全国都道府県議会議長会定例総会に出席 | 7月31日(水曜日) |
三田議長は、令和元年7月31日(水曜日)、東京都で開催された第163回全国都道府県議会議長会定例総会に出席しました。 総会では、平成30年度決算の認定が行われるとともに、「地方税財源の充実確保に関する決議」他2件の決議案及び「地方創生、地方分権改革の推進について」他40件の国への提言案が採択されました。また、「地方の創生と議会の役割について」と題し、野村総合研究所顧問増田寛也氏による講演が行われました。 この総会において、同会監事である三田議長は、平成30年度決算の会計監査報告を行うとともに、「厚生年金への地方議会議員の加入に関する決議」に対し、改めて慎重に議論を行うべきであると指摘しました。また、今年6月に大阪府で開催されたG20大阪サミットについて、御礼を述べました。
会議の全体風景
| 発言する三田議長 |
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【三田議長 発言要旨】
○ 会計監査報告 平成30年度決算は適正であると確認した。なお、監査の際、大阪府として、3点、意見を申し上げた。 ・分担金を7%削減したことを要因に、財政調整積立金から財源不足分として1,200万円が繰り入れられており、分担金を削減した趣旨が活かされていない。 ・経費削減については、役員会や参与会で協議事項として検討し、来年度予算から反映させるべき。事務局内部だけで難しいのであれば、 外部の有識者の 意見を聴く手法も有効。 ・定例総会の地方開催における飲食費の公費負担については、大阪府としては対外的に説明ができない。近畿2府8県議長会や13都道府県議長会では、 懇談会経費は全て参加者負担とし、議長会本体の会計とは別会計にしている。全国議長会も同様の扱いにすべきではないか。 ○ 厚生年金への地方議会議員の加入に関する決議 地方財政が依然厳しい状況において、地方議会議員の待遇改善については、国民世論、住民感情に留意する必要があり、十分に時間をかけて慎重に議論を行うべき。この決議案の態度については保留とさせていただく。 ○ G20大阪サミットの御礼 先月28日、29日に開催されたG20大阪サミットでは、各国首脳やメディア関係者など、多くの方が来阪されたが、大きな混乱もなく、成功を収めることができた。各都道府県におかれては、安全・安心な会議の開催のため、警察官を派遣頂くなど、多大な御協力を賜り、深く感謝申し上げる。
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議会事務局 調査課 法務・企画グループ