学校施設における換気

更新日:2009年8月5日

<自然換気を励行しましょう>

窓の換気 教室内の換気にあたっては、使用中の教室はもちろん、使用していない教室等についても、在校時間帯は、できるかぎり換気を行うように心がけましょう。特に、使用する教室等は使用開始前から換気をしておくことが大切です。
 また、教室の両側の窓や廊下の窓等も開放するなど、よどむことなく良好な空気の流れが生じるよう注意しましょう。
 なお、冬期の暖房使用時の授業中に窓が開けられない場合等は、意識して休み時間に窓を開放するルールを定めるなどして換気に努めることが望まれます。夏休み等長期の休み期間中も可能な範囲で教室等の換気に心がけましょう。

<換気扇を有効に使いましょう>

 換気扇等機械換気設備が設置されている教室等については、できる限り、教室の使用時間中はもちろん在校時間帯は換気設備を運転するようにしましょう。
 また、機械換気設備が有効に機能するよう機械の定期的な清掃等を行ってください。

<空気の流れに配慮した施設に向けて>

空気の流れ 施設の設計にあたっては、施設内の風の流れに配慮し、よどみを作らないように計画することが大切です。
 設計では、頻度の高い風向きを考慮した開口部、教室単位や各階単位での風の流れ等も配慮しましょう。また、温度差による空気流動を促進するため、高窓や小窓・ガラリを設置するなど、授業に支障とならないよう工夫しながら、有効な風の流れを確保しましょう。

<学校用備品としての机、いす、コンピュータ等の購入の留意>

 学校等において、新たに机、いす、コンピュータ等の備品を搬入する際は、構成材料から放散される可能性のある化学物質に関する資料を製造業者等から入手するなどし、化学物質の放散量の少ないものを選定することが大切です。
 なお、机、いす等は、日本工業規格(JIS)及び国等による環境物品等の調達の推進に関する法律(通称「グリーン購入法」)の基本方針の中で、材料の合板や繊維板のホルムアルデヒド放散量について、一定以下の放散量となるよう規定されています。

 環境物品等の調達の推進に関する基本方針
  5 機械類 品目:いす、机、棚、収納用什器、ローパーテーション、掲示板、黒板、ホワイトボード
  判断の基準:材料からのホルムアルデヒド放出量は1.5mg/L以下であること

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室環境衛生課 総務・企画グループ

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