊能、能勢にコーディネ
 ーターが経営指導員と一緒に行き、面白いことをしている人はいないかなど探している。
 国でも農商工連携がテーマになっているので、有機農法などこだわりの人を探して話を聞
 き、レストランなどに情報提供し、勉強会から研究会へというスタイルをとれたらいいな
 と考え、活動している。

(評価委員)
  箕面商工会議所は労務の相談が多い。特殊な事情なのか。また、主にどういう相談内容
 なのか。
(箕面商工会議所)
  経営指導員の中に社会保険労務士の資格を持つ人が2名いて、相談に当たっている。内
 容は労働保険に関すること、雇用保険の離職票や資格取得など。

(評価委員)
  茨木商工会議所に聞く。融資が赤字補填になるとわかっているとき、どのような指導を
 するのか。また、創業塾で創業した人は何人で、フォローはどうしているのか。
(茨木商工会議所)
  景気の悪化により、金融相談が増えている。国金の審査も厳しくなっている。赤字補填
 の場合、企業がどのようにすれば好転していくのかを中心に検討する。収入が増えるのか、
 それが無理なら支出をどう減らすのか。借り換えにより金利を減らすのも一つ、リスケジ
 ュールも一つの方法。資金繰りに行き詰らないようにすることに力点を置いている。
  創業塾は今年度40名受講し、現時点で3名が創業した。これまでの6年間で創業塾は
 306名が受講し、把握しているだけで46名が創業。フォローは創業塾を卒業した人も含
 めた交流会を毎年年末に開催して、コミュニケーションを図っている。
(評価委員)
  茨木商工会議所は巡回相談でサービス業の取引という項目が多い。どういう内容か。
(茨木商工会議所)
  茨木市は製造品等出荷額が府内で5位以内に入っているが、大手メーカーが数字を引き
 上げており、市域全体がものづくりのまちというわけではない。そういう意味で、商業や
 サービス業の支援に力を入れている。
  サービス業との取引については、例えば、ホームページを作りたいという相談があった
 ときにはIT関連業者とマッチング、保険の見直しに関する相談があったときは保険代理
 店とのマッチング、着ぐるみを販促活動に利用したいという相談があったときはイベント
 会社とのマッチングを行っている。

(評価委員)
  吹田商工会議所に聞く。「本音を聞ける」と記載しているが、本音とはどういうことを
 想定しているのか。
(吹田商工会議所)
  一言で説明は難しい。大阪では表面的なつきあいだと、「もうかりまっか」「ぼちぼち
 でんな」となる。しかし、経営指導員が家族の悩みなども聞く中で、本音を聞けるように
 なる。資金繰りに困っている場合、金融相談は本音の深い話し合いになる。信頼関係がで
 きていれば、他の人には話せないことも相談してくれる。実際、巡回相談にいっても、従
 業員の前では話せないので喫茶店でということもよくある。
(評価委員)
  アポイントメントをとって行ったので、機動性に欠けたとあるが、アポイントメントを
 取ったほうが効果的なのかどうか。
(吹田商工会議所)
  巡回相談の目標を前年度比130%とした。これを達成するために、どうしたらいいかを
 考えた。どこかへ巡回に行ったら、近所に寄って帰ってこようという計画を立ててやって
 みた。が、商店街なら店に人がいるので効率的に回れるが、他は社長が留守という場合も
 多く、できなかった。そこで、反省し、アポイントメントを取るやり方に変えた。しかし、
 アポイントメントを取ると、時間はとってもらえるが、相手の都合に合わせなければなら
 ないので、効率が悪い。そこが悩み。

(評価委員)
  茨木商工会議所の創業塾のように、成果の数字もあるのにペーパーにしていないところ
 も多いと思う。そういうところ、是非、書いて欲しい。
  巡回相談の件数を指導員数で割ったところ、豊中、能勢、豊能、茨木の件数が高かった。
 オフィシャルなデータではないので、バイアスもかかっているが、良かったのではないか。
  大阪商工会議所に聞く。活性化事業の重点としている売れ筋商品発掘事業はインパクト
 がありそうだ。利用者満足度が78.3%。これをどう解釈するか。
(大阪商工会議所)
  百貨店、スーパー、通販、ホテル等出展者44社。売り込みは全国から来る。各都道府県
 の大阪事務所を訪問してPRした結果、38都道府県から483社が参加。売り手は売れない
 と満足度が低くなり、買い手はいい商品がないと満足度が低くなる。来場者(売り手)に満
 足度をアンケートしたところ、「大いに満足」と「まあまあ満足」を合わせて87%となっ
 ており、これを評価点数化すると78.3%となる。売り手側は売り込めなくても、大手から
 どこに売れない問題があるかを指摘されて修正するという効果もある。満足度はこんなもの
 かな、と思っている。フォローで、どれくらい成約したかをつかむ予定



