内容 |
高等学校課において、教育センターで実施する校長研修(※1)と教頭研修(※2)の受講者に配付するために取りまとめた電子資料について、受講者が府立学校教職員等の個人情報を閲覧できる状態になっていたという事案が発生いたしました。 このような事態を招きましたことをお詫びいたしますとともに、今後、再発防止に取り組んでまいります。
※1 府立学校校長・准校長及び参加申込を行った堺市、東大阪市、岸和田市の市立高校校長が受講した研修 ※2 府立学校教頭及び参加申込を行った堺市、東大阪市、岸和田市の市立高校・私立高校教頭が受講した研修
1 資料に含まれている個人情報(計1,323名分) ・令和4年度府立学校校長・准校長(222名)の生年月日、住所、最寄り駅 ・令和4年度度府立学校教頭(271名)の生年月日、住所、最寄り駅 ・令和4年度大阪府立学校首席及び指導教諭(519名)の生年月日、住所、最寄り駅 ・令和4年度教育庁職員(311名)の生年月日、最終学歴、校長名簿・教頭名簿登載の有無
2 事案の経緯 4月21日(木曜日) ・教職員人事課職員が、研修資料の一部として、府立学校に勤務する管理職の年齢構成を表すグラフを作成した。 ・当該職員が、作成したグラフ等を研修資料の取りまとめを担当する高等学校課に送付した。
5月11日(水曜日) ・高等学校課において、当該グラフを含む研修資料を取りまとめ、研修の運営を担当する教育センター(以下「センター」という。)に送付した。
5月20日(金曜日) ・センターがウェブサイトに校長研修の受講者のみが閲覧できる状態で研修資料を掲載した。
5月27日(金曜日) ・センターがウェブサイトに教頭研修の受講者のみが閲覧できる状態で研修資料を掲載した。
7月22日(金曜日) ・研修受講者からセンターに、研修資料の一部で、個人情報を含んだデータを見ることができると連絡があった。 ・センターの職員が研修資料を確認すると、個人情報を閲覧できる状態にあることが判明した。 ・センターは資料をウェブページから削除するとともに、研修受講者あてに研修資料の削除・差替えをメールで依頼した。
7月28日(木曜日) ・府立学校校長・准校長に対し、センターからメールで経緯説明と謝罪を行った。
7月29日(金曜日) ・府立学校のすべての校長・准校長が出席する校長会において、関係課から対面で経緯説明と謝罪を行った。
8月5日(金曜日) ・個人情報が閲覧できる状態であった府立学校の校長等に対し、関係課から経緯説明及び謝罪についての文書を送付した。
8月10日(水曜日) ・個人情報が閲覧できる状態であった教育庁職員に対し、関係課から経緯説明及び謝罪についての文書を送付した。
3 流出の主な原因 ・グラフを作成する際に、グラフに必要のない個人情報を含むファイルを使って作業を行った。また、複数名による研修資料の確認を怠った。
4 再発防止策 ・研修資料を作成する際には、不要なデータが含まれていないかを複数名で確認することを徹底する。 ・教育庁において、職員研修により本事案を共有し、個人情報の取扱いについて、改めて注意喚起を行う。 |