大阪府景気観測調査結果(2023年7月から9月期)

景気は、やや一服感がみられるものの、持ち直している

代表連絡先 商工労働部  商工労働総務課  経済リサーチグループ
ダイヤルイン番号:06-6210-9937
メールアドレス:shorosomu-g06@mbox.pref.osaka.lg.jp

提供日

2023年10月19日

提供時間

14時0分

内容

 大阪府(大阪産業経済リサーチセンター)では、大阪市と協力して四半期毎に、府内企業を対象にした景気観測調査を実施しています。

 このたび、2023年7月から9月期の調査結果をとりまとめましたので、お知らせします。

 なお、大阪市景気観測調査結果については、関連ホームページ「大阪市経済戦略局(大阪市景気観測調査)」のウェブサイトをご覧ください。


[概要]
「景気は、やや一服感がみられるものの、持ち直している」

   今期の業況判断DIは、中国経済の減速や消費者物価上昇による内需の減退などにより、全産業では−15.6と4四半期ぶりに悪化した。出荷・売上高DIが4四半期ぶりに悪化、営業利益水準DIが6四半期ぶりに悪化したが、設備投資DIが3四半期ぶりに上昇するなど、景気はやや一服感がみられるものの、持ち直している。


 来期は、4四半期ぶりに業況が改善する見通しであるが、ウクライナ情勢、物価高、中国などの海外経済や金融の動向などについて、引き続き注視する必要がある。


[調査結果の要点(2023年7月から9月期)]

≪業況判断DIの推移≫

≪業況判断DIの推移≫

 

 
一覧表


[特設項目]
賃上げは3年連続で復調傾向が続いている

  2023年の「賃上げ実施企業」の割合は、製造業、非製造業ともに前年よりもさらに増加し、3年連続で復調傾向が続いている。一方、夏季賞与の実績を「増額」「横ばい」「減額」を合わせた「支給あり」の割合でみると、2023年は情報通信業や小売業などの好転もあり、2年連続の増加となった。また、2023年の冬季賞与における「支給あり」は、情報通信業、小売業、飲食店・宿泊業などで前年よりも増加し、回復傾向が続いている。

関連ホームページ

大阪産業経済リサーチセンター

 

大阪市経済戦略局(大阪市景気観測調査)

添付資料

大阪府景気観測調査結果(2023年7月から9月期) (Pdfファイル、1823KB)

資料提供ID

49183

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