雨水利用の事例

更新日:2010年3月31日

事例1 緑化と雨水利用の事例

  平成17年度府有施設緑化モデル事業(みどり・都市環境室) 
手押しポンプ付の埋設型の雨水タンク 大阪府庁本館南の駐車場の緑化において、手押しポンプ付の埋設型の雨水タンク(1.5m3)を設置しています。
大阪府環境農林水産総合研究所の壁面緑化大阪府環境農林水産総合研究所での利用例 大阪府環境農林水産総合研究所(大阪市東成区中道)では、屋上に雨水タンク(500L)を設置し、壁面緑化の散水に雨水を使っています。

事例2 大阪府立国際会議場、なみはやドームでの雨水利用の事例

大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪・大阪市北区)なみはやドーム(門真市)
大阪府立国際会議場
(グランキューブ大阪・大阪市北区)
なみはやドーム(門真市)
 国際会議場には、約400m3の雨水タンクが設置されおり、トイレの洗浄水や冷却塔補給水に利用されています。年間の雨水利用量は、約5,700m3にのぼり、これは水道購入量の約12%に相当します。 なみはやドームには、最大で3,400m3の雨水をためることのできる雨水タンクが設置されており、トイレの洗浄水や植物の散水に利用されています。年間の雨水利用量は、約6,000m3にのぼり、なみはやドームで使用される年間雑用水の約35%を雨水で賄っています。

 その他大阪府の施設では、平成19年度に雨水利用先進都市モデル事業(外部サイト)において、河内長野市にある大阪府立花の文化園で雨水利用の取組みを始めました。

事例3 雨水利用先進都市・墨田区の事例

  • 「天水尊」(約200L雨水タンク)「路地尊」(共有の雨水利用施設)
    「天水尊」(約200L雨水タンク)
     墨田区は古くから雨水利用を取り入れた街づくりを進めていて、雨水利用の先進都市と言っても過言ではありません。街には天水尊や路地尊など、雨水タンクが至るところに存在します。墨田区の面積は、13.75km2(大阪府の面積の約140分の1)であり、雨水利用を導入している施設は、合計で141件にのぼり、その貯留槽容量は、12,527m3(平成20年4月1日現在)で、これは25mプール(約275m3)、約45杯分に相当します。

    事例4 手作り雨水タンクの事例

    農業用タンク(120L×2基)の利用例収納ケース(58L)の利用例
     農業用タンク(120L×2基)を利用
    (下島雨水利用の会)
     収納ケース(58L)を利用
    (たかつき環境市民会議)
    ポリバケツ(45L)の利用例廃缶(120L)の利用例
     ポリバケツ(45L)を利用。集水継ぎ手と洗濯機用ホースはホームセンターで購入。 廃缶(120L)を利用。北大阪打ち水大作戦の「ためよーカン」。
     雨水利用は、「小さな技術」、「身の丈の技術」と言われます。やりようによっては、誰でも簡単に手作りでできる技術です。スローライフを楽しみながら、雨水タンクづくりから挑戦するのはいかがでしょうか。

    事例5 浄化槽を転用した雨水タンクの事例

    「浄化槽の転用は一石三鳥、四鳥」 (雨水モニターの事例より)

     岸和田市葛城町環境を守る会では、浄化槽から下水道につなぎかえたときに不用になった浄化槽を雨水タンクに利用しています。ある事例では、タンクの洗浄に1万5千円、ポンプの装置に1万5千円、配管等に5千円の計3万5千円で、比較的安くできたとか。水質保全、廃棄物の有効利用、雨水利用など、まさに一石三鳥以上です。皆さんも、下水道につなぐ際は、浄化槽を雨水タンクとして転用してはいかがでしょうか。
    2立法メートルの浄化槽
     2m3の浄化槽
    トイレ洗浄水の利用例
     トイレ洗浄水に使用

    事例6 雨水利用のアイデア事例

     表題 雨水タンクの水質を良くする工夫の事例
    雨水タンクの水質を良くする工夫の例 ◆ 手作りフィルター (雨水モニターのアイデアより)

     東大阪市のIさんは、雨水利用をはじめたばかりの頃、1ヶ月ほどたって雨水タンクの底に1mm以上も黒ずんだ炭のようなものがたまっているのをみてビックリ。こんなに空気が汚れていたのかと痛感し、その後、雨水のフィルターを開発しようと、古着の長袖を利用してつくってみました。最後にいきついたのは、タオルを3重にぬったもの。見栄えも性能もいいとか。いつも雨が降る前に洗って使い続けているとのこと。
     表題 雨水タンクの水温上昇を予防する工夫の事例
    よしずの日よけの利用例 ◆ よしずの日よけ (雨水モニターのアイデアより)

     夏場の直射日光により水温が上昇します。よしずによる日よけで、上昇を防ぐ事で、打ち水時に効果が出ます。
     (たかつき環境市民会議)
     表題 雨水を運ぶ工夫の事例
    高低差を利用した蛇口の例 ◆ 高低差を利用した蛇口 (雨水モニターのアイデアより)

     グラウンドの水まきや夏場の熱くなった地面を冷やすために雨水を利用しているこの小学校では、タンクの設置場所の立地を活かし、その場所よりも低いところに蛇口をつくりました。その結果、十分ではないですが、ある程度の勢いで水をまける水圧を確保できたとのこと。
     (交野市立妙見坂小学校)
     表題 地下浸透の工夫の事例 (遊び心で)
    地下浸透の工夫の例 ◆ 雨水シャワー (雨水モニターのアイデアより)

     雨水タンクからオーバーフローで流れ出ていく雨水はもったいない!だから、せめて地下浸透をと。雨の日は、この雨水シャワーで楽しみ倍増。
    (高石市コーポFK雨水利用の会)
     表題 降った雨を測る工夫の事例
    簡易雨量計の例 ◆ 簡易雨量計 (雨水モニターのアイデアより)

     雨水の利用できる量は、降雨量、屋根の集水面積、雨水タンクの容量との関係で決まってきます。雨の量との関係をよく知っておくことが大切です。たかつき環境市民会議では、簡易雨量計をつくり活用しています。

    事例7 海外の雨水タンクの事例(紹介)

    スリランカ

    スリランカの雨水タンク
    バングラデシュ

    バングラデシュの雨水タンク
     東京都墨田区にある「すみだ環境ふれあい館」の玄関にこのタンクが展示されています。丸いカボチャ型のコンクリート製のタンクです。タンクの側面には「問題は水、解決は雨水」とシンハラ語で書かれています。

     同じく「すみだ環境ふれあい館」の中庭にある雨水ハウスに設置されているバングラデシュ製のタンク。雨水市民の会(墨田区)の技術支援で、トイレ用のリングタンク(円筒の管)を活用し、開発されたそうです。水問題に悩むバングラデシュでは、大変役立っているそうです。

  • このページの作成所属
    環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境計画グループ

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