所在地 : 河内長野市小深(こぶか)
時代 : 縄文時代・中世
調査期間 : 平成23年6月から平成23年9月
主な遺構 : 南北朝期頃の建物
主な遺物 : 縄文土器・瓦器(がき)・土師質土器・中国製磁器
金剛山の山腹、標高350メートルに位置する遺跡です。観心寺(かんしんじ)の上流4キロメートル、千早城の下流3キロメートルに位置します。
調査は平成22年度に継続して行われ、20ヶ所を確認調査しました。その結果、中世水田の広がりがわかり、建物一棟がみつかりました。建物は石見川(いしみがわ)北岸の山すそを削って、小さな平坦面をつくり出し、営まれていました。発見された土器の型式や建物の建て替えがないことなどから、南北朝期の比較的短い期間のものとわかりました。
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教育庁 文化財保護課 保存管理グループ
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