職員ロングインタビュー【建築】

更新日:令和3年3月5日

建築

住宅まちづくり部 公共建築室 一般建築課
香山 由貴 Kayama Yuki
平成24年入庁

建築  香山 由貴

【配属歴】

平成24年 住宅まちづくり部 居住企画課
平成26年 住宅まちづくり部 建築防災課
平成27年 住宅まちづくり部 建築指導室 審査指導課
平成30年 枚方土木事務所 地域支援・企画課
令和 2年 住宅まちづくり部 公共建築室 一般建築課

ある1日の仕事のながれ

大阪府に入庁した理由を教えてください。

大学では住居系の学科で建築意匠を学んでいました。大学卒業後も建築に携わりたいと考え、メーカーの設計職や施工会社など建築業界を中心とした就職活動に取り組んでいました。そんな中で、建築を専門的に極めていくこと以外に、公務員としての建築職にも着目しました。一つひとつの建築に関わるのはもちろん、大きなまちづくりにも関わることができるのは、行政ならではの魅力だと思いました。

私の出身は大阪府外なのですが、大学時代から住んでいる大阪に愛着がありました。活気のある大阪だからこそ、他の地域とは異なる建築やまちづくりへの関わり方ができるのではと可能性を感じたことが入庁の決め手になりました。

入庁後に携わった仕事について教えてください。

最初の3年間は、住宅まちづくり部居住企画課および建築防災課で、密集市街地整備に関する事業を担当していました。密集市街地の解消に向けた大阪府の計画「大阪府密集市街地整備方針」の策定や、市町村の事業に対する国・府の補助金等の手続き、予算のとりまとめに携わりました。

平成27年からは住宅まちづくり部審査指導課で、建築基準法の審査・検査業務を担当しました。具体的には、建物等を建てる際の計画が、建築基準法に適合しているかを書類審査し、工事中の現場に行って検査する仕事です。設計事務所や施工業者、建築主、各市町村、民間審査機関など、それぞれ立場の異なる方と接する機会が多く、コミュニケーションの重要性を実感しました。

平成30年からは都市整備部の出先機関である枚方土木事務所地域支援・企画課に配属になりました。防災講座、防災ワークショップなどを行い住民の防災意識向上に取り組んだほか、密集地区内の都市計画道路の整備推進に携わりました。

現在の仕事内容とやりがいについて教えてください。

現在所属する住宅まちづくり部公共建築室一般建築課では、大阪府が所有している建物の建替えや改修工事に必要な設計、工事の発注業務を行っています。府立学校や警察署、土木事務所など様々な建物が対象です。現在は、日本万国博覧会記念公園EXPO70パビリオン別館(仮称)新築工事の設計をはじめ、大阪府計量検定所改築工事の設計や大阪府立こんごう福祉センター旧施設の撤去工事などを担当しています。

建物の設計・工事と建築基準法は切っても切れない関係なので、審査指導課での経験が非常に役立っています。また、設計は民間の設計事務所に委託し、建物を管理している部署や色々な関係者、設計事務所と調整しながら進めていきます。設計・工事に関わる業務は初めてなので、知識や技術力を深めていけるよう研鑽の日々です。

工事の際に行う地元の方々や関係者への説明は、事業を円滑に進めていくための大切なミッションです。一人ひとりの立場や思いは違うため、自分のこれまでの考え方に捉われず、相手を尊重し、柔軟に考えて良いことはどんどん取り入れていきたいと考えています。さまざまな人とのコミュニケーションを図る中で、新しい気付きが生まれ、自分自身の成長につながっていると思います。

これまでのキャリアの中で、自分なりにチャレンジしたことについて教えてください。

枚方土木事務所では、現場で業務に携わりました。印象深いのが、寝屋川市や大学と連携して防災ワークショップを行ったことです。地元住民の皆さんと一緒にまちを歩き、危険な場所や災害時の避難ルートなどを話しあって、避難マップを作成する内容でした。地区内の全戸に配布できるよう作成し、自治会にお渡ししたところ、大変喜んでいただけたのが嬉しかったです。

また、まちづくりの観点から道路事業に関わったことも印象深いです。歩道のないバス通りだったので、工事着手までのあいだ、道路予定地の一部を通行できるように整備し、開通することができました。開通してすぐ、地元のみなさんがそこを通るのを見たときは、とても感動しました。道路と建築物は、まちづくりに対してそれぞれ大きな影響力があり、両方の力でより良いまちづくりができると実感しました。

どのような職場環境でしょうか。

建築に関わるさまざまな業務を経験しながら、スキルアップを図れるところが、民間企業との違いだと思います。建築を学んでいる人であれば、建築関係の資格取得をめざしている人も多いと思いますが、私も働きながら試験勉強をして、一級建築士などの資格を取得しました。

また、私が仕事で悩んでいると、先輩や上司が声をかけてくれたり、アドバイスをしてくれたりと、温かい雰囲気の職場なので安心して働くことができます。

これからどのように働いていきたいと考えていますか?

働き方や暮らし方が大きな転換期にあるなかで、大阪・関西万博など、大阪が世界から注目される機会が訪れます。府民の皆さんはもちろん、他府県や国外の人々からも「安心して暮らせる」「おもしろいことをしている」と評価していただけるような魅力的なまちづくりに貢献していきたいです。

技術職として、経験を積みながら専門知識を深め、技術を磨き、成長していくことが大阪のまちづくりに貢献することに繋がると思っています。

  【ある1日の流れ】

   9時00分 発注作業、図面チェック等(デスクワーク)
  11時00分 工事受注者と打合せ       
  12時15分 昼休み
  13時00分 設計事務所と打合せ        
  15時00分 設計の定例会議
  17時00分 書類確認、資料作成等       
  17時30分 退勤

建築  香山 由貴

※掲載されている職員の職務内容、所属及び所属名称は配属当時のものです。

このページの作成所属
人事委員会事務局 人事委員会事務局任用審査課 任用グループ

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