人権問題に関する府民意識調査報告書(基本編) 調査結果の概要 5−3−1就職差別に関する現状認識と将来展望

更新日:2023年2月3日

調査結果の概要

第5章 同和問題に関する意識の現状と今後の展望

第5章-3 具体的な事象に関する意識と将来展望

5-3-1 就職差別に関する現状認識と将来展望 印刷用 [PDFファイル/80KB]

問15 現在、同和地区の人たちは、就職するときに不利になることがあると思いますか。(○は1 つ)

表5-11 同和地区の人たちに対する就職差別の現状認識

表5-11

 同和地区の人たちは、就職するときに不利になると思うかについてたずねたところ、「しばしば不利になることがある」と回答した割合が10.6%、「たまに不利になることがある」が22.3%、「しばしばもしくはたまにの区分不明」が7.3%であり、これらの合計の割合は40.3%となっている。一方で、「不利になることはない」は10.3%、「わからない」は33.9%となっている。
 性別でみると、「しばしば不利になることがある」「たまに不利になることがある」「しばしばもしくはたまにの区分不明」の合計の割合は、男性44.3%、女性35.8%となっている。
 年齢別でみると、「しばしば不利になることがある」「たまに不利になることがある」「しばしばもしくはたまにの区分不明」の合計の割合は、40 歳代が45.5%ともっとも高く、次いで50 歳代が41.5%、60歳代が39.6%となっている。

(問15 で「現在、同和地区の人たちは、就職するときに不利になることがある」と答えた人に)
問15−1 それは、近い将来、なくすことができると思いますか。(○は1つ) 

表5-12 就職差別の解決に向けた将来展望

表5-12

 同和地区の人たちに対する就職差別について、近い将来なくすことができるかについてたずねたところ、「かなりなくすことができる」が54.0%、「完全になくせる」と回答した割合が8.8%であり、「なくすのは難しい」と回答した割合は36.6%となっている。
 性別でみると、「完全になくせる」「かなりなくすことができる」と答えた人の合計の割合は、男性65.9%、女性59.4%となっている。
 年齢別でみると、「かなりなくすことができる」「完全になくすことができる」と答えた人の合計の割合は、70 歳以上で73.5%ともっとも高く、次いで50 歳代が63.0%、40 歳代が62.5%となっている。

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府民文化部 人権局人権企画課 教育・啓発グループ

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