

大阪府安全なまちづくり大使の西川きよしさん
みなさん、電話やメールなどで、お金の話が出たら、一人で判断せず、身近な人に相談してください。
私が出演する条例改正動画はこちら▶

大阪府の令和6年の特殊詐欺被害は確定値で2,644件、
被害額は過去最多の約61億円(1日約1,700万円の被害)
被害防止の対策強化として、「大阪府安全なまちづくり条例」が以下のとおり一部改正されました(公布日:令和7年3月27日)。
対策1
令和7年8月1日施行
高齢者の通話しながらのATM操作を禁止
事業者
禁止のための措置を講じる義務があります。
高齢者(65歳以上)
携帯電話で通話しながらATMを操作してはいけません。

対策2
令和7年8月1日施行
金融機関による通報などの義務
金融機関
特殊詐欺などの被害のおそれを認めた場合、警察への通報などの義務があります。

対策3
令和7年10月1日施行
(半年間の経過措置あり)
ATMの振込上限額の設定
(一部例外あり)
対象口座
ATMでのキャッシュカードによる振り込みが1日あたり10万円以下に制限されます。

対象口座(以下のいずれにも該当)
- 70歳以上
- 3年間ATM振り込みなし
- 大阪府内に居住
対策4
令和7年8月1日施行
プリペイド型電子マネー販売時に確認の義務
事業者
5万円以上の電子マネー販売時には、特殊詐欺などの被害のおそれがないか確認を行う義務があります。
購入者
確認に応じる義務があります。

特殊詐欺で多い手口に
ご注意ください!

1.還付金詐欺
携帯電話で指示し、ATMを操作させて金銭を振り込ませる手口が多発しています。

2.架空料金請求詐欺
コンビニなどでプリペイド型電子マネーを購入させ、カード番号を聞き出して額面金額をだまし取る手口があります。

3.オレオレ詐欺
警察官をかたり、捜査の名目で犯人が指定する方法で送金をさせ、金銭をだまし取る手口が急増しています。