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知事就任後初めてとなる当初予算を編成しました。令和2年度の取り組みとして、まずは新型コロナウイルス感染症について、医療提供体制等の整備や経営に影響を受けている中小企業向けの融資など、必要な対策を講じ、府民の命と生活を全力で守ります。また自然災害にも万全を期し、成長の土台となる安全・安心を確保します。
併せて2025年大阪・関西万博をはじめ、SDGs先進都市をめざす取り組み、府域全体のスマートシティ化、IR誘致などを通じ、大阪全体の成長をけん引していきます。
大阪が元気であり続けるには、「人」の力が不可欠です。児童虐待への対応やいじめ対策の強化、大阪府立大学・市立大学の授業料等の無償化など次代の大阪を担う子どもたちへの投資に一層力を入れます。その上で、持続可能な成長・発展の基盤となる大阪都構想の実現をめざします。
大阪府知事 吉村 洋文
一般会計
2兆6,367億6,581万9千円
特別会計
3兆93億5,556万7千円
参考令和元年度 当初予算
▶一般会計 2兆5,983億4,894万円
▶特別会計 2兆8,482億9,297万9千円
一般会計
歳入と歳出の内訳
単位＝百万円、（ ）内は構成比
・端数処理の関係上、各項目の合計額が合わないことがあります。
主な事業
いのちを守り、成長を支える危機対応力の強化
・健康危機事象への対応力強化（感染症対策等）・・・1億617万円
・森林環境税を活用した森林防災・減災対策・・・2億8,718万円
・広域緊急交通路の沿道ブロック塀等の耐震化促進・・・1億1,517万円
・先端技術（AI等）を活用した災害対応力強化・・・772万円
万博を契機とした成長・内外の課題解決をめざす取り組みの推進
・万博成功に向けた会場建設費補助、機運醸成・・・3億887万円
・SDGs先進都市をめざす取り組み
受動喫煙防止対策・・・2億8,811万円
プラスチック対策・・・3,091万円
・スマートシティ化に向けた
本庁手数料納付窓口でのキャッシュレス化・・・1,596万円
・中之島における再生医療産業化の推進・・・733万円
国内外の人々を引きつける都市魅力の向上
・IR実現に向けた取り組み・・・2億809万円
・万博記念公園駅前周辺でのアリーナ等の整備・・・8,058万円
・大阪モノレールの延伸・・・27億1,600万円
未来を担う子どもたちが輝ける環境の充実
・SNSを活用した児童虐待・いじめ等相談・・・6,831万円
・医療的ケアが必要な児童生徒の通学支援・・・5億6,737万円
・府立学校でのICTを活用した教育や
小学生新学力テスト実施に向けた準備・・・1億6,426万円
・大阪府立大学・市立大学等の授業料等の無償化・・・11億6,799万円
・新大学のキャンパス整備・・・5億1,308万円
誰もが安心して暮らし、活躍できる環境の充実
・SNSを活用した若年者層向けの自殺相談・・・2,715万円
・重度障がい者の就業支援・・・5,729万円
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