薬物乱用問題は全世界的な広がりを見せ、人間の生命はもとより、社会や国の安全や安定を脅かすなど、深刻な社会問題となっています。
全国の覚醒剤事犯の検挙者数は近年減少傾向が続いていますが、大麻事犯の検挙者数は10代・20代の若年層を中心に拡大しており、令和4年の検挙者は過去最多を記録した前年に続き高い水準で推移しています。若年層に限っては、覚醒剤より大麻の検挙者数が上回っており、大麻乱用の広がりが懸念されています。また、大阪府では令和4年の大麻事犯の検挙者数のうち約79%が10代・20代の若年層が占め、全国の約70%と比較して高い割合となっています。
大麻は、脳に作用し、学習能力の低下や精神障がい、精神・身体依存を引き起こします。インターネットの誤った情報に流されず、大麻について正しい知識をもって、ゼッタイに関わらないようにしましょう。
大麻について知ろう!⇒ 大麻乱用防止ページはこちら
薬物乱用は、たった一度でも心身に深刻な悪影響を及ぼします。
本期間には、薬物乱用に対する正しい知識を啓発するため、「ダメ。ゼッタイ。」をテーマに、大阪府内各地において、ポスター掲示など薬物乱用防止啓発活動を重点的に実施します。
令和5年度大阪府「ダメ。ゼッタイ。」普及運動実施要領 [Wordファイル/43KB]/ [PDFファイル/115KB]
令和5年度「ダメ。ゼッタイ。」普及運動ポスター
このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室薬務課 麻薬毒劇物グループ
ここまで本文です。