(表紙) 大阪府 障がい者差別解消ガイドライン わかりやすい版 (1ページ目) 登場人物 障がいのある人 日常的に助けが必要な人 行政  府市町村(府庁、市役所、町役場、村役場) (2ページ目) 登場人物続き 事業者 公共交通機関 電車、バス、タクシー、飛行機 住宅 いえ、マンション、アパート 医療 病院、医院、診療所 商品サービス 物を売る、貸す 福祉サービス ヘルパー、作業所、デイサービス 教育 幼稚園、学校、大学 その他 自治会、マンション管理組合 法律で決められていること ・不当な差別的取扱い 障がいがあるから違う扱いをする ・合理的配慮 障がいにあった配慮をする ・環境整備 障がいがあってもなくてもみんながすごしやすくなるようにする (3ページ目) 不当な差別的取扱い(例1) マンションを借りるとき不動産屋で 障がいのある人セリフ「このマンションを借りたいです。」 不動産屋セリフ「知的障がいのある人は火事を起こすかもしれへんので貸せません。」 案内役のネコセリフ「ひどいにゃー 視覚障がいや精神障がいのある人でもこれはありそうだにゃー」 (4ページ目) 不当な差別的取扱い(例2)  就労継続支援A型事業所で支援員に 障がいのある人セリフ「ほかの社員と同じように、直接所長に相談させてください。」 支援員セリフ「あなたには、知的障がいがあって、所長に何を言うか分からんから、先に私が聞いてから所長に言うわ。」 案内役のネコセリフ「なんで知的障がい者やったらあかんのかにゃー ほかの障がいのある人でもありそうだにゃー」 (5ページ目) 不当な差別的取扱い(例3)  高校で入学の相談に 障がいのある人の親セリフ「うちの子は、発達障がいがありますが、面接での入試を受けられますか?」 高校教員セリフ「発達障がいのある人は、普通の会話が難しいので受けられません。」 案内役のネコセリフ「やってもいないのに、はじめからできないなんてひどいにゃー コミュニケーションが苦手な障がいは、他にもあるのににゃー」 (6ページ目) 合理的配慮(例1)  病院での健康診断で 障がいのある人セリフ「問診票の書き方が難しくてわからへん。」 病院セリフ「問診票をご自身で書いていただかないと健康診断はできません」 合理的配慮をしたら 障がいのある人セリフ「問診票の書き方が難しくてわからへん。」 病院セリフ「わかりやすく説明させていただきますので、私と一緒に書いていただけますか?」 案内役のネコセリフ「わかりやすく説明してもらったらたすかるにゃー」 (7ページ目) 合理的配慮(例2)  スーパーマーケットのセルフレジで 障がいのある人セリフ「目が見えないので、セルフレジが使えないです。何とかしてもらえないやろか。」 店員セリフ「お金のことなんで、ご自身で操作していただかないとあかんのです。」 合理的配慮をしたら 障がいのある人セリフ「目が見えないので、セルフレジが使えないです。何とかしてもらえないやろか。」 店員セリフ「お手伝いしますので、ゆっくりご一緒に操作しましょう。」 案内役のネコセリフ「一緒にやってもらったらたすかるにゃー」 (8ページ目) 合理的配慮(例3)  ディスカウントショップで 障がいのある人セリフ「猫のぬいぐるみは、どこで売っていますか?場所がわからへんのです。」 店員セリフ「そこをまっすぐ行って、電化製品のとこを右に行ってすぐ左がぬいぐるみ売り場ですわ。」 案内役のネコセリフ「くちで言われてもわかりにくいにゃー」 合理的配慮をしたら 障がいのある人セリフ「猫のぬいぐるみは、どこで売っていますか?場所がわからへんのです。」 店員セリフ「わかりにくいですよね。一緒に行きますので、しばらくお待ちください。」 (9ページ目) 環境整備(例1)  就労継続支援B型事業所で職員が 職員Aセリフ「部品の場所がわかりにくいと言っている利用者や職員が多いな。