大阪湾におけるマイクロプラスチック実態把握調査及び海岸漂着ごみモニタリング調査の結果について

代表連絡先 環境農林水産部  環境管理室環境保全課  環境計画グループ
ダイヤルイン番号:06-6210-9577
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提供日

2021年1月29日

提供時間

14時0分

内容

 大阪府では、海洋ごみによる汚染の防止に向けた取組みを行っています。
 このたび、大阪湾における海水中のマイクロプラスチック(※)の実態把握調査と、海岸における漂着ごみのモニタリング調査を実施し、その結果をとりまとめましたので、お知らせします。

  これらの調査結果を踏まえ、今後さらに漂流ごみや陸域におけるごみの散乱状況の調査を進めて、海洋ごみが発生するプロセスを把握し、効果的な発生抑制対策を推進していきます。

(※)マイクロプラスチックとは、5ミリメートル以下の微細なプラスチックごみのこと


1.マイクロプラスチック実態把握調査

(1)調査日
  令和2年11月24日(火曜日)

(2)調査場所
  大阪湾(大阪府側)の南北2か所(調査場所の詳細は別添資料のとおり)

(3)調査方法
  ・船で、0.35ミリメートルメッシュの網を2から3ノットの速度で20分間曳き、試料(海水中の浮遊物)を採取
  ・採取した試料に含まれるマイクロプラスチックを顕微鏡等により計測し、濾水量1立方メートルあたりの個数を算出
  ・採取されたマイクロプラスチックについて、フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)による材質判定を実施

 
(4)調査結果

 ア 個数密度

  大阪湾北部 1立方メートルあたり0.06個 (25メートルプール1杯当たり21.6個(*))

  大阪湾南部 1立方メートルあたり0.03個 (25メートルプール1杯当たり10.8個(*))

  (*)標準的な小学校用の25mプール(幅12メートル×長さ25メートル×深さ1.2メートル)で計算

 なお、昨年度の調査結果と比較すると、晴天時に実施した12月の調査結果と同程度の値でした。また、過年度に環境省が実施した調査結果と比較すると少ない値でした。

   

             表-1 マイクロプラスチック実態把握調査結果(1立方メートルあたりの個数)    

  令和元年9月5日

(前日夕刻に降雨あり)

 令和元年12月6日

 (晴天時)

 令和2年11月24日

 (晴天時)

    大阪湾北部       4.1       0.18      0.06
    大阪湾南部      0.05       0.03      0.03
      

         表-2 環境省によるマイクロプラスチック個数調査結果(1立方メートルあたりの個数)

   大阪湾5地点平均   

    (平成27年度)

   大阪湾5地点平均

    (平成30年度)

  瀬戸内海6地点平均

    (平成27年度)

太平洋沖合(高知県から鹿児島県3地点平均)(平成26年度)

       0.75      0.098       0.35      15.75

 

イ 材質判定

 ・2地点で回収した計35個のマイクロプラスチックの材質を判定したところ、ポリプロピレンが最も多く(17個、全体の49%)、次いでポリエチレン(10個、同29%)、ポリエチレンテレフタラート(5個、同14%)が多いという結果でした。
 ・これらの材質は、食品容器や包装材、ペットボトル等、日常生活で用いられている様々な製品に使用されており、日常生活で発生したごみがマイクロプラスチック化しているものと推定されます。


2.海岸漂着ごみモニタリング調査

(1)調査日
  令和2年12月23日(水曜日)

(2)調査場所
  泉南郡岬町淡輪付近の海岸 1箇所(調査場所の詳細は別添資料のとおり)

(3)調査方法
  ・汀線(海水面と海浜との境界線)方向の幅50m、海岸汀線から堤防までの間を調査範囲とし、長さ2.5センチメートル以上のごみを調査対象として回収
  ・回収したごみを分類表に基づいて分類し、個数、重量、容積を調査
 
(4)調査結果
  ・人工物のごみが321個確認され、「プラスチック・発泡スチロール」が重量別で62%、容量別で83%個数別で93%を占めていました。
  ・「プラスチック・発泡スチロール」の製品別の個数で見ると、食品容器や包装材、カトラリー等、陸域での日常生活で発生するものが多く見られました。

   

 国連では、2030年までの国際目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」が2015年9月に策定されました。本取組みは、SDGsに掲げる17のゴールのうち以下のゴールの達成に寄与するものです。
Sdgs12つくる責任つかう責任Sdgsゴール14海の豊かさを守ろうSdgsロゴ
 大阪府はSDGsの推進を図り、SDGs先進都市をめざします。

関連ホームページ

おおさかプラスチックごみゼロ宣言

 

大阪府海ごみ対策

 

環境省海ごみ調査報告書・パンフレット・マニュアル・ガイドライン

添付資料

マイクロプラスチック調査結果について (Wordファイル、845KB)

 

マイクロプラスチック調査結果について (Pdfファイル、284KB)

 

海岸漂着ごみモニタリング調査結果について (Wordファイル、1088KB)

 

海岸漂着ごみモニタリング調査結果について (Pdfファイル、454KB)

資料提供ID

40368

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