政府は、2020年に、温室効果ガスを、1990年比で25%削減するとの目標を掲げました。25%もの削減を実現するためには、あらゆる部門へ効果的な温暖化対策技術を導入する必要があります。
自動車をはじめとした運輸部門は、日本におけるCO2排出量の約20%を占めており、化石燃料に大きく依存していることから、温暖化対策上重要な部門です。電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)といった直接化石燃料を利用しない新しい自動車の技術開発が進められていますが、ガソリン等の液体燃料を完全に代替するには、未だ時間が必要な状況です。このため、地球温暖化対策としてバイオエタノールをはじめとした「エコ燃料」の利用が世界ですすめられています。
このバイオエタノール利用推進会議は、「地球温暖化対策」や「エネルギーの地産地消」の観点から、日本各地で取組が進められているバイオエタノールの製造や利用に関し、各地域での取組主体が情報交換を行い、お互いが有する課題の解決に向けて連携することでバイオエタノールの利用推進を図ることを目的として、「エコ燃料実用化地域システム実証事業」の一環として平成23年度まで開催してきました。
阪急電鉄「摂津市駅」にバイオエタノール利用推進会議の看板を設置しています。
バイオエタノールはどのように作られるのか? なぜ温暖化対策になるのか?
様々なバイオエタノールの原料についてご紹介します。
全国各地で、その土地の特徴ある原料を用いたバイオエタノールの製造が行われています。
各地で行われているバイオエタノールの製造・利用の取組について、情報交換を行うことを目的に開催しました。
このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
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