令和2年度オーサービジット事業実施実績・報告

更新日:2021年3月15日

令和2年度オーサービジット事業実施実績・報告

このページでは、令和2年度オーサービジット事業の実施実績や、参加した学校園による実施報告を紹介しています。

実施実績(実施日順)

実施日

学校園名

講師名

令和3年1月18日(月曜日)第2きんもくせい保育園たなかしん 先生
令和3年1月19日(火曜日)和泉市立南横山小学校ふじもとのりこ 先生
令和3年1月21日(木曜日)認定こども園五風会ふじもとのりこ 先生
令和3年1月22日(金曜日)吹田市立桃山台小学校よしおかアコ 先生
令和3年1月28日(木曜日)寝屋川市立西小学校ふじもとのりこ 先生
令和3年2月9日(火曜日)大阪府立東住吉支援学校竹井 史 先生
令和3年2月19日(金曜日)柱本保育園こども未来学舎ノーブスミー 先生
令和3年2月25日(木曜日)阪南市立舞小学校ノーブスミー 先生

実施報告(実施の様子)

実施日令和3年1月18日(月曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名第2きんもくせい保育園
講師名たなかしん 先生
実施の様子

 子ども達は作家の方に会えることをずっと楽しみにしており、当日お会いできた時には、緊張している様子がうかがえた。
 たなかしん先生に絵本を読んでいただいて、ワークショップが進んでいくと緊張もほぐれ、積極的に話かける姿も見ることができた。また、たなかしん先生が子ども達に優しく話かけてくださったので、みんなが交流することができた。
 絵の描き方のお手本を見せていただきながら、具体的に教えてくださったので、上達が早く、絵が苦手な子どもも集中し、積極的に描くことができ、大人も指導の参考になった。

<事業実施後の様子>
 たなかしん先生が、海の砂で絵を描いてると子ども達にお話をされたことをきっかけに、絵本の絵は何で描いてるのか、興味を持つようになった。
 また、卒園制作として、絵本の制作をしている。

実施日令和3年1月19日(火曜日)

オーサービジット事業 

オーサービジット事業

学校園名和泉市立南横山小学校
講師名ふじもとのりこ 先生
実施の様子

 子ども達は、ふじもとのりこ先生にお会いできることを本当に楽しみに待っていたので、大変喜んでいた。
 一番初めに子ども達一人ひとりの名前を呼んで丁寧にお話を聞いてくださる様子を見て先生のあたたかいお人柄に感動した。また、絵本と原画を見比べながら楽しいエピソードをたくさん聞かせてくださって、子ども達は最後まで興味深く参加していた。楽しいエピソードが次から次へと出てきたので、時間があっという間に過ぎてしまった。

<事業実施後の様子>
 事業実施前も本を読むことが好きな子ども達であったが、実施後はさらに読書や読み聞かせを楽しんでいる。国語で物語の学習をすると、以前よりもさらに挿絵や本文をじっくり丁寧に読むようになった。

実施日令和3年1月21日(木曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名認定こども園五風会
講師名ふじもとのりこ 先生
実施の様子

 手遊びから始まり、まだ販売されていない絵本の読み聞かせなど、子ども達はもちろん職員も先生のお話に引き込まれ、あっという間のひと時だった。
 ワークショップ(本『おかおになあれ!』の顔づくり)では、先生が事前にたくさんのパーツを切って来てくださったおかげで、子ども達は作成に集中することができ、良かった。
 何よりも、自分達が普段読んでいた絵本を描いた人が、園に来てくれたという事が、子ども達にとって、とても嬉しかったようで、先生がお帰りになられてからも、お友達同士や、お迎えに来た保護者の方に先生のお話をしていたことが印象的だった。

<事業実施後の様子>
 今までも絵本が大好きな子ども達だったが、更に好きになっているような気がする。
 絵本を選ぶときに、ふじもと先生の絵本を探す子が増えた。
 自由遊びの際に、ワークショップで作ったように、おもちゃを並べて顔づくりをしている子もいた。
 絵本の対象年齢に関わらず、それぞれの年齢にあった楽しみ方ができるという事に、改めて気づくことが出来た。

実施日令和3年1月22日(金曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名吹田市立桃山台小学校
講師名よしおかアコ 先生
実施の様子

 子ども達は、よしおかアコ先生がいらっしゃるのをとても心待ちにしており、教室の飾りつけ、あいさつする代表を決める時、あいさつの練習とわくわくしながら準備をしていた。
 ワークショップ当日は子ども達が嬉しさのあまり、テンションが高くなっているので、ハラハラドキドキしたが、とても楽しそうに絵を描いている子ども達の姿を見て嬉しくなった。
 よしおかアコ先生に描いていただいた絵と子ども達の絵は教室に掲示した。子ども達は個性あふれる『ひいたんぴょんさん』の絵が描けていた。休み時間に子ども達はよしおかアコ先生の本『ひいたんぴょんさん』を何度も読み返している。

<事業実施後の様子>
 よしおかアコ先生が描いた他の本も読みたいという声をたくさん聞いた。もともと本を読むのが好きな子が多かったが、夢中になって本を読む子や読んだ本のお話をしてくれる子が増えた。
 また、国語教材「楽しかったよ、二年生」で、よしおかアコ先生のことを書いている児童が何人もいた。

実施日令和3年1月28日(木曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名寝屋川市立西小学校
講師名ふじもとのりこ 先生
実施の様子

