職員ロングインタビュー【転職経験者】

更新日:令和3年3月2日

行政

  福祉部 障がい福祉室 自立支援課
  塩田 尚子 Shiota Hisako
  平成24年入庁

行政 塩田 尚子

【配属歴等】

平成18年4月  
平成20年12月
平成24年4月

平成26年4月
平成29年4月
令和02年4月

金融機関 入社
同 退社
大阪府入庁
なにわ北府税事務所 個人事業税課
福祉部 子ども室 子育て支援課
健康医療部 保健医療室 健康づくり課
福祉部 障がい福祉室 自立支援課

入庁前の経歴を教えてください。

大学卒業後は金融機関に就職し、約3年間勤務しました。金融機関では、ジョブローテーションで窓口対応や融資担当、内勤事務などの業務を経験しました。退社後は転居や結婚、出産というライフイベントがあり、育児に専念していました。その一方で、再び働きたいとも考えていました。再就職するとしたら、個人や会社だけの利益を追うのではなく、公益に貢献する仕事に就きたいと考えていたところ、大阪府の職員採用試験を知りました。3年間、仕事から離れていたので、パソコンスキルや対人能力などの仕事のスキル低下や、時事問題への知識不足などの懸念はありましたが、大阪府の試験制度が筆記試験重視から人物重視に変わるということを知り、受験を決意しました。

入庁後に携わった仕事について教えてください。

平成24年に入庁し、なにわ北府税事務所個人事業税課にて、個人事業税の課税に関する業務に携わりました。府民対応には、前職で培った接遇スキルが役に立ちました。

平成26年には、福祉部子ども室子育て支援課に配属され、企業主導型保育推進事業に関する業務等を担当しました。平成29年からは健康医療部保健医療室健康づくり課に異動し、がん検診の精度管理(質を管理し保つこと)と普及啓発に関する業務を行いました。

現在の所属について教えてください。

現在の所属は、福祉部障がい福祉室自立支援課です。障がいのある方が働くための支援に関する業務を担っています。働くためには、まず、自分自身の健康管理が重要です。これを土台として、次に、生活リズムを整えたり感情のコントロールができるようになったりと、きちんと段階を踏んで積み上げる必要があります。これらのプロセスを支援することで、より多くの障がいのある方が、社会で活躍することを目指しています。

現在の仕事内容とやりがいを教えてください。

どうすれば障がいのある方が就労しやすくなるかを考える就労支援施策の企画立案などを行っています。そのためには、国の審議会委員や就労支援施設などの関係機関、現場で支援を行う方など、専門家に相談し、意見を伺う機会も多くあります。また、商工労働部、教育庁、総務部といった他部局と連携しながら、支援者向けスキルアップ研修を行うなど、多様な業務に取り組んでいます。
実際に就労した障がいのある方が自分で稼いだお金で好きなCDを購入されたなどのエピソードを聞くと、「障がいのある方の働く喜びにつながっている」と実感し、大きなやりがいを感じます。

これまでのキャリアの中で、自分なりにチャレンジしたことについて教えてください。

福祉部子ども室子育て支援課で取り組んだ、企業主導型保育推進事業が印象に残っています。当時、政府が一億総活躍社会を掲げる一方で、保育所などに入所できない待機児童が多くいることが社会問題となっていました。そこで、新たな保育の受け皿確保をめざし、府として企業主導型保育を推進する取り組みをスタートすることとなりました。

企業主導型保育とは、企業が従業員や地域の子どもを預かる制度です。保育のプロではない一般企業に、子どもが安全に過ごせて親も安心して子どもを預けられる保育施設を作ってもらうため、相談窓口を開設するとともに、保育人材の確保に取り組みました。また、企業主導型保育を導入するには、ただ保育施設をつくってもらうだけではありません。緊急時の避難経路の確保や、発育や年齢に応じた保育の提供など、保育の質を向上させ、安心して子どもを預けられる保育施設を作ってもらえるよう、相談窓口を運営しました。

初めて行う事業なので、企業、行政ともに手探り状態での仕組みづくりは、生みの苦しみがありました。しかも私自身が、子どもを認可保育園に預けることができず、待機児童問題に直面している状態でもあったため、大変な中ではありましたが、その経験も活かしながら仕事を進めました。上司・同僚にも恵まれ、商工労働部や関係機関の方と協力し、実際に保育施設が作られ、待機児童の解消につながっていると感じたことはとてもうれしく、やりがいを感じました。

大阪府庁に転職を考えている方へメッセージをお願いします。

公務員の業務は、法令に縛られたルーティンワークのイメージがありますが、法令・制度を知ったうえで、社会情勢を見極めて調整していくケースも意外と多くあります。私自身も、企業主導型保育推進事業などに携わるなかで、今ある課題の解決のために大阪府としてできることを、職員自ら考え、実行できることに驚きも多かったです。そのような仕事に携わる機会があることは、転職を考えている方にお伝えしたいです。

現在、大阪府庁には転職経験者も増えていて、私の同期でも転職経験のある人が多数入庁しています。前職での経験があることで、様々な価値観や立場で物事を考えられ、府民のために仕事をするという点で必ず役に立つと思います。

これからどのように働いていきたいと考えていますか?

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、大阪府に求められる施策が何なのかが改めて浮き彫りになりました。現在携わっている就労の分野でいえば、失業率が増加している中で、障がいの有無に関わらず、府民の就労支援に取り組んでいきたいと思います。

大阪府に暮らす人々が、それぞれ活躍出来る場をつくることで、大阪の活力も取り戻していけると信じています。みんなが輝く大阪府を目指して、今後も仕事に取り組んでいきたいです。

行政 塩田 尚子

  【ある1日のながれ】

  9時30分 始業
 10時00分 就労支援部会資料作成
 12時15分 昼休み
 13時00分 庁内関係部局との打合せ
 14時00分 課内報告
 15時00分 補助金決裁文書確認
 16時00分 関係機関との調整
 18時00分 退勤

※掲載されている職員の職務内容、所属及び所属名称は配属当時のものです。

このページの作成所属
人事委員会事務局 人事委員会事務局任用審査課 任用グループ

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