宮町遺跡は、古墳時代から奈良・平安時代の集落跡です。昨年度と今年度の調査により、集落のようすがわかりました。
溝001は、古墳時代後期(6世紀)に集落の縁辺に掘られたもので、その東側が居住空間となっており、多数の柱穴が見つかりました。また、周囲に濠を巡らせた方形の古墳(一辺約5メートル)も見つかりました。居住域が形成される以前には墓域であったことが明らかになりました。
![]() | ![]() |
---|---|
■写真1 古墳(南から) | ■写真2 建物4と柱穴群、溝305(南から) |
![]() | ![]() |
■写真3 溝001(北から) | ■写真4 建物2(北から) |
![]() | |
写真5 柵列(北から) |
![]() |
---|
■平成29年度調査および28年度調査の遺構検出状況 |
■宮町遺跡周辺の主要な遺跡 |
★印刷用はこちらから→H29宮町遺跡現地公開資料 [PDFファイル/2.13MB]
このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 調査事業グループ
ここまで本文です。