  一冊の絵本ができるまでの工程や、工夫したこと、イラストの裏側の話など、普段はなかなか聞くことのできない貴重なお話を聞かせていただき、子どもたちも終始集中して聞いていた。
 とくに水墨画の実演では、生で描いている姿を見せていただき、どの子も身を乗り出して意欲的に見ていた。
 終わった後の感想には「どのようにして絵本ができるのかが分かって楽しかったです。」、「作家さんでも小さくなった色鉛筆を大切に保管していて、物を大事にすることの大切さを学びました。」、「水墨画は本当に描いているところを見せてもらえて、一生忘れません。」などの意見があった。

<事業実施後の様子>
 絵本は幼い子どもが読むためのものという概念を持っていた子ども達もいたようだが、絵本ができるまでの工程や裏側のお話を聞かせていただいたことにより、高学年でも絵本を楽しむことができる子どもが増えた印象を受けた。
 また、字を読むことが苦手なために本を遠ざけていた子どもも、絵を楽しむために本を手に取る様子が見られた。

実施日令和3年2月9日(火曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名大阪府立東住吉支援学校
講師名竹井 史 先生
実施の様子

 カラフルスケルトンカーを作っている時に、竹井先生が児童一人ひとりに言葉かけをしたり、一緒に作ったりしながらたくさん関わってくださったので、児童達も嬉しそうだった。カラフルスケルトンカーを手で押して動かしたり、斜面台を使って走らせたりしている時も児童は楽しそうだった。
 学級で今まで作っていた作品は、遊ぶとすぐにタイヤが外れたり、曲がったりして動かないことがあったが、今回のワークショップ「カラフルスケルトンカーをつくろう」は全て斜面台を走ることができていたので、良かった。簡単に作って遊べるおもちゃの作り方をたくさん教えていただいたので、児童と一緒に作って遊びたいと思う。

<事業実施後の様子>
 ワークショップ当日の帰宅後、家庭でお菓子の空箱とペットボトルのふたを使って車を作って遊んでいた児童がいた。保護者からの連絡帳に「何個も車を作っていたので楽しかったようです。」と児童の様子が書かれていた。
 本『作って遊べるカンタンおもちゃ』を教室に置いていると、手に取って眺めている児童がいた。

実施日令和3年2月19日(金曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名柱本保育園こども未来学舎
講師名ノーブスミー 先生
実施の様子

 子ども達は『森のゲオルグ』の絵本との出会いから、お気に入りの場面の絵を描いたり、森を作ろうと一人ひとりが自分の木や妖精を作ったり、絵本に出てくる森や虫、そして年の近いゲオルグのストーリーに夢中になった。自分で作った羽を背中に付ける子、「私はまだ6歳だから生えてないのよ」と面白がる子など、それぞれのなりきり遊びを楽しんでいた。
 また、読んだ感想をウェブで可視化する中で、「羽の生えてこないゲオルグがかわいそう」と感情移入をしていた子ども達が、ゲオルグの楽観的なたくましさに共感し、「ゲオルグはすごい!!」という気持ちに変化していった。そして、絵本作家のノーブスミー先生に関心をもち、どんな人だろうと想像して様々な意見が出た。予測との違いはあったが、実際にお会いして「絵本は2人で作った」とわかり、楽しくなってきた様子で自然と笑みがこぼれた。子ども達の目が、驚きのまん丸からキラキラに変わっていった瞬間だった。
 ワークショップのてんとうむしバッチ作りは、パーツを揃えて袋に準備されていたので簡単に製作することが出来た。丁寧な指導で分かりやすく、楽しい和やかな時間だった。
 手作りのバッチを胸に付け、用意して頂いたゲオルグのマントを着た「なりきり記念写真」は思い出になった。
 柱本保育園こども未来学舎事業実施報告 [PDFファイル/135KB]

 次の日から、ゲオルグになりきった子ども達は「年中組や年少組のお友達にも同じようにバッチを作ってあげよう!」と画用紙でパーツを作成し、先生のサイン色紙と一緒に自慢気に渡していた。ノーブスミー先生とのワークショップの経験は、てんとう虫を介してゲオルグが知恵を働かせ優しい気持ちでみんなを助けたように、年長児の優しい気持ちの行動に繋がった。バッチを受け取ったみんなの喜ぶ顔を見て達成感を味わい、絵本がますます大好きになる機会となった。

<事業実施後の様子>
 絵本を読み終えた後で、心の中に芽生えるもの、感じること、気づいたことを言い合う・伝えることが、より活発になった。また、自分が楽しんだ経験から、他のクラスにも知らせたいと考え、活動が広がりを見せたことは、予想外の嬉しい出来事だった。

実施日令和3年2月25日(木曜日)

オーサービジット事業

オーサービジット事業

学校園名阪南市立舞小学校
講師名ノーブスミー 先生
実施の様子

 はじめは緊張していた子ども達も、作家さんが一人ひとりに寄り添い、声掛けをして絵の描き方を指導してくれていたので、子ども達はとても嬉しそうだった。授業後も、「作家さんと会えたことは、いい思い出になった!」「メッチャ楽しかった」という声が聞こえてきた。
 内容が少し難しく、時間内に終わらなかったのは残念だった。絵本『森のゲオルグ』の続きを知りたいという感想も多かったので、子ども達が応募の際に読んだものについてのお話なども聞けたらより良かったと思った。

<事業実施後の様子>
 読書に進む子も見られたが、図工(絵)に意欲的な子が増えたように思う。教えてもらった描き方を意識して取り組む子が多かった。

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 社会教育グループ

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