報道発表資料

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内容

　府立阿武野高等学校において、２年生６クラス240名分の「遅刻者記録表※」（以下「記録表」という。）を紛失するという事案が発生しました。
　このような事態を招いたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。

　　※「遅刻者記録表」とは、遅刻した生徒の登校時間を記録するもので、当該校では8時30分以降を遅刻としている。

１．紛失した記録表に記載されている個人情報
・2年生240名の学年、組、出席番号、氏名、性別及び令和5年1月23日（月曜日）から2月21日（火曜日）の期間に8時30分以降の遅刻をした生徒の登校時間

2．事案の経過
令和5年2月21日（火曜日）
・教員Aが記録表を使用し、職員室のカウンターに戻した。

令和５年２月22日（水曜日）
・教員B及び教員Cが記録表を使用するため職員室のカウンターを確認したところ、記録表がないことに気付いた。当該学年の担任や教科担当教員が職員室、準備室等を捜索したが、記録表を発見できなかったため、教頭に報告した。
・教頭が校長に記録表がないことを報告し、校長は当該学年の担任、教科担当教員及び職員室のカウンター周辺に座っている教員に職員室、準備室等を捜索するよう指示した。

令和５年２月24日（金曜日）から3月2日（木曜日）
・職員会議で本事案を全教職員に周知し、再度校内を捜索したが、記録表を発見できなかった。

令和５年３月２日（木曜日）から3月8日（水曜日）
・校長が本事案を教育庁に報告した。
・校長が全教職員に改めて捜索を指示したが、記録表を発見できなかった。

令和５年３月22日（水曜日）
・当該学年の全生徒に、担任から経緯説明と謝罪を行い、保護者あての謝罪文を配付した。

３．紛失の原因
・記録表の保管場所を文書で定めていなかった。

４．再発防止策
・記録表の保管場所を文書で定め、使用後に保管場所へ戻すことを徹底する。また、最終退出者が退勤時に指定の保管場所に記録表が揃っていることを確認し、職員室を施錠する。
・当該校において本事案を共有するとともに、個人情報の取扱いについて、教職員研修を行う。
・教育庁において、全府立学校に本件を周知し、個人情報の適切な取扱い等について改めて注意喚起を行う。

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