第2回「私の水辺」大発表会 泉北南河内地域大発表会
(泉北南河内地域・・・発表対象水辺が堺市、和泉市、泉大津市)
地域別発表会は、府内5地域で開催されました。各団体の発表を通じて子どもたちの交流を深めるとともに、地域代表団体を推薦しました。 |
「和泉市立光明台南小学校」、「堺市立浜寺小学校4年(田仲陽子さん)」が地域代表に選出されました。 |
泉北南河内地域 参加団体 |
No.6101 | (発表対象水辺) |
堺市立浜寺小学校 「三光川クリーンまちづくり大賞」受賞 | 三光川(堺市) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
三光川大改造作戦 | |
(アピールポイント) | |
三光川をきれいな川にするために総合的な学習の時間に5年間、取り組んできました。 なかなか過酷な川ですが、少しずつ取り組みの成果もあらわれてきました。 今年度は、4年生はemのバクテリアで浄化するという計画をしています。5年生は、生物調査から川のことを考えています。6年生は、コイの放流など地域に向けて発信するよう努力しています。 | |
コメンテータから一言 みなさんの努力には頭が下がる想いです。きれいな川には人々はゴミを捨てません。 みなさんの努力は、人々に伝わりきれいな三光川になるでしょう。 全学年で役割分担しての取り組みであり、発表の仕方も明るく、工夫されていました。 |
No.6102 | (発表対象水辺) |
和泉市立芦部小学校 「槇尾川ファンクラブ大賞」受賞 | 槇尾川(和泉市) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
槇尾川ファンクラブ | |
(アピールポイント) | |
私たちはゴミそうじ、水質調査や生きもの調べを通して、身近な川、槇尾川を見つめ直しました。 すると、思った以上に川が汚れていることに気づきました。 川の汚れた原因を調べ、毎日の生活を見直し、川をきれいにするために何ができるのかを考えました。 | |
コメンテータから一言 川をきれいにするために、少しの努力で大きな成果を生むことができる取り組みがあることをみなさんから教えられた。 学校で学んだことをいかに自分たちの生活に活かすかという点でわかりやすい発表でした。 |
No.6103 | (発表対象水辺) |
堺市立浜寺小学校4年(田仲陽子) 「石津川鳥と歴史たんけん大賞」受賞 地域代表に選出されました! | 石津川(堺市・下流部) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
石津川たんけん隊 ☆鳥をさぐれ! | |
(アピールポイント) | |
小学2年の頃から石津川の鳥を調べて、これまでに40種類以上の鳥を確認しています。 夏休みの自由研究でまとめていて、同じ川なのに鳥がいるところといないところがあることに疑問を持ちました。 調べていくうちに、川に付けかえられた部分ではほとんど鳥を見ないと言うことに気づきました。 これはどうしてなのでしょうか?水質調査や川の流れなどから、石津川にもっと鳥が来るようにするにはどうしたらいいのかを考えました。 | |
コメンテータから一言 鳥とういう視点から大変よく掘り下げ、調査研究を進められていることに、驚き。 これからも鳥、水質について調査を続けていただき、教えて欲しい。 |
No.6104 | (発表対象水辺) |
堺市立神石小学校 「石津川パピルス・クリーン大賞」受賞 | 石津川・百済川(堺市) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
アドプト・リバー神石 | |
(アピールポイント) | |
石津川と百済川の合流地点から神石橋まで、アドプト・リバーとして登録しています。 石津川のゴミ拾いをしたり、コイを放流したり、パピルスを植えたりしています。古墳時代から石津川と共に生活してきた地域ですから、石津川を大切にしたいと考えています。 | |
コメンテータから一言 パピルスによる河川浄化の取り組みは先進的で大変期待してます。 同じ川で活動するものとして、交流のよい機会となりました。一緒にきれいな川づくりをしていきましょう。 川の活動を通じて地域のお年寄りからも学び、地域の産業や河川改修による地域の方の喜びなどが、よく伝わってきました。 また、動物や人のやさしい気持ちも伝わってきました。ありがとう。 |
No.6105 | (発表対象水辺) |
