大阪のてっぺんで始まるスマート農業(2年目) その3
天王地区は、農家の高齢化や担い手の減少が進んでおり、若い世代が”面白い農業”が行われていることを知らせ、農業に関心を持ってもらうことを目的に、地元有志の集まり「天王ナチュラルファーム」が中心となってスマート農業の導入をすすめています。
【令和3年10月2日 稲刈りとラジコン草刈り機の操作体験実習が行われました。 】
今年は例年より夏季の雨が多く、日照不足による生育への影響やほ場のぬかるみが懸念されましたが、見事な秋晴れのもと、稲刈りが行われました。
この取組みは地区の農業の活性化というねらいもあり、地元の子供たちのほか、大学生等の参加も得て開催されました。参加者にはドローンで直播したお米でも機械できれいに刈り取れることを体験してもらい、田植えをしなくても省力的にお米が作れることを知ってもらいました。
また、地元の子供達にはラジコン草刈り機の操作体験をしてもらい、今まで大変だった草刈りが、簡単にできることも知ってもらい、新しい農業が天王で始まっていることを伝えることができました。
まずは、天王自治会館で集合して概要説明を聞きます。 | |
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安全に配慮してヘルメットも装着し、プロ(JA農機担当)が横に同乗しましたので、初心者でも楽に真っ直ぐ刈り取れました。 | |
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コンバインから収穫した籾をトラックに移し替えます。 | |
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刈り取った後の直播ほ場です。 | |
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参加した大学生達と一緒に記念撮影。 | |
刈り取ったほ場を使って、天王ナチュラルファームが地元の若い人に、ラジコン草刈り機の操作体験実習が行われました。 | |
〇 2年目 その1 農業用ドローンによる水稲直播が行われました はこちら ○ 2年目 その2 農業用ドローンによる農薬散布が行われました はこちら | |
本実証課題は、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:水2F07、課題名:スマート農業による中山間地農業振興と関係人口・交流人口の増加)」.(事業主体:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施されました。
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このページの作成所属
環境農林水産部 北部農と緑の総合事務所 農の普及課
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