所在地 : 和泉市府中町(ふちゅうちょう)4丁目
種類 : 社寺跡・集落跡
時代 : 弥生時代から近世
調査期間 : 平成21年9月から平成22年3月
主な遺構 : 奈良時代の土坑(どこう)、溝、近世の溝状遺構
主な遺物 : 瓦器(がき)、土師質土器、須恵器、土師器、瓦
奈良時代の土坑(どこう)や溝、近世(18世紀頃)の溝状の遺構が見つかっています。
奈良時代の土坑(どこう)からは、瓦がたくさん出土しました。寺院に直接関係する建物跡などは見つかっていませんが、近くに寺跡があることがわかります。
近世の溝状の遺構は、長さ25メートル以上、幅4メートル、深さは2.7メートルと、大変大きなものです。底1メートルほどは、水が溜まった状態だったようです。溜池として使っていたものなのかもしれません。
奈良時代の土坑(どこう)と溝
近世の溝状遺構
このページの作成所属
教育庁 文化財保護課 保存管理グループ
ここまで本文です。