家庭教育支援の取組み訪問記録(高槻市立冠中学校)

更新日:2013年4月9日

  ◇ 中学の授業で行われた親学習を訪問しました

高槻市立冠中学校での親学習 平成25年2月21日(木曜日)午後、高槻市立冠中学校で行われた親学習の授業の様子を訪問取材しました
 冠中学校では毎年中学2年生で複数回にわたって親学習を実施しています。今回は、全6回講座の5回めで、府の親学習教材「生きる」を活用した授業でした。
 親学習リーダーの自作した多彩な教材や、学校の行事や授業をふまえた話題など、生徒たちが「親」についてしっかりと考えることのできるような工夫がたくさんありました。生徒たちは熱心に取組み、「親になること」や「将来の人生設計」について深く考えていました。

 
 

活動のポイント 

1.毎年継続して行っている親学習講座

 「市教委と連携した取組み」

 ・平成16年度に府の親学習リーダー養成講座を修了した方に活動していただくため、市教委と修了者が一緒に冠中学校に働きかけて親学習講座が始まり、今年で9年めを迎える。  

 ・中学校に働きかけたのは、リーダーが中学校で講座をしたいと強く思ったことによる。中学校の授業の中で講座を実施すると、全ての生徒が自分の親について客観的に考えるきっかけができる。

 ・はじめにフリースクールで親学習講座を実施し、その後中学校で親学習講座を行った。

 ・現在は学校と親学習リーダーとで日程を調整し、その結果を市教委に報告しているとのこと。

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  2.生徒の立場にたった工夫された講座

 「学校の行事や授業内容をふまえた講座」

 ・講師の親学習リーダーは、自身の子どもが冠中学校に在籍し、PTA役員もされ、学校行事や授業内容についてくわしく、そのような話も交えながら講座を展開されている。

 ・講師は以前に冠中学校区の学校支援地域本部のコーディネーターをされていた。現在は学校図書室のボランティアとして貸出し業務や環境整備に関わっておられ、生徒にとっては身近な存在となっている。

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 「退屈な講座にしないための周到な準備」

 ・生徒が退屈しないように、生徒が関心を持ちそうなテーマをとりあげながら、講座を展開。訪問日は一般のサラリーマンとフリーターの生涯賃金や、公立学校と私立学校とでかかる費用を導入に活用されていた。

 ・手作りのさまざまな“教材”を準備して講座を実施。訪問日は以下のような手作り教材を使用。

 (1)生徒が自分の希望の仕事につくために何が必要かを考えてもらうために様々な条件(学歴・資金・資格等)が出てくる箱。

 (2)夢を実現するためにはあきらめず努力することの大切さを説明するために、リンゴをイメージしたぬいぐるみを準備。そのぬいぐるみは皮の部分が外れるようになっていて、あきらめずに皮をむき続けたら、いつかはすべての皮がむけることをたとえに話をされていた。(これは家庭科の授業でリンゴの皮をつなげたままどれだけ長くむけるかというコンテストがあったことを知り、そのことをふまえて作られた教材)

 ・卵のワークを行うときは、ひと肌に温めた卵を用意するとのこと。また頭部が2キロ、それ以外の部分が1キロになるような赤ちゃん人形を作られ、生徒に抱かせることもされている。なお、その人形はわざと首が座っていないようにしているとのこと。

 ・「子は親の鏡」を使用するときはクイズ形式にして、子どもに言葉を考えさせている。

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 「生徒との信頼関係を大切に」

 ・事前に学校の先生と打合せをし、配慮の必要な生徒について、どのような配慮が必要かを聞いてから講座を実施している。

 ・生徒がワークシートに記入したことを講座で取り上げる時は必ず生徒の確認をとっている。

 ・講師は講座の中で生徒が話したこと、書いたことは生徒の保護者等に口外しないことを徹底されている。こうすることで生徒が安心して講座を受講できるとともに、講師への信頼につながっている。

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活動の様子

冠中学校での親学習の様子@  冠中学校での親学習の様子A  冠中学校での親学習の様子B

 親学習リーダー(冠中学校区    府教材「生きる」の読み合わせ   担任、副担任によるサポート
 在住)の2人

冠中学校での親学習の様子C  冠中学校での親学習の様子D  冠中学校での親学習の様子E

 生徒から出された意見を整理    ワークシートに自分の考えを    記入したワークシートをもとに    
                       記入                   意見交換

冠中学校での親学習の様子F  冠中学校での親学習G  冠中学校での親学習の様子H

 自作教材を使って「夢を実現   紐を用いて人間の一生をふかん  リンゴを模したぬいぐるみを用い
 するためには」を説明        的に説明                 続ける事の大切さを説明

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活動の概要  

1.実施日時

   平成25年2月21日(木曜日) 14時25分から16時15分

2.実施場所

  高槻市立冠中学校

3.参加者

  中学2年生

4.ファシリテーター

  高槻市親学習リーダー

5.内容

  教材「生きる [PDFファイル/2.99MB]」(「『親』をまなぶ『親』をつたえる」1−4)

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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