環境農林水産部 北部農と緑の総合事務所 森林課 |
【配属歴】
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近年頻発する山地災害から府民の生命・財産を守るため、私が所属する森林課では、治山ダムの設置や、間伐などの森林保全のための整備を行っています。また、府民の方々に防災意識を高めていただくために、防災教室などを開催しています。私の仕事は地元調整・工事発注・施工管理などがあり、デスクワークもありますが、現場に出ることの方が多いです。
現在の仕事は、事業の調整から工事の発注手続きや施工管理など山林の整備まで幅広く関わることができ、現場を身近に感じられます。また、私の担当する事業は防災事業であり、府民の生命・財産に直結する仕事なので、事業が完成したときの達成感と地元住民の方々から頂く感謝のお言葉に、やりがいを感じます。
入庁前は、公務員と聞くと、デスクワーク中心だと思っていましたが、入庁してみると、現場に出る機会が非常に多く、意外でした。山林の調査や工事の施工管理、地元住民の方々との調整など、現場での仕事は多岐にわたりますが、いずれも府民の生命と財産を守る仕事で、自然を感じながらできる仕事です。
最近は、若手職員の採用に積極的なこともあり、事務所には20代の職員が多く在籍しています。女性職員も多く在籍しており、私の課の半数近くは女性職員が占めています。また、上司や先輩のサポートもあり、困ったことや悩んでいることもすぐに相談できる職場です。特に現場には複数人で行くことも多いので、コミュニケーションも取りやすいです。
年間でスケジュールを組むので、余裕をもって早めに仕事を進めることを心掛けて、プライベートと両立させています。また、休日は映画を見たりジムに通ったりなどして、リフレッシュするようにしています。休暇もあらかじめ調整すれば、ある程度まとまって取得できるので、旅行に出かけたりもしています。
これまでに最も印象に残っている仕事は、採用1年目の治山工事の施工管理です。地域の生活道の近くで工事を行ったため、調整することも多かったのですが、完成すると、その分達成感がありました。地元住民の方々にも感謝の言葉を頂き、自分が携わった事業の必要性を強く感じた瞬間でした。
林学職の仕事は治山事業のほかにも都市緑化、生物多様性の保全など非常に多岐にわたりますが、業務を通じて、自分の専門性が高められます。山や緑が好きな人はぜひ大阪の森林の保全に一緒に取り組んでいただければと思います。
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※掲載されている職員の職務内容、所属及び所属名称は掲載当時のものです。
このページの作成所属
人事委員会事務局 人事委員会事務局任用審査課 任用グループ
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