小学校の授業で行われた親学習(河内長野市立加賀田小学校)

更新日:2014年1月10日

河内長野市立加賀田小学校で行われた親学習の取組みを取材しました!

加賀田小学校での親学習のようす

加賀田小学校での親学習のようすその2

加賀田小学校での親学習のようすその3

 ■ひとことで言えばこんな取組みです

○ 小学校の授業で、高学年の子どもたちに対して親学習を実施している

○ 子どもたちが主体的に考え、話し合いを深めることができるように、親学習リーダーは、さまざまな点に配慮して親学習を進めている

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■ ここがポイントです

1.小学校の授業で親学習を実施

○小学高学年の児童に親学習

・小学校での親学習の事例は府内でも数少なく、河内長野市では今回初めて実施した

・親学習リーダーが校長に親学習の話をし、その意義を理解した校長が、すぐに学年の先生に相談して実施に至った

・5年生(2クラス)と6年生(2クラス、2月に実施予定)の2学年で実施。訪問当日は5年生の授業

・学校は、家族や親について学ぶことの重要性を感じており、来年度以降の実施も検討している

2.親学習リーダーのさまざまな配慮により子どもたちの話しあいが深まる

○9名の親学習リーダーが子どもたちをサポート

・1つのグループを1人のファシリテーターが担当することで、子どもたちはスムーズに話し合いを進めていくことができた

・メインの進行が1名、各グループにファシリテーターが1名ずつ計6名、板書や全体のサポートに2名、合計9名の親学習リーダーで今回の親学習を進めていた

・中学校で親学習を実施する時は、親学習リーダーの人数はもっと少ない。これは、同じ時間に複数の学級で実施していたり、生徒どうしで話し合いが行えるので1人のリーダーが複数のグループを担当するためである


○親学習リーダーは、さまざまな配慮や工夫により子どもたちの意見を引き出す

・グループのファシリテーターは、座り込んで、子どもと同じ視線でいるように心がけていた

・親学習リーダーは、自分たちの言葉で子どもたちの意見が流されてしまわないように心がけてファシリテーターを行っていた

・小学生の発達段階に合わせて、4つあるルール(「参加」「尊重」「守秘」「時間」)のうち、「参加」と「尊重」の2つだけに絞って、子どもたちに伝えていた

・読み物教材のエピソードを親学習リーダーが劇形式で実演してみせることで、子どもたちが場面をイメージしやすく、その後の話しあいに大変効果があった

・子どもたちは、はじめは緊張してなかなか自分の意見を出せなかったが、親学習リーダーの優しい言葉かけや、話し合いの機会を何回も設けたことで、次第に意見が出るようになっていった

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3.学校での親学習を実施するコツ

○毎年、中学校で親学習を実施

・これまで、市内全7中学校のうち、4つの中学校で親学習を実施している

・学校で親学習ができたきっかけの多くは、PTA等で学校と関わりがある親学習リーダーが、学校に直接交渉し、校長の理解を得て実施するようになった

・ある中学校では、養護教諭が、府主催の教職員を対象とした親学習研修(「小中学校の授業等で活用できる親学習研修」)を受講し、「これは自校の生徒に必要である」と学年の先生に話をして実現した

・学校で実施する際に、市教委職員が同行したり、打ちあわせに参加したり、市教委がバックアップしている

 

 

<児童の感想から>

○マサトさんとかみゆきさんとかお母さんの気持ちが分かった。げきがすごく分かりやすくておもしろかった。また親楽習したいなあ。ぼくがみゆきさんや、マサトさんの立場やったらいろいろしてあげたいな。お母さん毎日がんばってるんやなと思った

○これまでは人のことを、そんなにいっぱい考えたことはなかったけれど、親楽習で他人の気持ちのことを考えてみて、いい勉強になった。げきもあって、わかりやすかった。これからは自分のことだけではなく、他人の気持ちも考えるようにする。今日は楽しかった。人のことを考えるのは楽しかった

○親楽習で学んだことは、すごくよかったと思います。今日帰ったらお母さんにやさしくしようと思った。かえってきたら、親楽習たのしかったよと言おうと思う

○大人の人のきもちになったりして、いい経験になったと思った。今度、お母さんがしんどそうだったらかんびょうをしてあげたいと思った。人のきもちになることは、とてもいいことだと思ったし、とてもむずかしかった

○相手の気持ちを考えることも大切であることが親楽習で分かった。大人の気持ちを考えたらおこられた原因が自分で分かった

○またやりたい。親は、自分より子が大事っていう事がわかった。楽しかった

○自分のお母さんが病気になったとしたら心配。やっぱりお母さんは、自分のことを思ってくれていることに気づいた

○ケンカをした時、相手の気もちを考えると、問題がすぐ解決すると思った

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ワークの様子

ワークショップの様子

ワークショップのようす2

  親学習教材のエピソードを、親学習リー
  ダーが前で劇形式で実演する。児童か
  らすごくわかりやすいとの感想があった

  各グループに1人ずつ親学習リーダー
  を配置して、児童の話しあいをサポート
  している 

  児童が話しあいをふかめることができる
  ように、親学習リーダーは、さまざまな
  配慮をして進めていた。
  

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■ ある日の親学習

日時 

平成25年12月18日(水曜日) 10時45分から11時30分

場所

河内長野市立加賀田小学校

親学習リーダー

河内長野親楽習リーダー会「おや・らく」

※ホームページのシステム上表記できませんが、「・」は星マークです

教材

気づく [PDFファイル/1.29MB]

参加者

小学5年生児童 30名

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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

ここまで本文です。


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