大阪府の流域下水道は、平成27年度に、昭和40年の事業開始から50周年という節目の年を迎えました。
これまでの50年間で積極的な下水道整備を進めてきたことにより、府内の下水道普及率は95%を超えるまでになりました(H26年度末時点、全国第3位)。
このように、みなさんの日常生活に欠かせない下水道ですが、“あって当たり前”の施設であるがゆえに、下水道の持つ役割やその重要性について、広く認識されていないのが実状です。そこで、みなさんに少しでも下水道事業の重要性や必要性について知っていただけるように、『大阪府流域下水道50周年記念イベント』を開催しました。
大阪府流域下水道50周年を機に、大阪府で全国初の流域下水道事業を開始するに至った経過やこれまでの取組みをまとめ、より良い下水道の未来につなげていくために「大阪府流域下水道50周年記念誌」を作成しました。
また、大阪府下水道ボランティアでは、「明日に向けて贈る100のメッセージ−大阪府流域下水道50周年に寄せて−」を発刊されています。下水道ボランティアの概要・取組みや、「明日に向けて贈る100のメッセージ」は、大阪府下水道ボランティアのホームページ(外部サイト)からご覧になれます。
大阪府流域下水道50周年記念誌 [PDFファイル/14.24MB]
【分割版】
本編(1/2) [PDFファイル/3.91MB] 本編(2/2) [PDFファイル/4.24MB] トピックス [PDFファイル/2.11MB] 資料編 [PDFファイル/4.64MB]
一般公募により決定した大阪府流域下水道の新マンホールふたは、第1号が完成し、寝屋川流域下水道鴻池水みらいセンター(東大阪市)内の「下水道ふれあいプラザ」に展示いたしました。なお、下水道ふれあいプラザでは、府内すべての市町村のデザインマンホールふたを展示しているほか、下水道管を造るときに使ったシールドマシンの展示や、各家庭等から集められた下水の流れる様子を直接見ることもできますので、みなさま是非お越しください。
現在の大阪府流域下水道のデザインマンホールふた(写真右側)は、府内に約1000箇所設置しています。今後、現在のふたを取り替える際などに、新しいデザインマンホールふた(写真左側)を使用します。
大阪府では、「大阪府広報担当副知事もずやん」とコラボした新マンホールふたのデザインを一般公募したところ、全国から208件の応募をいただきました。そのうち、優秀9作品の候補の中から最優秀作品を決定する一般投票では、全国から3,200件を超える大変多くの投票をいただきました。
このたび、栄えある最優秀作品が決定しましたのでお知らせします。新しいマンホールふたのデザインは以下のとおりです。
【採用作品デザイン者】
田中 聰 さま (大阪府大阪市在住)
【デザインコンセプト】
元気に羽ばたくもずやんを大胆に配置することで全然興味のない人の目にも飛び込んで来る、また大人から子供まで可愛いと思ってもらえる、そんなマンホールにしたくってデザインしました。もずやんの周りには府の木”いちょう”と府の花”うめ”を可愛いカラーリングで配しました。
多数のみなさまのご参加ありがとうございました。
大阪府で全国初の「流域下水道」が誕生してから50年。平成28年1月15日(金曜日)、『流域下水道50周年記念シンポジウム』を開催しました。流域下水道の歴史や事業紹介、下水道ストックの活用や将来の下水道行政のあり方を考えるパネルディスカッションなどを行い、700人を超える参加者がありました。大阪府流域下水道の新テーマソングや新しいマンホール蓋のデザインもお披露目されました。
『流域下水道50周年記念シンポジウム』
(主催)大阪府
(後援)国土交通省/大阪府下水道事業促進協議会/一般財団法人都市技術センター
(協力)日本グラウンドマンホール工業会
(1)日時
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当日の開催状況や講演資料等はこちらからダウンロードできます。
・開催状況 [PDFファイル/1.04MB]
・記念講演「これまでの50年とこれからの下水道の展開 −新下水道ビジョンをふまえて−』 [PDFファイル/3.69MB]
・流域下水道の事業紹介「流域下水道50年のあゆみ −50年を彩った歌にのせて−」 [PDFファイル/4.61MB]
一般投票は終了しました(11月15日まで)。たくさんの投票ありがとうございました!
大阪府流域下水道50周年の記念イベントとして、大阪府広報担当副知事「もずやん」とコラボした新マンホールふたのデザインの募集を行った(7月1日から9月10日まで)ところ、全国から208件の応募をいただきました。
※デザインの募集ページはこちら。たくさんのご応募ありがとうございました。
大阪府流域下水道新マンホールふたデザイン選考委員会において、応募作品を厳正に審査した結果、以下の優秀9作品が新マンホールふたのデザインの候補に選ばれました。
つきましては、これら優秀9作品の候補の中から最優秀作品を決定する一般投票を行います!