どうしたらええかな。」 職員Bセリフ「大きな目立つイラスト入りの看板を置いたら、利用者も職員もわかりやすくなるんちゃうかな。」 案内役のネコセリフ「障がいのある人だけではなく、みんながわかりやすくするのは大事だにゃー」 (10ページ目) 環境整備(例2)  研修場面で 職員Aセリフ「知的障がいや発達障がいのある人への接客って何に気をつけたらええかなー。」 職員Bセリフ「わからんなー、そうや、知的障がいや発達障がいにくわしい人に教えてもらおう。」 案内役のネコセリフ「障がいのことをみんなが知ることで障がいのある人もない人も気持ちよく暮らせるようになるんだにゃー」 (11ページ目) 環境整備(例3)  学校の教室で教師が 教師Aセリフ「まるまるさんは、発達障がいがあってイスを引きずる大きな音が苦手やなー。」 教師Bセリフ「他にも大きな音が苦手な子が多いので、床に防音加工をしましょか。」 案内役のネコセリフ「障がいのある人だけではなく、みんなが気持ちよくすごせるようにするのは大事だにゃー」 (12ページ目) どこに相談?相談したらどうなる? 1、相談の受付 市町村の役所に相談できる。 府は広域支援相談員から市町村にアドバイスする。 2、相談員が本人・家族から、どんなことがあった?どうしたい?を確認 どこで何が嫌だった、配慮してほしいことなどをできるだけくわしく説明する。 3、事業者からどんなことがあったかを確認 相談員が事業者に何があったか聞く、 「障害者差別解消法」の説明をしたりもする。 4、本人・家族と事業者、相談員で話し合い  何をどうしたらよいか、みんなで話し合って決める (建設的対話) 5、決まったことをやってみる  話し合いできめたことをやってみる 6、相談の終わり うまくいったら、終わり。 決めたことを続けてもらう。 案内役のネコセリフ「とにかく相談に行くことが大切だにゃー そうでないと何も始まらんにゃー」 (13ページ目) 医学モデルと社会モデル  病院で 障がいのある人セリフ「問診票の書き方が難しくてわからへん」 医学モデルの場合・・・ 病院セリフ「問診票を自分で書けない人は、受診できません。」 社会モデルの場合・・・ 病院セリフ「受診ができるように、私がお手伝いするので、一緒に書きましょう。」 案内役のネコセリフ 「障がいによる生きづらさは、個人の障がいのせいが、医学モデル。障害による生きづらさは、個人の障がいのせいではなく、社会のせいが、社会モデルだにゃー 社会モデルを当たり前にしていきたいにゃー」 (14ページ目) 府民の役割 府民A 「障害者基本法」ではすべての人に対して差別をしてはいけないとしてるね。 府民B 一人一人が差別をせんようにしないとあかんね。 府民C だからみんなが障がいを理解することが大切やね。 府民D そうそう、だって事業者も一人一人の集まりやからね。 案内役のネコセリフ 「障害者差別解消法」ではすべての人に差別をなくしていくように力を尽くすよう求めているにゃー (裏表紙) おわりに 府民の皆様へ。わたしたちは、皆さんに「何をしてほしいのか」「何に困っているのか」を自分から伝えます。 皆さんと、わたしたち障がいのある人が一緒に解決策を考えていくことが大切です。 案内役のネコセリフ「してほしいことや、困ったことがあったら、一人で悩まないで、自分から相談し、みんなが暮らしやすい社会にしていこうにゃー」 お問い合わせ先 大阪府 福祉部 障がい福祉室 障がい福祉企画課 電話 06-6944-6271 ファックス 06-6942-7215 メール syogaikikaku-02@gbox.pref.osaka.lg.jp 協力 社会福祉法人大阪てをつなぐ育成会 大阪ともだちの会