第39回人権啓発詩・読書感想文入選作品 読書感想文の部門【小学校(小学部)高学年の部】 P.58

更新日:令和3年3月25日

『moja』を読んで                                  泉佐野市立日根野小学校 4年 室谷 葵都

 私は『moja』という本を読みました。この本は毛深くて「もじゃ」と言うあだ名を付けられからかわれそれ以降自分の肌をだれにも見せない女の子、理沙が、友達や家族のおかげで自分の体を受け入れて自分の事を好きになっていくお話です。
 私が不思議に思ったことは、どうして毛深いことを家でも必死にかくして、家族にまで見せなかったのかということです。友だちに言うのははずかしくても、家族にならはずかしくないし、お母さんに言った方が毛が生えないようにいろいろ考えてくれてなやみもなくなるかなと思ったからです。
 好きなところは、自分のはだをタイツや長そででかくしていた理沙が、友達もみんな身体のなやみを持っていることを知り、友達にはげまされたりして、自分の意志でタイツを脱いで素足で海に入ったところです。だれかに無理矢理脱がされたのではなく、自分で決めた勇気に感動しました。海に足をつけた理沙はきっと、くもっていた心がスカッと晴れ、初めて友達と一緒に自分の素肌で風を感じることができて、気持ち良かったと思います。
 わたしがこの本を読んでわかった事は、
「人にはそれぞれ個性があって悪い所が一つも無く、何もかもがかんぺきな人などいない」
「一人一人が唯一無二な存在」
という事です。人とちがう事になやみ、人の目を意識しすぎて悪い所と一緒に良い所までなくしてしまう人もいます。私も友達をうらやましく思ったり、自分に自信が持てない時もあるけれど、自分の事に自信を持って自分をいつでも好きでいて、これからも新しい事にどんどんチャレンジしていきたいと思います。 


『moja』
著 吉田 桃子
講談社


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府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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