システアミンの生殖発生毒性の危険性について、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会において審議された結果、
日本パーマネントウェーブ液工業組合作成の「洗い流すヘアセット料に関する自主基準」で
定められている濃度(チオグリコール酸換算で7.0%(システアミンとして5.86%))以下であれば、
通常の使用方法において安全性は確保されているとされました。
しかしながら、厚生労働省ではシステアミンを配合したパーマ液の使用にあたり、暴露量をできる限り少なくすることが望ましいことから、
下記の注意事項が追加されましたので、ご注意いただきますようお願いします。
記
○ 顔面、首筋等にパーマ液がつかないよう注意し、タオル、保護クリーム等で保護してください。
なお、パーマ液が皮膚についた場合は、直ちに水又はぬるま湯で洗い落とし、ぬれたタオル等でこすらずに軽くたたくようにふき取ってください。
○ 操作中や操作後には手指の保護のために、パーマ液が手についた場合はよく洗い落としてください。
また、かぶれ、手荒れのある場合は手袋をするなど、パーマ液が直接接触しないようにしてください。
【参考】
平成25年12月18日(健衛発1218第1号)厚生労働省健康局生活衛生課長通知
システアミンを配合した化粧品の使用上の注意等について(厚生労働省健康局生活衛生課長通知) [PDFファイル/16KB]
平成25年12月18日(薬食審査発1218第1号、薬食安発1218第1号)厚生労働省医薬食品局審査管理課長及び安全対策課長通知
システアミンを配合した化粧品の使用上の注意等について(厚生労働省医薬食品局審査管理課長及び安全対策課長通知) [PDFファイル/44KB]
洗い流すヘアセット料に関する自主基準(平成25年12月18日 日本パーマネントウェーブ液工業組合)
このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室環境衛生課 生活衛生グループ
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