教職員分限懲戒部会の開催状況について(令和2年3月19日開催)

更新日:2021年7月5日

教職員分限懲戒部会が令和2年3月19日に開催されましたので、その概要をお知らせします。

 ・以下のとおり懲戒事案の審査を行った。

1 府立高等学校教諭による職務専念義務違反等事案

対象職員

府立高等学校 教諭(64歳)

事案の概要

 当該教諭は、平成25年6月から令和元年8月までの間、勤務時間中に、喫煙をした。
 また、令和元年10月、交通事故により人に傷害を負わせた。

部会の意見

当該教諭 「戒告」が妥当
校長 「厳重注意」が妥当

 

2 府立高等学校教諭による通勤手当の不正受給事案

対象職員

府立高等学校 教諭(64歳)

事案の概要

 当該教諭は、平成31年4月、令和元年10月及び11月、公共交通機関を利用する通勤認定を受け、通勤手当を受給しながら、自家用車での通勤を行い、通勤手当を不正に受給した。

部会の意見

当該教諭 「減給3月」が妥当
校長 「訓告」が妥当

 

3 府立支援学校講師による通勤手当の不正受給等事案

対象職員

府立支援学校 講師(33歳)

事案の概要

 当該講師は、令和元年10月から令和2年2月までの間、公共交通機関を利用する通勤認定を受け、通勤手当を受給しながら、自家用車での通勤を行い、通勤手当を不正に受給した。

部会の意見

当該講師 「減給4月」が妥当

 

4 府立支援学校教諭らによる通勤手当の不正受給事案

対象職員

府立支援学校 教諭A(33歳)
府立支援学校 教諭B(58歳)

事案の概要

 教諭Aは、平成31年2月から令和元年7月までの間、公共共通機関又は自転車を利用する通勤認定を受け、また、教諭Bは、平成29年6月から令和元年6月までの間、自転車を利用する通勤認定を受け、いずれも通勤手当を受給しながら、自動車又は自動二輪での通勤を行い、通勤手当を不正に受給した。

部会の意見

教諭A 「戒告」が妥当
教諭B 「戒告」が妥当
教諭ら3名 「厳重注意」が妥当

 

5 門真市立小学校講師による強制わいせつ行為事案

対象職員

門真市立小学校 講師(26歳)

事案の概要

 当該講師は、令和元年12月、複数の女子児童に対して、わいせつな行為を行った。

部会の意見

当該講師 「免職」が妥当
校長 「訓告」が妥当

 

6 府立高等学校教諭によるつきまとい等事案

対象職員

府立高等学校 教諭(56歳)

事案の概要

 当該教諭は、平成30年1月から平成31年4月にかけて、近隣住人に対し、暴言や差別的発言等を行った。

部会の意見

当該教諭 「減給1月」が妥当
校長 「厳重注意」が妥当

 

7 交野市立小学校主査による横領等事案

対象職員

交野市立小学校 主査(60歳)
交野市立小学校 校長(47歳)

事案の概要

 当該主査は、保護者から徴収した平成30年度(独)日本スポーツ振興センターの災害給付制度共済掛金の保護者負担分215,740円を横領した。
 校長は、通帳の適正な管理を怠り、横領という犯罪行為を招いた。

部会の意見

当該主査 「免職」が妥当
校長 「減給1月」が妥当

 

8 府立支援学校における生徒の安全確保に係る教諭の不適切対応事案

対象職員

府立支援学校 教諭(62歳)

事案の概要

 当該教諭は、令和元年9月、生徒を椅子から歩行器へ移乗させた際、腰ベルトの装着を怠り、生徒から目を離した。その間に、生徒は、歩行器から転落し、眉上部を打撲裂傷する怪我を負った。
 また、転落の状況について管理職に虚偽の報告を行った。

部会の意見

当該教諭 「減給1月」が妥当
校長 「訓戒」が妥当

 

9 府立支援学校長による守秘義務違反等事案

対象職員

府立支援学校 校長(59歳)

事案の概要

 当該校長は、令和元年10月、守秘義務に反し、教員の人事情報を生徒に故意に漏らした。また、その際の会話内容を生徒が録音していることに気づいた他の教員らが、生徒に録音記録を削除するよう強要した際、それを制止しなかった。

部会の意見

当該校長 「減給3月」が妥当

このページの作成所属
総務部 人事課 考査・退職管理グループ

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