大阪府域地方税徴収機構における令和４年度の実績について

大阪府域地方税徴収機構（以下「機構」という。）は、個人住民税（府民税・市町村民税）をはじめとする地方税の滞納整理を推進するとともに参加市町の税務職員の徴収技術の向上を目的に、平成27年4月に大阪府と府内27市町で設立しました。令和5年4月現在、大阪府内の36市町村が参加しています。
　令和4年度の機構の事業実績等は、以下のとおりですのでお知らせいたします。

 
1.令和4年度の徴収実績

機構では、令和4年度に府内32市町から、3,658件、20億8,600万円の滞納事案を引き受けました。滞納整理の結果、全税目の直接徴収額は10億9,100万円となりました。うち個人の府民税及び市町民税(以下「個人住民税」という。)は、6億1,100万円（個人府民税2億3,500万円）となっています。機構への引継予告による収入等（間接効果）を含めると、徴収総額は全税目で12億3,600万円となり、うち個人住民税は7億円（個人府民税2億7,000万円）の収入を確保しました。本税以外に延滞金等の徴収総額は全税目で1億4,300万円、うち個人住民税は7,500万円（個人府民税2,900万円）となっています。

※各実績金額は概数です。

2.令和4年度の滞納処分の執行状況等

参加市町から引受けた滞納事案に対して、延べ1,872件の差押えを執行しました。

不動産公売については、計3回（延べ33件）の公売公告を実施し、11件が落札されました。

◆　令和4年度の参加団体　府及び28市8町1村

大阪府、大阪市、堺市、岸和田市、豊中市、池田市、吹田市、泉大津市、貝塚市、守口市、八尾市、泉佐野市、富田林市、寝屋川市、河内長野市、松原市、大東市、和泉市、箕面市、柏原市、羽曳野市、門真市、高石市、藤井寺市、泉南市、四條畷市、交野市、大阪狭山市、阪南市、島本町、豊能町、能勢町、忠岡町、熊取町、太子町、河南町、田尻町、千早赤阪村

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