ガールスカウト大阪府第28団 「父鬼川わくわく生き物観察大賞」受賞 | 父鬼川・槇尾川(和泉市) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
わくわく!父鬼川 からみんなできれいな水をたもとうから | |
(アピールポイント) | |
私たちは、父鬼川での生物観察を通じて、まだまだ水質のきれいな川があることを知った。同時に下流の槇尾川では水が汚れていることも知り、これ以上水を汚さず、また、きれいな水を保つためにはどんなことに気をつければよいのかを話し合いまとめた。 | |
コメンテータから一言 上中下流の生物、流れの変化が良く伝わる発表。 カジカも調べるとおもしろいですよ。 これをきっかけに川をきれいにする取り組みを一緒にやっていきたい。 |
No.6106 | (発表対象水辺) |
和泉市立光明台南小学校4年生 「槇尾川お魚ウォッチング大賞」受賞 地域代表に選出されました! | 槇尾川(和泉市流域全体) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
−槇尾川ウォッチング− | |
(アピールポイント) | |
私たちのくらしに大切な水(上水道・下水道)を学ぶ中に、生活から出るゴミや生活排水などの環境を考えてみようと話し合った。 身近に流れている槇尾川に行って、ゴミや水の流れを調査したり、そこにすむ生き物を観察したことを通して、これからのきれいな川と水を守るための課題を決め、考えながら活動して、自分たちの生活に生かしていく。 | |
コメンテータから一言 上中下流の魚の立場からの視点で、大変工夫された発表。 |
No.6201 | (発表対象水辺) |
泉大津市子ども会指導者協議会 ジュニアリーダーズグループ 「泉大津旧港きららまちづくり大賞」受賞 | きららタウン前海域(旧泉大津港) |
発表の様子 | (キャッチフレーズ) |
港の街・泉大津 から市民の手作りのイベント泉大津サマーフェスタから | |
(アピールポイント) | |
泉大津市子ども会指導者協議会が中心になって、子供のためのお祭りを計画したのが始まりのサマーフェスタ。 私たちジュニアリーダーも子供達に楽しんでもらい、また来たいと思ってもらえるように、模擬店等で工夫を凝らしている。 開催場所は堺泉北港の中心部にある海沿いの新しい街、きららタウン。 ボートレースや模擬店など市民の手作りのお祭りで、古くからの港町泉大津の新しくなった港を市民みんなでアピールする様子を発表したい。 | |
コメンテータから一言 子どもの頃は海水浴によく行った。私たちの山手の子どもと交流会ができるといいと思います。 発表の仕方がユニークだった。今後は海の水質等にも目を向けてもらえるとうれしい。 |
○展示会 小・中学生が、日頃の水辺での取り組みや想いをパネルにまとめ、展示方式でみなさんにアピールします。 | |
日程 | 場所 |
12月1日(月曜日)、2日(火曜日) 9時00分から17時30分 | 泉北府民センター 1階ロビー (堺市鳳東町4丁390-1) |
12月3日(水曜日)から5日(金曜日) 9時00分から17時00分 | 和泉市コミュニティセンター1階 (和泉市府中町2-7-5市役所前) |
12月8日(月曜日)、9日(火曜日) 10時00分から16時00分 | 泉北高速鉄道和泉中央駅コンコース (和泉市いぶき野5丁目) |
12月10日(水曜日)から12日(金曜日) 9時00分から17時00分 | 泉大津市役所 1階ロビー (泉大津市東雲町9−12) |
12月16日(火曜日)から18日(木曜日) 9時00分から17時00分 | 堺市役所高層館 1階ロビー (堺市南瓦町3−1) |
12月23日(火曜日)から27日(土曜日) 10時00分から17時00分 | 大阪府立狭山池博物館 (大阪狭山市池尻中2丁目) |
1月7日(水曜日)から16日(金曜日) 9時00分から17時00分(土日祝は閉館) | 南河内府民センタービル ロビー (富田林市寿町2丁目6番1号) |
府民の皆様方の感想(展示会を見て) 一部抜粋・要約版 ○道徳は、少年期に実際に経験することが大事な事だと思う。 ○参加している子ども達だけでなく、展示会を見た府民への啓発にもなる取り組みである。 ○川を調査(生物、水質、歴史)することは、その川への愛着が生まれるとてもいいことだと思う。 ○川が学習の教材になっている。この企画は良いことだ。 ○水は豊富にあるため、その大切さを忘れがちだが、展示会を見て「水の再認識」ができたと思う。 ○水辺での活動を発表する貴重な機会を与えている。今後もこの企画は続けるべきだ。 ○子ども達に、環境浄化の認識を教えられた。 ○河川清掃を仕事ではなく、遊びとしている気持ちを失って欲しくない。 |