【第2グループ】東部・南河内地域:北大阪、守口門真、大東、四條畷、東大阪、八尾、
                 松原、柏原、河内長野、藤井寺、富田林、羽曳野、
                 堺市美原、大阪狭山

(評価委員)
  四條畷市商工会はNTTのデータや住宅地図を巡回に活用しているが、突発的なことが
 あり、計画どおりには難しいとのこと。効率や手ごたえはどうか。
(四條畷市商工会)
  3ヶ月間という短い期間の活動。当初はとまどいもあったが、経営指導員は徐々に慣れ
 てきている。ただ、もう少し時間がかかると思う。12月は毎年、カレンダーを配布してい
 るが、今年は併せて勧業展のチラシなども入れて、巡回相談を行っている。相談件数の目
 標達成は今月中にもできる。効率は改善していっていると考えている。

(評価委員)
  北大阪商工会議所は巡回相談の件数の達成率が低いが、何か対策をとっているのか。
(北大阪商工会議所)
  商連と密接に連携し、今後商店街を重点的に回る予定
(評価委員)
  相談時のヒアリングは大変いい。結果を取りまとめて、対策をとっているのか。
(北大阪商工会議所)
  取りまとめはしているが、対策の検討はこれから
(評価委員)
  経営指導員数は多いが、相談件数は少ない。しっかりやって欲しい。 

(評価委員)
  八尾商工会議所の商談会は、引き合い件数が4,000件となっている。成約はどれくらい
 か。
(八尾商工会議所)
  開催後、2から3ヶ月のスパンで聞いている。例年20から30件成約。取引のきっかけの提供
 になればいいと考えている。後日問い合わせがあることもあるし、長い期間を経て問い合
 わせがあることもある。長い目で見ていきたい。
(評価委員)
  巡回相談の達成率が51%と非常に高い。なぜか。
(八尾商工会議所)
  基本的にアポイントメントを取らずに巡回している。融資などは必要な書面等もあるの
 でアポイントメントをとっているが。商業関係に力を入れており、商工会議所のPRを兼
 ねて商店を回ったり、商店街をまとめて商店の思いを聞いたりしている。商店街を重点的
 に回り、事業を実施している部分がある。近鉄八尾駅前に大型ショッピングセンターがで
 き、市内の商店街が苦労している。市も商業活性化に力を入れていて、来年度、新たな施
 策を展開する予定であり、商工会議所も協力している。

(評価委員)
  富田林商工会に聞く。データを用いての指導、経営指標の活用というのはアピール性が
 高い。具体的にどういう形でやっているのか。
(富田林商工会)
  中小企業大学校へ行った経営指導員が1名いる。経営分析を勉強してきた。その経営指
 導員が産業別の経営指標を作っており、それを利用している。巡回の取っ掛かりに。効果
 があった面と押し売りの面とがあると思うが、いい取っ掛かりにはなっている。
(評価委員)
  地域ブランド化は順調か。
(富田林商工会)
  今まで、特産品がなかった。行政も力を入れており、富茶粥を開発した。すでに商品化
 していて、どれくらい飲食店で使ってもらえるかという段階だ。河南町にある大阪芸大の
 生徒にPRポスターを作製してもらった。

(評価委員)
  これも共通することだが、代表として藤井寺市商工会に聞く。地域の小規模事業者が抱
 える具体的な問題とは何か。また、経営指導員はどう対応しているのか。
(藤井寺市商工会)
  地域の小規模事業者とは、特に小売業を念頭に置いて書いたもの。藤井寺市は近鉄の球
 場がなくなったことなどで商業が疲弊している。そのため、藤井寺市に働きかけ、以前は
 ハード面でしか補助金を使えなかったものを、ソフト面でも使えるようにした。
  また、相談時の対応として、経営指導員からQを出してAを引き出すような形にしてい
 る。
(事務局)
  相談時におけるアポイントメントの問題については、府の制度設計への提案だと思う。
 相談件数を伸ばすベクトルは、制度上の問題である。巡回相談にも2つあると思っている。
 じっくり相談を聞き、対応するものと、情報提供するもの。

