北部農と緑の総合事務所/オオサンショウウオ保護活動の紹介

更新日:平成25年7月10日
 能勢町天王地区で実施した中山間地域総合整備事業「天王地区」(平成12年度から平成18年度)を事業着手する前に地区内の生態系調査を実施したところ、ほ場整備に併せて改修する計画の天王川・細谷川・奥野々川でオオサンショウウオ、ナガレホトケドジョウなど希少種の生息が確認されました。
 このため、こうした希少種の生息環境を極力保全するために、専門家の意見を基に河川改修計画の再検討を行い、改変がやむをえない区間では、自然石を護岸材料に用い、護岸の陸地側にこれらの生物の棲家となる巣穴を設け、また河床の段差解消をするなど、環境に配慮した工法を採用しました。
 特に特別天然記念物のオオサンショウウオについては、工事期間中、工事の着手時に発見されたオオサンショウウオを工事完了まで他所に避難させて飼育管理し、工事終了後に放流するなどの配慮を行いました。
 また、大阪府職員が講師となって『農空間なっとく出張教室』を開催し、地域の小学生のみならず、農家や住民の方々などに参加して頂き、オオサンショウウオ保護が地域一体の取り組みとなるよう進めてきました。
オオサンショウウオ写真


◇農空間なっとく出張教室での取り組み
  
  平成19年度の取り組み

  平成16から17年度の取り組み

◇オオサンショウウオについて
 Q1 オオサンショウウオってどんな生き物?
 A1 世界最大の両生類で、世界中でも日本を含め、アメリカ、中国の3種しかいないそうです。大きいものでは1mを超えるものもいます。貴重な生き物として、国の特別天然記念物に指定されています。

  Q2 どこに棲んでいるの?
  A2 主に山間部を流れる清流に棲んでいます。川岸にできた横穴や大きな岩のすき間などに潜んでいます。 (日本では岐阜県以西の本州と四国、九州の一部に生息が確認されています。)

  Q3 エサは何を食べているの?
  A3 小魚や沢ガニ、カエル、水生昆虫など何でも食べるそうです。夜行性ですので、夜になるとエサを求め、巣穴から出てきて、目の前に来るのを待ち伏せて食べます。オオサンショウウオは大きくなると、川の生態系の中では、一番強い生き物だそうです。

  Q4 いつごろ、どこで生まれるの?
  A4 8月終わりから9月いっぱいにかけて、産卵するそうです。産卵の場所は、ふつう、住みかより上流の岸辺の深 い横穴などです。卵は、1匹で300から700個ほど産むそうです。卵の直径は5から8mmですが、水を含むと20から25mmになります。外側のゼラチン質の保護膜で守られた卵は、数珠のようにつながっています。


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環境農林水産部 北部農と緑の総合事務所 耕地課

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