第72号議案「公立大学法人大阪に係る第1期中期目標の一部を変更する件」に対する附帯決議 |
第72号議案「公立大学法人大阪に係る第1期中期目標の一部を変更する件」については、新大学を2022年度に設置することを明記したものであり、新大学基本構想の策定など、これまで大学統合に取り組んでこられた関係者の努力に敬意を表する。今後、少子化が進展する中、国内外の大学間競争に打ち勝って、優秀な学生や教員、研究者を呼び込むことができ、大阪の成長発展を牽引できる新大学が開学できるよう、大阪市及び公立大学法人大阪とともに着実に取組を進められたい。 その上で、教育研究組織及びキャンパス整備を具体化するにあたっては、以下の点を十分に検討されたい。
1 森之宮新キャンパスについては、基幹教育及びそれに付随する教育系施設を中心に配置することとされているが、新大学が都市シンクタンク機能や技術 インキュベーション機能を掲げていることから、今後、大阪城東部地区のポテンシャルを高度に活用して、先端的研究の推進につなげることができる研究分 野や産学官連携の拠点に重点を置いた配置について、再検討すること。
2 全体のキャンパス整備にあたっては、過大な公費負担を伴うことがないよう、施設規模を含め、事業費全体の徹底的な精査を行うとともに、民間資金の積 極的な活用を図り、可能な限り事業費の縮減に努めること。 |
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