(評価委員)
  羽曳野市商工会では、環境問題に力点を置いており素晴らしいが、相談件数は少ない。
 どのような状況か。
(羽曳野市商工会)
  小規模事業者は売上を伸ばすことが大切。売上アップの一つの手段として、付加価値を
 つけるため、エコ・アクションを使ってもらえればと思っている。信頼にもつながり、そ
 ういうことで取引が始まることもある。
  具体的な取組は、まず説明会を開催。7事業所、10名が参加した。今まで2回研修会を
 開催しているが、7事業所全員が出席している。今後、具体的な成果につなげていきたい。

(評価委員)
  当地域での相談員1人あたりの窓口相談件数ナンバー1は堺市美原商工会。巡回が少な
 いので、そういう狙いがあったのかもしれないが。経営指導員の資源配分の問題。



【第3グループ】泉州地域:堺、高石、和泉、泉大津、忠岡、岸和田、貝塚、泉佐野、阪南、
             岬、泉南、熊取

(評価委員)
  堺商工会議所に聞く。産学連携については、事業所の規模が小さくなればなるほど関心
 が小さくなる傾向にある。会議所としてどのように取り組んでいるのか。
(堺商工会議所)
  産学連携には2つの側面がある。1つは、事業所からの要望に応じてつなぐ。これが基
 本。2つ目は会議所で研究会等を組織化し、その中で要請があればつなぐ。そうすれば堺
 市からも補助金が出る。そういう制度があることを材料にアプローチしている。府立大学
 とは連携しているが、府立大学だけでは対応できない面もあるので、いろんな大学にアプ
 ローチしている。
(評価委員)
  堺商工会議所は経営指導員の人数は多いが、1人当たりの相談件数は少ないのでは。
(堺商工会議所)
  経営指導員は他に比べて多いかもしれないが、市域も広く、小規模事業者も多い。本来
 なら巡回相談の徹底が基本だが、この市域の広さで、この人数では無理である。そこで事
 業に重点を置いて、元気でやる気のある事業所を中心に支援している。そういうところが
 他の事業所の見本となるようやっていきたい。巡回相談に重点を置くのではなく、事業を
 通してやっていきたいと考えている。

(評価委員)
  泉大津商工会議所では得々マップを作っている。11月1日から現在までのアクセス件
 数等の成果を教えて欲しい。
(泉大津商工会議所)
  11月1日に得々マップを立ち上げたところ。アクセス数は約300件。今から広報を
 充実していく。今までの約1ヶ月間はシステム構成等に注力していた。
(評価委員)
  掲載している店舗数は。
(泉大津商工会議所)
  19店舗。今も募集中。クーポンや割引券をつけてくれるところを募集

(評価委員)
  和泉商工会議所に聞く。大型ショッピングセンター問題は共通だと思うが、どんな問題
 があるのか。
(和泉商工会議所)
  トリヴェール和泉には研究開発型企業が進出している。モラージュ和泉ショッピングセ
 ンターには300店舗進出予定であり、共存共栄を目指している。そのため、21年4月
 に協議会を作って、環境・雇用など一緒に考えていく。
(評価委員)
  共存共栄は可能か。
(和泉商工会議所)
  意見交換する中で、お互い何かできると考えている。

(評価委員)
  高石商工会議所では市内版広報を出しているそうだが、どんな形で出しているのか。
(高石商工会議所)
  今までは事業所のみに広報していた。市民版は、会議所がやっている事業を事業所にも
 市民にも理解頂き、我々が前向きに取り組んでいることを理解してもらえるようにするた
 め、新聞の折り込みで配布。12月20日にもセミナーのPRを掲載した広報を配布する。
 市の広報には会議所欄があり、セミナーの案内等を掲載している。

(評価委員)
  泉大津商工会議所は、巡回相談の製造業の割合が小さい。製造業が多いというイメージ
 だが何故か。また、どういう形で製造業を支援しているのか。
(泉大津商工会議所)
  泉大津は毛布やニットなどの製造業が多かったが、ベッドタウン化しており、商業関係
 の個店が増えている。製造業者は古い事業所が多く、ほとんどが会員であるため、日頃か
 ら付き合いがあり、窓口相談が多い。非会員の巡回が大切だと考えている。

(評価委員)
  岸和田商工会議所に聞く。新しく生まれた産業、新製品とは具体的にはどんなものがあ
 るのか。
(岸和田商工会議所)
  木綿物語というプロジェクトを実施している。岸和田は元々岸綿といい、綿の産地であ
 った。これを復活させた。地域の人に綿を育ててもらい、手ぬぐいを作成した。オーガニ
 ックコットンなので、ベビー服等に商品化している。
(評価委員)
  東大阪のロダン21という異業種交流グループがある。異業種交流グループはうまくい
 かないことが多いが、どうか。
(岸和田商工会議所)
  泉南の大手事業所やタオル製造業者なども入ってもらって行っている。物は少しずつで
 きているが、まだ販売して儲かっているところまではいっていない。
(事務局)
  木綿物語は、おおさか地域創造ファンドの支援事業で、会議所が受け皿となる異業種交
 流グループで活動しており、成果も出てきているところ

