「コンコンコン」
誰かが私の心のとびらをたたいてる
何重ものかぎをかけて、
自分でも開けられなくなっていたとびら
いつしか、人に避けられていたとびら
外の世界と関わらないためのとびら
「コンコンコン」
誰かが私の心のとびらをたたいてる
私のそんざいを忘れずにいてくれた人がいる
私が苦しんでいることを、
このとびらがあることを、
忘れずにいてくれた人がいる
「コンコンコン」
誰かが私の心のとびらをたたいている
(信じてもいいの?)
その不安と恐怖に答えるように
一筋の光が差しこんだ
あたたかい光が
「ゴンゴンゴン」
みんなが私の心のとびらをたたいている
とびらが開く
みんなが手を差しのべる
その手は私を、
人々を、
希望であふれる世界へと連れて行ってくれる
「コンコンコン」
あの音が聞こえる
とびらをたたいてくれることを
待っている人へ
大丈夫
私達が希望であふれる世界をつくるから
このページの作成所属
府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ
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