大阪府では、動物由来感染症の発生を防止し、又はまん延を防止するため、環境農林水産部と健康医療部が一体となって動物由来感染症の積極的な検査(サーベイランス)を実施しています。 検査の結果は、下記のとおりです。 | |||||
平成22年3月31日現在 | |||||
感染症名 | 対象動物 | 検体 | 平成21年度 計 | ||
検体数 | 陽性 | 陰性 | |||
結核 | 牛 | 1867頭 | 1867頭 | ||
腸管出血性大腸菌 | 牛・めん山羊 | 糞便(農家) | 461検体 | 461検体 | |
牛 | 枝肉 (食肉処理場) | 382検体 | 382検体 | ||
ウエストナイルウイルス 感染症 | 蚊 | 蚊(馬飼育施設) | 567匹 | 567匹 | |
蚊(保健所) | 3124匹 | 3124匹 | |||
野鳥 | 脳 | 4羽 | 4羽 | ||
ジアルジア症 | アライグマ | 糞便 | 109頭 | 109頭 | |
高病原性鳥インフルエンザ | 鶏・アヒル | 気管・クロアカスワブ | 1615羽 | 1615羽 | |
血清 | 1587羽 | 1587羽 | |||
野鳥 | 気管・クロアカスワブ | 8羽 | 8羽 | ||
野鳥(渡り鳥) | 糞便 | 490検体 | 490検体 | ||
豚インフルエンザ | 豚 | 鼻腔スワブ | 274頭 | 1頭※1 | 273頭 |
肺 | 5頭 | 5頭 | |||
デング熱 | 蚊 | 3124匹 | 3124匹 | ||
日本脳炎 | 豚 | 血清 | 140頭 | 1頭※2 | 139頭 |
蚊 | 3124匹 | 3124匹 | |||
ブルセラ症 | 牛 | 血清 | 455頭 | 455頭 | |
レプトスピラ症 | 豚 | 腎 | 10頭 | 10頭 | |
アライグマ | 尿 | 115頭 | 29頭※3 | 86頭 | |
E型肝炎 | イノシシ | 血液 | |||
エキノコックス症 | 犬 | 糞便 | 32頭 | 32頭 | |
クリプトスポリジウム | 牛 | 糞便 | 92頭 | 92頭 | |
アライグマ | 糞便 | 109頭 | 109頭 | ||
B S E | 牛 | 延髄 (食肉処理場) | 24693頭 | 24693頭 | |
延髄(死亡牛) | 95頭 | 95頭 | |||
トキソプラズマ症 | 豚 | 血清 | 242頭 | 10頭※4 | 232頭 |
アライグマ回虫症 | アライグマ | 糞便 | 145頭 | 145頭 | |
フィラリア症 | イノシシ | 皮膚 | |||
※1 豚インフルエンザについては、養豚農場の飼育豚からウイルスが分離されました。臨床症状はなく異常はありませんでしたが、養豚農家へより一層の衛生対策の指導を実施しています。 | |||||
※2 日本脳炎については平成17、18年度には確認されませんでしたが、19、20年度と今年度は抗体の保有が確認されました。日本脳炎ウイルスへの感染対策としては、蚊の季節における防蚊対策が有効です。 | |||||
※3 レプトスピラ症陽性については、一般的な感染症予防の観点からも野生動物と接する際には素手で触れず、また取り扱った後は手指を十分に洗浄、消毒して下さい。 | |||||
※4 トキソプラズマ症抗体陽性については、臨床症状はなく異常はありませんが、養豚農家へより一層の衛生対策の指導を実施しています。 |
このページの作成所属
環境農林水産部 動物愛護畜産課 畜産衛生グループ
ここまで本文です。