第13回男女共同参画審議会概要

更新日:2017年4月6日

第13回 大阪府男女共同参画審議会 概要

開催日時:平成17年2月8日 火曜日 16時から17時30分

場所:大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)4階 大会議室3

出席委員:会 長   徳矢 典子   弁護士
                足立 眞理子   大阪女子大学教授、女性学研究センター所長
                井上 泰子      財団法人大阪府人権協会評議員
               上野谷 加代子 桃山学院大学社会学部社会福祉学科教授
               奥林 康司         神戸大学大学院経営学研究科教授
               木戸口 公一   大阪府立母子保健総合医療センター企画調査部長
               木村 涼子         大阪大学大学院人間科学研究科助教授
               竹中 恵美子     大阪府立女性総合センター館長
               畑  律江          毎日新聞社学芸部編集委員
               福島 伸一         松下電器産業株式会社取締役
               山縣 文治     大阪市立大学大学院生活科学研究科教授

会議の概要:
1 開  会
2 議  事(注:文中「主な発言等」における〇印は委員、●印は事務局によるもの。)
(1)「おおさか男女共同参画プラン」改訂の視点について
 1 事務局説明【資料1】
 2 主な発言等
  〇 本プランの計画期間は10年間だが、もう少し時間軸を区切って、例えばこれからの2年
   間、3年間で府としてどう政策を展開していくのか考える必要があるのではないか。その
   際、大事なことは、府民の目線に立ったときに、今何が求められているかである。
  〇(府における男女共同参画の)客観的状況を把握するため、管理職における女性の割合等、
   行政自身がモデルケースとして、実際にどれだけ実行しているかのデータ等もあれば示さ
   れたい。
  〇 中間的な見直しであるということや、府と市町村の関係もあり難しい部分もあるが、
  (計画の)「つくり方」の視点−府民や市民のかかわり方も、4つの視点を基本とした今後
   の検討の中で入れることができればと思う。
 3 まとめ
     資料1の4つの視点を基本として、今後議論を深めていくこととする。
(2)「男女共同参画に関する府民意識調査」結果の概要について
 1 事務局説明【資料2】
 2 主な発言等
  〇 府民の意識調査で、対象(標本数)が2000人というのは妥当な数なのか。
  ● 大阪府の場合、多くは、2000人の標本数で実施しており、大体の傾向分析ができると考え
   ている。
   〇 複数選択の質問で、前回と今回の調査結果を比較しているが、前回より減っている項目が
   あるが、それに見合うだけの増えている項目が見当たらないものがある。統計の出し方を確
   認したい。
  ● 質問項目を点検する際に、経年変化を見るものについては、原則項目を変更しないことと
   し、時代の流れの中で使わなくなった言葉等は一定整理をしたものである。
  〇 複数選択の質問で、前回調査と比較してほぼどの項目も伸びているのは、前回よりも複数
   選択をした人が増えた、いわば人々が多様性を求め始めている動きの表れではないか。
  〇 時系列で結果を比較するには、項目(選択肢)や選択方法が同一でないと、正確なことは言
   えないんじゃないかと少し疑問に思った。
(3) 大阪府の男女共同参画の状況について
 1 事務局説明【資料3から5】
 2 主な発言等
  〇 審議会等における「女性委員」の数には、特別な知識をお持ちの女性で、研究会や部会と
   いったものに登用されている「専門委員」も含んでいるのか。
  ● ここでの「審議会」は法律、規則等で定められたものと定義している。「専門委員」は名
   称が様々あり、審議会に位置付けられているものは入っているが、臨時に置かれたものは入
   っていない。
  〇 府民意識調査の結果や本日示された数字について、次回「評価」を出してみて欲しい。そ
   れが、当審議会における課題につながり、課題が分かれば対策も考えやすくなる。
  〇 大阪府内の女性、その中でも特にマイノリティの女性の就労状況や生活実態といったもの
   が、本日示されたような数字にきちんと反映されるような議論をしていければいいなと思っ
   ている。
  〇 府民意識調査だが、回答者の年齢は、50%以上が50歳以上、70%以上が40歳以上
   であり、関心が「保育」から「介護」に向かっているという感を強くした。もう一つは調査
   票自体が高齢期の女性の生き方をイメージしたものになっていない。高齢期の女性の社会の
   位置づけのようなものに触れていくことも必要ではないかと思った。
   ※ 上記の他、委員より事務局に対し、次回に向けて、「企業における役職別女性管理職の状
   況」の企業規模別データ等の追加資料の依頼があった。
 3 まとめ
   次回は、資料1の4つの視点等を踏まえ、プラン改訂に関する基本的な考え方の骨子につい
  て議論する予定。
(4) その他
   次回審議会は4月下旬頃に開催予定。
3 閉  会

配付資料等:
資料1 検討のための論点資料ファイル [PDFファイル/131KB]

資料2 男女共同参画に関する府民意識調査結果の概要について [PDFファイル/814KB]

資料3 大阪府の男女共同参画の状況を見るための基本的な指標 [PDFファイル/694KB]

資料4 「おおさか男女共同参画プラン」の概要 [PDFファイル/388KB]

資料5 大阪府男女共同参画推進条例の概要 [PDFファイル/278KB]

このページの作成所属
府民文化部 男女参画・府民協働課 男女共同参画グループ

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