種類 : 集落跡
時代 : 弥生時代
調査期間 : 平成23年9月から平成24年1月
主な遺構 : 粘土採掘坑跡(ねんどさいくつこうあと)、溝跡
主な遺物 : 弥生土器
柳原遺跡1に引き続いて実施した、第3調査区の調査成果についてご紹介します。
第3調査区は、第1調査区の北側に位置する小さな調査区で、平成24年1月から調査を開始しました。
弥生時代の遺構面で土坑(どこう)3基と溝が検出されました。
溝は、第1調査区で検出されたものの続きと考えられ、この溝を境にして東側に土坑(どこう)がないという点も第1調査区と同じです。
また土坑(どこう)もこれまで同様、掘削した後に埋戻されておらず、粘土を採掘した痕跡(詳細は現地公開資料参照)と考えられるものです。
第3調査区の調査によって本遺跡の粘土採掘坑群(ねんどさいくつこうぐん)の北側への広がりが明らかになりました。
(写真)第3調査区全景
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教育庁 文化財保護課 調査事業グループ
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