風倒木被害跡森林で地元小学校が森林学習をしました!

更新日:2023年3月15日

風倒木被害跡森林で森林学習ー高槻市立樫田小学校

 平成30年9月の台風により壊滅的な風倒木被害を受けた高槻市樫田地区の森林。
 
令和4年3月には、地元高槻市立樫田小学校の児童や教職員らによる植樹活動が行われました。
 それからおよそ1年後の
令和5年2月28日に、同校の5年生児童と教諭らが、その現地で森林学習会を行いました。
 参加した児童らは、自然環境の中でたくましく育つ苗木を見つけ、また、ドローンを使った最新の森林調査技術を
 目にし、地域のみどり豊かな森林再生への思いを新たにしました。



森林組合による地域の森の現状説明

広大な風倒木災害の復旧現場の最前線で活躍され
た大阪府森林組合の職員から山の現状についての
説明を聞きました。


大阪府職員から自然の仕組みについて学習

大阪府北部農と緑の総合事務所職員から地域の森林再生
に必要な身近な自然の仕組みの話などを学びました。

ドングリポット植付後の様子を観察

去年、ドングリポットを植え付けた風倒木災害跡地
を見学。シカや様々な生きものの食害などでなかな
か育たない自然界の厳しさを学びました。

 

去年植えた苗木を観察

去年植樹したサクラやモミジの苗木を観察。
ここでも大なり小なりシカの食害を受けていました。
シカも自然界の構成員。そんな中でも再生しつつ、
大きな樹に育ってくれることを願って。


ドローンの実演

発芽して生長を続けるドングリ

そんな厳しい自然界で、たくましく育とうと
するドングリのポットを見つけて感動!

 

治山ダムを見学


大阪府森林環境税を活用して今年度完成した治山ダム
も見学。森林と一体的に下流の集落を守る取組みを学び
ました。 
 
 
 
  
上空のドローンから記念撮影

風倒木災害の復旧のための調査で大活躍したドローン
を森林組合の職員がデモ飛行。最新技術の映像に児童
らは興味深々。
上空のドローンからみんなで記念撮影。普段と違ったアングル
からの写真は森林学習の思い出に。

このページの作成所属
環境農林水産部 北部農と緑の総合事務所 森林課

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