家庭教育支援の取組み訪問記録(河内長野市「ママカフェ」の取組み)

更新日:2013年6月11日

 ◇ 教育委員会と子育て支援課の共催事業「ママcafe(カフェ)」を訪問しました

河内長野ママカフェでの親学習 平成25年5月16日(木曜日)午前、河内長野市立子ども・子育て総合センターで行われた「ママcafe」のようすを訪問取材しました
 就園以上の子どもを持つ保護者の子育てサークル「ママcafe」は、教育委員会と子育て支援課が共催した取組みです。
 河内長野市は、「ママcafe」が実施される以前から、公民館で行う子育て広場「子育てわいわいルーム」を実施するなど、長年、教育委員会と子育て支援課が連携した事業を行っています。
 今回は、連携のコツについて取材してきました。
  
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活動のポイント 

1.教育委員会、子ども・子育て支援センターが共催した取組み

あいっくのようす

あいっくのようす2

ママカフェのようす

 駅前の商業ビル(ノバティ長野)の1フ
 ロアにある「子ども・子育て総合センタ
 ー(あいっく)」

 子育て支援課が所管する施設。前身
  子育て支援センターかわちながの)

 ママcafeは、就園以上の子どもを持つ
 保護者が対象。昨年度参加した1期生
 のリーピーターを含む16名が参加。

日頃から担当者どうしが話しのできる関係づくり

・平成17年度から、公民館での子育て広場事業「子育てわいわいルーム」の取組みを共催するなど、子育て支援課と連携した取組みを行っていることから、日頃から担当者どうしで話ができる関係になっている。

・教育委員会(生涯学習課)の担当者と子ども・子育て総合センターの担当者が、子どもが就園、就学すると、親のネットワークが途切れてしまうことについて、日頃から課題に感じており、「こんなこと(ママcafe)ができたらいいなあ」と話をする中で実現した。

・互いの資源(場所、ノウハウ、広報など)を出し合うことで実現することができた。

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「子育て支援課の施設で実施」

・子ども・子育て総合センター「あいっく」は子育て支援課が所管する施設で、平成24年度に、これまであった「子育て支援センターかわちながの」の機能を駅前の商業ビル(ノバティ長野)北館5階に移転し、一時預かり機能や貸し室事業を加えて拡充し開設した。

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2.ちょっぴり先輩ママのサークル活動「ママcafe」

「就園、就学した子を持つ親のネットワークづくりの場」

・教育委員会(生涯学習課)と子育て支援課(子ども・子育て総合センター)の共催事業。

・就園以上の子どもを持つ保護者を対象

・募集人数は10名(抽選)。申込みは子ども・子育て総合センターが担当

・一時保育あり(定員8名)(講座修了後の活動は一時保育なし)

・場所は子ども交流ホール(子ども・子育て総合センター「あいっく」)で開催。

・平成24年度立ち上げ。本年度、新たに2期生を募集。(1期生は定員20名、6回連続講座)

・参加者の募集については市の広報に掲載。また、子ども・子育て総合センターを利用する親にも声を掛けた。

・4回連続講座(本日は2回め)

・4回の講座を終了した後は、参加者たち自身がサークル活動を企画・運営していく(自立する)ことができるように支援をする。(企画のアドバイス、場所の提供、チラシの作成など)

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子育て支援の空白期に陥りやすい就園・就学期の子どもをもつ親への支援

・河内長野市には、公民館で就学前の乳幼児とその親たちが交流する「子育てわいわいルーム」をはじめとするネットワークづくりの場があるが、子どもが就園するとネットワークが途切れてしまうことが多い。

・その後は、幼稚園・小学校でのPTA活動に参加しないと、地域や学校と関わる機会が減り、子育て支援の空白期間となってしまいやすい。

・上記の期間の親を対象に、年間を通じて集まる機会を提供し、親どうしのネットワークを構築するとともに、将来的には「先輩ママ」として、地域で子育て支援の担い手となることをねらいとしている。

・昨年度の参加者(1期生)は、ママcafeのメニュー終了後、市の担当者の助言を受けながら、ガーデニング教室やあみもの教室などの活動を自分たちで企画、実施した。さらに今年度は、ママcafeの活動をもっと広く知ってもらうため、「ママcafe通信」を自分たちで作成することを計画している。

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3.ママcafe実現の前段階として「公民館での親子交流『子育てわいわいルーム』」の実績

生涯学習担当者が子育て支援課へ相談

・「子育てわいわいルーム」は、市内の公民館で開催されている、就学前の乳幼児とその保護者を対象にした親子交流の場。

・教育委員会(生涯学習課)と子育て支援課(子ども・子育て総合センター)の共催事業。

・平成17年、教育委員会の公民館担当職員が、公民館の現状を見て、「せっかくの地域の施設である公民館に子どもの姿がない」ことを課題に感じ、身近にある公民館で親子が集まる場の設定を企画する。

・実施にあたって、子育て支援に関するノウハウをもつ子育て支援課の協力・連携が不可欠と感じ、子育て支援課が所管する、子育て支援センター(現:子ども・子育て総合センター)に公民館担当職員が相談を持ちかける。

・子育て支援センターとしては、市内全域で子育て支援の場を広めたいと考え、地域の中で自治会館を使った子育て支援の場などを企画途中だった。また、公的な施設でも子育て支援の拠点が必要であると感じていたため、教育委員会からの相談を「ありがたいこと」と捉え、「子育てわいわいルーム」の開催にむけて連携していくこととなった。

・教育委員会(生涯学習課)が環境整備を、子育て支援課(子育て支援センター)が人材の派遣(相談)を担当。

・おもちゃ集めでは、庁内ネットを活用するなど、様々なところに呼びかけて提供してもらったり、公民館で活動しているクラブ員の方々に手作りのおもちゃをつくってもらった。

・「子育てわいわいルーム」をきっかけに、参加者どうしが活動日以外でも公民館で会ったり、各地域で活動している子育てサークルにつながることを目的としている。

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「『子育てわいわいルーム』の活動は、教育委員会(公民館)にとっても、子育て支援課(子育て支援センター)にとっても利点」

<公民館>

 ・これまで利用の少なかった親子層の利用が増えた。(新しい利用者層の開拓)

 ・公民館内の図書室の利用が増えた(絵本等の貸し出しが増えたため)

 ・毎年親子の入れ替えがあるので、よりたくさんの地域の方が公民館を利用するようになった。

<子育て支援センター>

 ・地域の親にとって、より身近な場所に子育て支援の拠点ができた。

 ・これまで子育て支援センターが遠くて利用しなかった人が利用しやすくなった。

 ・近所の人や地域の人と出会えるきっかけになり、孤立した育児を防ぐことができる。

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4.現在の参加者が、将来の支援者に

「自立が目標」

・現在の参加者が、将来の支援者になるしくみづくり。

・将来の支援者をたくさん生み出し、地域の力、地域の教育力を高めていきたい。

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「子育てわいわいルーム」の参加者が、公園で親子に声を掛ける。

・参加者のひとりが、公園にいた親子を見つけて、思い切って声をかけた。日頃、他の親子と一緒に遊ぶ姿をあまり見なかったので、「子育てわいわいルーム」のことを紹介し、「自分は明日参加するんだけどあなたもおいでよ」と伝えると、翌日、その親子は公民館に来て参加したという。

 

活動の概要  

1.実施日時

   平成25年5月16日(木曜日) 10時30分から12時

2.実施場所

  河内長野市立子ども子育て総合センター「あいっく」

3.参加者

  就園以上の子どもを持つ親

4.ファシリテーター

  「おや☆らく」(河内長野親楽習リーダー会)

このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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