所在地 : 和泉市府中町(ふちゅうちょう)4丁目
種類 : 社寺跡・集落跡
時代 : 弥生時代から近世
調査期間 : 平成22年3月から調査中
主な遺構 : 中世の溝、流路、古墳時代の柱穴
主な遺物 : 瓦器(がき)、土師質土器、須恵器、土師器、弥生土器、瓦
中世の溝や流路のほか、古墳時代前期(1700年から1800年前)の柱穴が見つかりました(写真上)。数棟の建物があったようです。柱穴の中からは、土師器の甕(かめ)が出土しました(写真下)。
調査地の周辺では、これまでも古墳時代の土器が多く出土していましたが、直接人々の生活の様子を示す遺構は見つかっていませんでした。今回の発見は、当時の人々が生活を営んでいた場所を示してくれる重要な成果です。
このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 保存管理グループ
ここまで本文です。