2030大阪府環境総合計画:資源循環分野

更新日:2021年8月6日

2030年の実現すべき姿

○サーキュラーエコノミーへの移行を見据え、少ない資源で必要な物が生産されるとともに3R の取組みが一層進み、廃棄物はほぼ全量が再生素材やエネルギーとして使用され、最終処分量が必要最小限となっている。
○府民誰もが食品ロス削減のための具体的な行動をとっている。
○海洋プラスチックごみの削減に向けて、使い捨てプラスチックの削減・適正処理、プラスチック代替素材(紙、バイオプラスチック等)への切替等が一層進み、大阪湾へ流れ込むプラスチックごみが減っている。

個別計画による実行

大阪府循環型社会推進計画

目標(2025年度):
・一般廃棄物
 排出量を276 万トン、再生利用率を17.7%、最終処分量を31 万トン、1人1日当たり生活系ごみ排出量を400g/人・日とする。
・産業廃棄物
 排出量を1,368万トン、再生利用率を33.2%、最終処分量を33万トンとする
・プラスチックごみ
 プラスチックの焼却量を36万トン、有効利用率を94%、容器包装プラスチック(一般廃棄物のみ)の排出量を21 万トン、再生利用率を
50%とする。
進行管理指標:
・一般廃棄物
 1人1日当たり事業系ごみ排出量、事業系資源物も含めた再生利用率
・産業廃棄物
 排出量から減量化量を除いた再生利用率、排出量から減量化量を除いた最終処分率
・プラスチックごみ
 プラスチック排出量・再生利用量・最終処分量・単純焼却量、生活系焼却ごみのプラスチック混入率

大阪府食品ロス削減推進計画

 府民に受け継がれている「もったいない」と「おいしさを追求する」心を大切にし、事業者、消費者、行政が一体となって、『もったいないやん!食の都大阪でおいしく食べきろう』をスローガンに食品ロス削減の取組みを推進する。
目標:
・2000 年度比で2030 年度の食品ロス量の半減をめざす。
・2030 年度までに食品ロス削減のための複数(2項目以上※)の取組を行う府民の割合を90%にする。

海ごみゼロプラン(大阪府海岸漂着物等対策地域計画)

 「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律」に基づき、大阪湾の特性・実情に応じて、実施すべき施策や推進体制をとりまとめたもの。同法の改正に伴い、海洋プラスチックごみ対策に重点を置いた改定を行い、目標や施策の基本方針等を定めている(2017年3月策定・2021 年3月改定)。
目標:
○長期的(2050年を想定)にめざす姿
 「豊かな大阪湾」の実現のため、プラスチックごみを含め人の活動に伴うごみの流入がない大阪湾をめざす。
○当面(2030 年度まで)の目標
 2030年度に大阪湾に流入するプラスチックごみの量を半減する。

このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 戦略企画グループ

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