ネットワーク化による農産物直売所の魅力づくり ●課題と背景 泉州管内には常設の農産物直売所が10ヵ所以上あり、地域の消費者への地元産農産物や加工品 の供給や、直売所に出荷する農業者の所得向上に、大きな役割を果たしている。 これら直売所は、特色ある売り場づくりや魅力ある集客イベントの開催など、共通する課題がある。 そこで、農の普及課は、直売所が互いに情報交換できる場を作り、連携して研修会やイベントを 実施する取組を支援した。 ●普及活動 その1 農産物直売所連絡協議会の設置 (平成27年8月) 大阪南部の11ヵ所の直売所が、直売所運営などについて情報交換したり、 連携して共通課題を解決するネットワーク組織 その2 直売所合同キャンペーンの実施 (平成28年10月21日〜11月30日) その3 直売所運営者向け研修会の開催 (平成28年9月29日〜30日) 「直売所の個性を活かした売り場づくり」を テーマに現地指導と研修会を開催 ●普及活動の成果 ・イベント開催により、農産物の端境期である 11月の販売金額、来客数が増加! ・2年間で延べ5,906人がキャンペーンに応募 大阪産(もん)農産物の知名度アップ ! 約3,000万円の経済効果!