(評価委員)
  岬町商工会ではコミュニティビジネス支援事業を実施している。岬町におけるコミュニティ
 ビジネスとはどのようなものなのか、また、どのような支援をしようとしているのか。
(岬町商工会)
  コミュニティビジネス支援を始めたきっかけは、コミュニティビジネスの相談に役所に行っ
 てたらい回しにされた人がいたため。大阪市内には相談するところがあるが、町内にはな
 い。住民に理解される商工会を目指してやっている。現在2つのNPO法人を支援している。
 コミュニティビジネスの啓発により、岬町が良くなる、地域が良くなると商売人も良くなる、と
 考えている。

(評価委員)
  泉佐野商工会議所は一人当たりの巡回件数が府域でナンバー1であった。
(泉佐野商工会議所)
  巡回相談には以前から力点を置いている。10月から景気が悪化している。金融関係を
 広くPRする必要があることから、巡回に力をいれて行っている。
(評価委員)
  反応はどうか。
(泉佐野商工会議所)
  会議所の名前は知っているが、何をしているか知らないという人が多い。制度を知らな
 かったから利用できなかったということだけは避けたいと思い、行っている。

(評価委員)
  自ら発表したい、アピールしたい団体はないか。
(忠岡町商工会)
  忠岡町は面積4.03平方キロメートルと、府内で一番小さい。その町の中央に商工会
 がある。どんなところでも10分以内に行ける。今までの待ちの姿勢から、10分ぐらい
 なら事業所に行って相談を、ということにし、実績も上がってきた。



(5)審査

   書類審査及び質疑応答を経て、評価委員から中間評価について以下の意見が出された。
  これを踏まえ、今回の中間評価については、団体毎の評価点はつけないこととし、全体
  の評価概要と各団体へのコメントを、後日評価委員から提出頂き、事務局でとりまとめ
  ることと決定した。



【評価委員からの主な意見】

○ 取組概要への記載は、箇条書きで簡潔にすること
○ 各商工会・商工会議所の取組結果については、具体的に記載すること。府においても、
 その際のメルクマールを作ること
○ 取組に関するノウハウの共有化の仕組みが必要
○ 各商工会・商工会議所の事業について、緊急度、重要度でマッピングすると判りやすい。
 目的とする効果や成果が判りやすい。
○ 評価には、定性と定量の2つがある。両方でするしかないが、どうしても不満は出てく
 る。不満をできるだけ極小化する方法を考えることが必要
○ 仮に評価システムに不備があっても、やらないよりやったほうがいい。
○ 今回は目標値にバイアスがあるので、達成値も評価の参考にならない。
○ 現在は景気が悪いので、予算は維持すべきという議論になりがちだが、評価と予算は別
 のもの。但し、予算を削減するために、評価委員会をやっているのではない。
○ 税務や労務など相談の定番となっているものと、産学連携など地域特有のニーズに応じ
 たものは分けて考えるべき。
○ 何故会員にならないかの分析も大切。アンケートの回答がなかったところのニーズの把
 握も大切。地域活性化事業については、どういう施策を中心にやっていくかというメルク
 マールが重要
○ 活動した結果が何で、その効果はどうなのか。取組の工夫、活動の結果で評価すべき。
○ 現在のように、これだけ経済環境が変わると、事業者のニーズもどんどん変わる。それ
 は経営指導員が一番良く知っている。会議所の中に、『ニーズの把握→対応』のサイクル
 ができていることが大切
○ 豊中商工会議所は、各事業がうまくつながっているという印象を受けた。
○ 5K、つまり、環境、教育、ケア、観光、健康の5つは、輸入も輸出もしにくい産業。
 コミュニティビジネスのように、地域の特性と地域の資源をコーディネートする人が必要
○ 経営指導員が3人のところと100人以上のところでは、単純に比較できない。
○ 各商工会・商工会議所で、自らの取組で一番というものについて、文書で書いてもらい
 たい。例えば、地域活性化はこういうことをやっている、と箇条書きでもいいので書いて
 もらえばよくわかる。また、事例でもいい。


(6)その他
 
   次回の評価委員会は来年3月を予定。平成21年度の事業計画について審査助言して
  頂く。今年度の事業実績に係る評価委員会は来年5月に開催する予定

 
                                                                          (以 上)
        

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商工労働部 中小企業支援室経営支援課 経営支援グループ

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