2018−2022年熱中症死亡に関する統計

更新日:2023年5月18日

2018年から2022年に大阪府監察医事務所で取り扱った熱中症死亡者数と、2022年の熱中症死亡に関する詳細についてまとめました。

【概要】

・2018年から2022年の夏期(5-9月)の状況

  死亡者数のピークは梅雨明け時期に大きく影響を受ける。

  2022年、死因が熱中症と診断された例は76例であり、監察医事務所で過去最高の死亡者数であった。

・2022年の詳細

  熱中症死亡者は男女とも高齢者の割合が非常に高い。

  居住状況では、独居が7割を占めるが、同居であっても死亡例が多くみられた。

  死亡者のエアコン使用率は、約1割にとどまっていた。

 

【熱中症による死亡を避けるためにお伝えしたいこと】

  •  自宅内でのエアコン適時使用を心掛け、梅雨明け後の急激な気温変化に対する対策を!
  •  独居、同居に関わらず、周囲の高齢者への意識的な見守りを!

 

2018-2022熱中症統計 [PDFファイル/730KB]

このページの作成所属
健康医療部 監察医事務所 (代表)

ここまで本文です。


ホーム > 健康・医療 > 医療機関・医療人材 > 2018−2022年熱中症死亡に関する統計