中学校での親学習(河内長野市立千代田中学校)

更新日:2014年3月18日

河内長野市立千代田中学校で行われた親学習の取組みを取材しました!

千代田中学校での親学習のようす

千代田中学校での親学習のようすその2

千代田中学校での親学習のようすその3

 ■ひとことで言えばこんな取組みです

○ 中学3年生の道徳の時間に行なわれた親学習です。

○ 府の教職員対象親学習研修に教員が参加したことがきっかけで実施に至りました

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■ ここがポイントです

1 2年連続で同じ生徒に親学習を実施

○中学3年生の道徳の時間で実施

・中学3年生の道徳の時間に、2時間に分けて全7クラスで実施しました。

・1クラスに2、3名の親学習リーダーが入り、同時間に、複数のクラスで実施しました。(訪問時は、4クラス同時)

・今後ますます人との関わりが広がっていく社会で生活していく中で、お互いの思いを聴き、自分の思いをじょうずに伝えるコミュニケーションの大切さを、間もなく卒業する生徒たちに、今、学んでもらいたいという学校の思いから、今回の親学習の時間のテーマを「伝える」にしたそうです。

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○昨年度、中学2年生の時にも親学習を経験

・生徒たちは、2年生の時にも「聴く」をテーマに親学習を経験しました。

・学校側から「この子たちが卒業する前にもう一度親学習を受けさせたい」という依頼があり、今年度も同じ生徒に対して親学習を実施するに至りました。

・今回のワークの中に、昨年のテーマの「聴く」に関する内容を取り扱い、昨年からのつながりを意識して展開されていました。

・2年生の時に学んだ「聴く」のエピソードが出てきたとき、「あ、これ何かやったなあ」とつぶやく生徒も見られました。

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2 親楽習教材「知る」を活用

○工夫された親学習の展開

・中学生に分かりやすいように、4つルールのうち「参加」と「尊重」に絞って説明をされていました。

・今回使用した教材は「知る」。「友だちと話がはずみ門限を越えてしまった中1の子どもが、あわてて帰ってきたものの、心配するお母さんの注意にうるさがって口答えしてしまう」エピソードです。

・親学習リーダーがエピソードを読みあげたあと、「子どもの気持ち」「親の気持ち」をそれぞれ考えてワークシートに書き止めていきました。

・親学習リーダーが回っていき、生徒の書き込んだ意見を読み上げ、もう一人のリーダーが黒板に書き込んでいきました。黒板に生徒たちの意見を書き出すことで、みんなの意見を全体で共有しました。

・自分の思いを伝えるむずかしさを体感するワークでは、一方的な言葉だけでは伝えづらいこと、人の受け取り方はさまざまであることなど、お互いのコミュニケーションの大切さを学びました。

・最後にリーダーから、相手の意見を聴くこと、自分の気持ちを伝えること、双方のコミュニケーションの大切さについてお話がありました。

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3 事前の準備、打ち合わせの大切さ

○入念に打ち合わせを行い、学校のニーズにあった親学習を組み立てる

・親学習をするにあたって、中学校の先生との打合せやリーダーどうしの打合せをしっかりと行い、先生の思いを聞きとったうえで、使用する教材やワーク、展開などを組み立てていました。

・特に、昨年実施した親学習とのつながりを意識してプログラムを考えていました。

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○市内の多くの小・中学校で親学習を実施する河内長野親楽習リーダー会「おや☆らく」

・河内長野市では、親学習に気軽に参加してもらえるように「親楽習」と名づけて活動しています。

・河内長野親楽習リーダー会「おや☆らく」は、今年度、市内の中学校4校、小学校1校で親学習を実施しました。(市内の中学校は全7校、半数以上で実施されています)

・河内長野市教育委員会の職員が、連絡会や親学習実施の場に出席(ときには、スタッフとして参加)するなど、教育委員会がリーダーをサポートしています。

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4 実施のきっかけは、教職員研修

○養護教諭が府の親学習研修に出席

・平成24年度の親学習教職員研修に参加した養護教諭が学校に戻って学年の先生に話をしたことがきっかけで、実施することになりました。

・平成25年度の親学習教職員研修にも、もう一人の養護教諭、今回実施する学年の教諭が参加されました。

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アイスブレーキングのようす

ルール

親学習のようす

アイスブレーキング
「あとだしジャンケン」 

  使用した教材は「知る」(1-5)

エピソードをじっくりと読む生徒たち  

親学習のようすA

たまごのワーク

聴くについてのお話

  「子どもの気持ち」「親の気持ち」という
ちがう立場の気持ちをそれぞれ考える

  親学習リーダーの言葉だけを頼りに
図を書く。
コミュニケーションの大切さを
体感するワーク

昨年に行なった「聴く」の話を
再び取りあげ
昨年とのつながりを意識した展開

生徒の感想から

 ・やっぱり親というのはいつでも子どものことを心配していて、怒る時もそれはめっちゃ心配しているからなんやなあと今日思いました。これから自分も親に心配や迷惑をかけないように何時に帰るとかを電話やメールで連絡しようと思いました。あと、ちゃんとお母さんやお父さんと今日会った出来事とかいっぱい話してコミュニケーションをとっていきたいと思います。

・自分も同じ経験があって、その時は「うっとうしい」としか思わなかったけど、お母さんが仕事の帰りがたまたま遅くなってしまったときに、自分は「なにかあったんかな?」と心配しました。その時に、この前お母さんはこういう気持ちやったんやなあと感じる時がありました。今日の授業を通じてこの気持ちを思い返すことができました。「言葉」とか些細な事が一番大切という事を今日学ばせていただきました。これからは自分も色々な事を通して「伝える→確認→安心」ということを思い出します。 

・「聴く!!」忘れないようにしたいです。私は伝えるのがへたくそな方やから、ちゃんと素直に言えるようにしたいです。考え直すめっちゃ良い機会になりました。

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■ ある日の親学習の様子

日時 

平成26年2月13日(水曜日) 9時45分から10時35分

場所

河内長野市立千代田中学校

親学習リーダー

河内長野親楽習リーダー会「おや☆らく」

教材

知る(1-5)

参加者

中学3年生

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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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