地域大表会 歌や寸劇、映像などをまじえ、水辺での取り組みや想いを大発表!様々な視点からの発表を通じ、 水辺についてみんなで考え、交流を深めるとともに、地域代表団体を選出します | |
日程 | 場所 |
平成16年1月24日(土曜日) 13時00分から16時30分 | 堺市立文化会館 1Fホール (鳳東町6丁600) |
泉北南河内地域大発表会 (ラブ・リバー・テンダー会議) 12時30分 開 場 13時00分 開 会 主催者あいさつ・コーディネーター・コメンテータ紹介 13時10分 (第1部)アドプト・リバー大発表会 から発表10分/1団体、発表毎に意見交換から ・大津川に花と緑の会(大津川) ・南横山校区町会連合会(父鬼川) ・内田町町内会(松尾川) 14時00分 (第2部)「私の水辺」泉北南河内地域大発表会 から発表10分/1団体、発表毎に意見交換から 1) 堺市立浜寺小学校4年(田仲陽子) 2)ガールスカウト大阪府第28団 3)堺市立浜寺小学校 4)泉大津市子ども会指導者協議会ジュニアリーダーズグループ 5)和泉市立芦部小学校 6)和泉市立光明台南小学校4年 7)堺市立神石小学校 15時45分 ゲストによる発表 ・金岡東第五住宅自治会(アドプト・ロード) 16時10分 地域代表団体の推薦及び表彰 16時30分 閉 会 【コーディネーター】 大阪府立大学大学院 農業生命科学研究科 助手 加我宏之さん 【コメンテーター】 参加団体の代表者他 【後援(地域発表会独自)】 堺市、泉大津市、和泉市、高石市、忠岡町 | |
コメンテータ全体講評(要約) 今日は、みなさんに身近な川を知るときの方法をたくさん教えていただいた。 川を知るアプローチとして第一点は、人が見た目だけで判断するのでなく、鳥や、魚、昆虫などさまざまないきものからの視点や、いきものの生活を調べることからわかるという視点があること。 二点目に、現在の人の目ばかりでなく、お年よりなどから話を聞いて、過去の経過を知ることから川の将来像を探るというアプローチ。 さらに、目の前だけでなく、上、中、下流のいきものや物理環境のつながりを知り、そこから「みんなで一緒にやろうや」というメッセージが生まれることの感動も教えられた。 また、身の回りの生活を見直そうという大人への熱いメッセージも伝わってきた。 次に発表会開催自体の成果として、今日の進行を進める中で「一緒にやろうか」というつながり、新たに生まれる「交流」が芽生えた。 これからのみなさんの活動の継続発展を期待します。 |
会場の様子 | |
会場の様子 | (第1部)南横山校区町会連合会の活動報告 |
(第1部)大津川に花と緑の会活動報告 | (第1部)内田町町内会活動報告 |
ゲスト 金岡東第五住宅自治会による合唱「あかんのに」 | 特別賞表彰式 |
ラブ・リバー・テンダー宣言 泉北地域の水辺を愛する私たちは、今日ここに集まり、水辺での取組みを発表し、これからめざすべき水辺のすがたについて「夢」や「希望」を話しあいました。 そして、あらためて鳥や魚、草花といった水辺に生きる動植物だけでなく、水辺が私たち人間の生活に昔から深くかかわってきたことを学ぶことができました。 川や海などの水辺は、私たちすべての生き物の命をはぐくみ、生活を支え、安らぎやうるおいを与えつづけてくれています。 私たちは、未来に生きる私たちの子孫にも、水辺が与えてくれるこれらのめぐみが永遠に続くように、美しい環境を守っていかなければなりません。 しかし、身近な水辺に目を向けると、川や海にゴミを捨てたりするなどの自分勝手な行動により、水辺は汚れ、その環境は決して美しいとはいえない状態です。 そこで、一人でも多くの人が水辺を愛する心を持ち、みんなが一丸となって、美しい水辺を取りもどすための取組みを進める必要があります。 私たちは、今日、この会議で発表した水辺についての「夢」や「希望」を決して忘れることなく、誰もが安心してつどえるようなすばらしい水辺を実現し、そして、その水辺を優しいこころで守りつづけていくことをここに誓います。 |
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このページの作成所属
都市整備部 河川室河川環境課 環境整備グループ
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