報道発表資料

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内容

　令和６年２月２日にお知らせしました岬町多奈川谷川地区の事業場敷地における砒素（ひそ）による地下水汚染について、大阪府は次のとおり対応しましたので、お知らせします。

１．周辺地域における地下水の水質調査

　既報の井戸（以下「発端井戸」といいます。）を中心とする概ね半径500mの範囲内及びその周辺（以下「周辺地域」といいます。）において、井戸の所在を確認したところ、発端井戸を除く12件の井戸があり、いずれも飲用には供されていませんでした。汚染の広がりを把握するため、発端井戸を中心とした半径500mの範囲内に存在する採水可能な４件の井戸から１件を抽出し、大阪府が砒素について地下水の水質調査を実施したところ、環境基準値以下であることを確認しました（添付資料「調査井戸の位置図」参照）。

２．汚染原因の調査

　周辺地域における汚染原因について調査したところ、水質汚濁防止法等に基づく特定施設等で砒素を使用する事業場は確認されませんでした。
　なお、事業場敷地内には、発端井戸の上流側に砒素について土壌汚染対策法の区域指定を受けた土地が存在することを確認しています。

３．今後の対応

　大阪府は、当該事業場に対して法に基づく汚染土壌の管理を徹底するよう指導するとともに、周辺地域における地下水質の状況について、引き続き監視していきます。

　
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【地下水の水質調査及び対策の指導に関すること】
　大阪府環境農林水産部環境管理室事業所指導課　06-6210-9579（直通）
【井戸水の飲用に関すること】
　大阪府健康医療部生活衛生室環境衛生課　06-6944-9181（直通）
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添付資料

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