「みんなで防止!!石綿飛散 キックオフ会議」において、「建築物解体時の石綿飛散防止のための行動宣言(STOPアスベスト キックオフ宣言)」を採択しました。
石綿(アスベスト)を含む建築材料を使用した建築物等の解体等作業にあたっては、事前の届出や石綿の飛散防止措置が必要ですが、事前調査の未実施や無届で解体工事を行うなどの悪質な事案が跡をたちません。このため、大気汚染防止法および大阪府生活環境の保全等に関する条例の改正により、届出義務を発注者に課すなど、発注者が一定の責任を負うこととなりました。
このようなことから、将来、解体工事の発注者になる様々な関係者の皆さまに、石綿飛散防止に向けた取組みについて考えていただくため、キックオフ会議を開催しました。なお、当日は210名のご参加をいただきました。ありがとうございました。
平成26年6月17日(火曜日)
午後2時から午後4時30分まで
大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター) 7階ホール
大阪市中央区大手前1丁目3番49号
配布資料:プログラム([PDFファイル/338KB]/[Wordファイル/50KB])
基調講演(内山名誉教授) 環境省講演 大阪府講演 パネルディスカッション
「石綿問題の現状や環境審議会における議論について」 講師 内山巌雄 (京都大学名誉教授)
石綿の使用に係るこれまでの流れ、石綿の曝露量と発がんリスクとの関係、敷地境界基準の考え方等の視点から、今般の大気汚染防止法が改正に至った理由について、説明をいただきました。
略歴 | |
昭和50年 東京大学医学部医学科卒業 |
今般の大気汚染防止法の主な改正内容(届出義務者の変更、事前調査の結果等の説明等、報告及び検査の対象拡大)について、説明をいただきました。
配布資料:[PDFファイル/4.65MB]/[PowerPointファイル/1.14MB]
今般の大阪府生活環境の保全等に関する条例の主な改正内容(届出義務者の変更、事前調査の結果を説明、事前調査結果の書面の保存等)について、説明を行いました。
配布資料:[PDFファイル/380KB]/[PowerPointファイル/525KB]
石綿飛散防止への関わり・取り組みについて、出席団体5団体、環境省、大阪府によるパネルディスカッションを行いました。
(主な発言)
本会議の締めくくりとして、大阪府より下記の宣言の提案をし、会場の皆様から承認をいただきました。
(宣言の概要)
石綿による健康被害が再び生じることが決して無いよう、関係業界団体、行政等が連携し、石綿飛散防止対策について、自ら不断の取り組みを行うことを宣言する。
具体的には次に掲げる事項に努める。
1.各団体の構成員に対し、解体工事時の事前届出と石綿飛散防止対策の実施を行う旨を周知
2.年度毎に1の周知活動の状況を取りまとめ
3.年度毎に2の取りまとめた結果を公表
配布資料:[PDFファイル/178KB]/[Wordファイル/21KB]
宣言の提案 宣言の採択
次の内容についてのパネル展示を行いました。
このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室事業所指導課 大気指導グループ
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