どれも素敵な作品ですが、みなさまが、「これが大阪府のマンホールになったらいいな!」と思うデザインをぜひ選んでいただきたいと思います。
番号 | デザイン | コンセプト(原文ママ) |
---|---|---|
1 | | 「町で見つけたらうれしくなるマンホール」 もずやんがひょっこりマンホールから顔を出してます。青・水色・白色の輪は水の浄化で下水道の大切さを表現しました。まわりには、大阪の花の梅を描きました。 |
2 | | キャラクターの存在感、認知度をアピールするために「もずやん」をメインに、大阪の代表的な植物イチョウ・さくらをモチーフに、デザイン化。淡ブルーとラインで水をイメージし、拡がりを表現しています。 |
3 | | もずやん感を最大限に表現しました。 |
4 | | 大阪府民を対象にすると、大阪府の地図がいいかなと思いデザインしました。個人的には、凝ったデザインよりもシンプルな方が好みなので、こんなデザインにしてみました。 |
5 | | 元気に羽ばたくもずやんを大胆に配置することで全然興味のない人の目にも飛び込んで来る、また大人から子供まで可愛いと思ってもらえる、そんなマンホールにしたくってデザインしました。 もずやんの周りには府の木”いちょう”と府の花”うめ”を可愛いカラーリングで配しました。 |
6 | | 大阪府のマークが公共下水道網とイメージし、その下流に接続される流域下水道管を立体的に表現して、もずやん(大阪府)の担当施設となる流域下水管に乗っているポーズとしました。左右は銀杏と梅をパターン化しました。 |
7 | | 大阪府の木、花であるイチョウと梅を入れ込みました。もずやんを入れたデザインということで、一番目につくようにもずやんは大きく、手を広げたポーズにしました。背景の水色は、大阪府のきれいな下水道の水と大阪からもずやんが空に羽ばたいてもっとアピールしていくという空のイメージで作成しました。 |
8 | | 下水道の印象向上のためマンホールともずやんを関係させたものをと思い、穴からもずやんがひょこっと出てくるデザインにしました。周りの色は50年間四季を巡りこれからも季節問わずあり続けられるように春夏秋冬をイメージした配色にしました。 |
9 | | 大阪が水の都ということで、水をイメージしています。また、もずやんとその妹がこちらをのぞいているかのようにする事で、マンホールの下の空間を意識させ、下水道のイメージアップにつながればいいな、と考えました。 |
一般投票は終了しました(11月15日まで)。たくさんの投票ありがとうございました!
(1)投票資格
どなたでも投票できます(1人1票まで)
(2)投票方法
●インターネット投票
下記のボタンをクリックすると、インターネット投票画面に移動します。投票画面において、投票したいデザインの番号を選択のうえ投票してください。
なお、投票場所での投票や郵送により投票することもできます。
投票場所での投票や郵送による投票の方法は以下のとおりです。
●投票場所での投票
「投票用紙」に投票したいデザインの番号を記入し、下記の各投票場所で投票してください。
(投票受付時間:午前9時から午後5時30分まで)
・大阪府都市整備部下水道室 事業課 計画グループ
(〒540-0008 大阪府大阪市 中央区大手前3丁目2−12別館4階)
・大阪府北部流域下水道事務所 総務企画課 企画グループ
(〒567-0041 大阪府茨木市下穂積1丁目180)
・大阪府東部流域下水道事務所 総務企画課 企画グループ
(〒577-0046 大阪府東大阪市西堤本通西2丁目1−12)
・大阪府南部流域下水道事務所 総務企画課 企画グループ
(〒597-0095 大阪府貝塚市港25番地)
●郵送による投票
「投票用紙」に投票したいデザインの番号を記入し、下記の宛先に送付してください。
・大阪府都市整備部下水道室 事業課 計画グループ
(〒540-0008 大阪府大阪市 中央区大手前3丁目2−12別館4階)
○投票用紙 [Wordファイル/1.01MB]
○投票用紙 [PDFファイル/1.26MB]
※「投票用紙」は各投票場所でも入手可能です。
(3)投票期間
平成27年10月16日(金曜日)から11月15日(日曜日)まで
※インターネット投票は、11月15日(日曜日)午後11時59分まで
投票場所での投票は、11月13日(金曜日)午後5時30分まで
郵送による投票は、11月15日(日曜日)の消印有効
(4)発表
一般投票により選ばれた最優秀作品は、平成28年1月ごろに大阪府下水道室ホームページなどを通じて発表する予定です。
(5)その他
最優秀作品は、大阪府流域下水道の新しいマンホールふたのデザインとして使用されます。新しいマンホールふたは、今後、府内各所に設置されます。
※現在、大阪府流域下水道のマンホールふたは府内に約1,000個あり、今後約10年間で既存のふたを新しいものに順次取り替える予定です。
※最優秀作品のデザインは、滑り止めなどマンホールふたの安全性確保の観点などから、一部を補作・修正する場合があります。
この取組みは、大阪ミュージアム構想「いいデザイン100プロジェクト(※)」事業の一環です。
最優秀作品は、大阪ミュージアム構想の「いいデザイン100プロジェクト」作品として登録し、大阪府のホームページなどで広く紹介します。
(※)「いいデザイン100プロジェクト」とは、府や市町村、民間企業や団体、大学などの様々な事業主体が、公共空間のデザインや広報デザイン、商品デザインなどに関し、クリエイターやデザイナーが活躍できる機会を提供し、まちに新しいデザインを生み出すことによって、大阪のまち全体のイメージアップと活力の向上を図る取組みです。
大阪ミュージアム構想「いいデザイン100プロジェクト」のホームページはこちら
〒540-0008 大阪府大阪市 中央区大手前3丁目2−12別館4階
大阪府都市整備部下水道室事業課計画グループ
(電話)06-6944-9310
このページの作成所属
都市整備部 下水道室事業課 計画グループ
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