府民の声と府の考え方 公表(一覧)


府民の声と府の考え方 公表(詳細)


詳細情報

件名

府の施設における企画の開催について

府民の声

 前略。企画の開催を3週間前に控えた6月下旬に、「センターの管理上支障がある」として利用承認が取り消されたとのことです。当会は以下の理由によりこれに抗議するとともに、取り消し処分の撤回を要求するものです。

1. 使用者には何の瑕疵がないにもかかわらず、このような暴力的な抗議活動が(予想されるとの)理由で実施ができなくなるとすれば、それはまさに憲法21条第1項に規定された表現の自由の侵害そのものです。

2. こうした場合に施設管理者がまずすべきことは、まずその実施が可能なように、大阪府・警察等の公的機関への相談も含めて、どうすれば使用者や参加者の安全が保てられるかを検討し、警備体制の強化等に努めるなどの対応を取ることです。施設管理者、とりわけこの場合は施設所有者が自治体ですからなおさらのこと、表現の自由を守るために最大限の努力をすべきです。(過去の最高裁判決でも「表現の自由の保障を定めた憲法の規定および反対者の行動があるがゆえに施設利用を制限するためには、警察力をもってしても混乱・紛争が防ぎきれないと認められるような明白かつ現在の危険がなければならない」とされています)

3. ところが府は指定管理者の取り消しの事前の相談にこれを妥当とし、知事もこれを支持したうえで、明らかに、企画の内容・評価について言及し、「リスク」(イコール可能性)のみで判断したことを自己暴露しています。これは自治体首長としてあるまじき発言であり、表現の自由を守る努力をしていないばかりか、自ら破壊しようとしていると言うしかありません。

 以上の各理由についての府の見解とともに、使用許可の取り消しの撤回要請についての回答を直ちにされることを要求します。

府の考え方

 お問合せいただきました、「○○」へのエルおおさか使用許可取り消しにつきましては、管理運営主体である指定管理者が大阪府立労働センター条例に基づき判断され、取消したものです。
 内容につきましては、指定管理者までお問合せください。

(2021年07月07日連絡)

所管課

商工労働部 雇用推進室労働環境課

カテゴリー

府政運営・市町村

回答種別

回答したもの

受付日

2021年7月5日

公表日

2021年7月16日


ここまで本文です。