自律訓練法をやってみよう ストレス反応をコントロールするには、心身のリラックスが大切です。 短時間で気軽にできる「自律訓練法」をやってみましょう。 ○自律訓練法とは?   目を閉じて身体に注意を向けながら言葉をくりかえすことで、少しずつ身体の緊張をほぐし、こころもリラックスさせていく方法。 ☆ポイント☆ ・さりげなく身体に注意を向けて、力が抜ける感覚を味わいましょう。 ・お昼休み、お風呂上り、眠る前などに、短時間で継続しておこなうと効果的です。 ・がんばりすぎないことが大切です。 〜やりかた〜 1.落ち着ける場所で力が抜きやすい楽な姿勢をとります。 2.目を閉じて大きく深呼吸します。 3.以下のことばを順番にこころの中でつぶやきます。     「気持ちが落ち着いてる・・・」     「利きうでが重たい・・・」     「利きうでがあたたかい・・・」 4.あたたかくて落ち着ける場所を思い浮かべます。     温泉でぽかぽか、ひなたぼっこでほっこりなど・・・ 5.「重たさ」「あたたかさ」の感覚がわかってきたら、     利きうで→両うで→両あしと注意を少しずつ全身に広げていき、感覚を味わいます。 6.消去動作をして終わります。        @両手をゆっくりと2〜3回グーパー   A両ひじをゆっくりと曲げ伸ばし   B大きく背伸びします       →身体に力を戻して、頭をすっきりさせるために必要な作業です。忘れずにおこなってください。 就寝時は、消去動作をせずにそのまま眠って構いません。 大阪府こころの健康総合センター