〔日時〕 令和元年8月5日(月曜日) 10時00分から17時00分まで
〔場所〕 大阪産業創造館 研修室D
〔受講対象者〕 国公私立の小学校教員 (義務教育学校(前期課程)、支援学校を含む)等
〔参加者数〕 24名
◎セミナー概要
内容 | 詳細・講師 |
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基調講演1 | ○新しい時代に向けた新しい統計教育−新学習指導要領における次世代の統計教育の展望− |
基調講演2 | ○「データの活用」の授業をどうつくるか |
実践報告1 | ○データ活用領域がめざす新しい学習指導 |
実践報告2 | ○第3学年 棒グラフの授業実践 |
ワークショップ | ○データの活用体験 |
講評・意見交換 | 実践報告やワークショップの内容について、講師より講評をいただきました。 |
・情報が溢れている社会の中で生きていく時代を迎え、新学習指導要領の観点からデータの活用を学ぶ意義や重要性についてご講演いただきました。
実践女子大学 人間社会学部 教授 竹内 光悦 氏
・統計的な問題解決を大切にした授業をつくるためのポイントについて、実際のデータやグラフを用いてご講演いただきました。
宇都宮大学 教育学部 講師 川上 貴 氏
・複数教科にわたり、横断的に統計教育を取り入れた実践例について報告していただきました。
和泉市立和気小学校 講師 南 紀子 氏 (導入:和泉市立国府小学校 校長 樹下 堅 氏)
・教科書の「けがしらべ」を題材に、様々な工夫を行った授業について報告していただきました。
宇都宮大学教育学部附属小学校 教諭 南 勇輔 氏
・5人1グループになり、与えられた様々なデータから授業展開を考えるワークショップを行いました。
・活発なディスカッションが行われ、実際の授業に活用できる多様な案が多く見受けられました。
・これからの社会で必要となる資質・能力や統計教育の意義が大変よく分かった。
・データの活用がなぜ重要視されるようになったのか理解することができた。
・データの活用を学ぶことによって、生きていく上で必要な力につながるのだと感じた。
・統計を用いた授業づくりに向けての取り組みを知ることができ、とても勉強になった。
・具体的な統計教育の授業づくりのポイントがよく分かった。
・子どもたちに課題意識を引き出すような授業づくり、データ活用が重要だと思った。
・算数以外の教科にも横断的に広げていけることが具体的に分かった。
・問題を作成する過程を討論できて有意義だった。
〔日時〕 令和元年8月1日(木曜日) 10時00分から17時00分まで 基調講演 ○中学校・高等学校の統計教育のポイント ツール等紹介 ○公的データの見つけ方 ○「資料の活用」から「データの活用」へ ○自ら仮説を立て、検証する 統計学習の授業 グループワーク ○主体的・対話的で深い学び ねらいと授業設計 各グループで作成した指導略案の一部を発表し、講師より講評をいただきました。
〔場所〕 大阪産業創造館 研修室E・パソコン実習室
〔受講対象者〕 国公私立の中学校・高等学校教員 (義務教育学校(後期課程)・支援学校を含む)等
〔参加者数〕 22名
◎セミナー概要 内容 詳細・講師
神戸大学大学院 理学研究科 教授 青木 敏 氏
大阪府総務部統計課 情報企画グループ職員
○ウェブサイト「MATH is FUN(マス イズ ファン)」の紹介
大阪府立大学大学院 工学研究科 准教授 林 利治 氏実践報告1
大阪教育大学附属池田中学校 指導教諭 田中 伸治 氏実践報告2
清教学園中・高等学校 教諭 勝田 浩次 氏
実践報告などを参考に指導略案を作成するグループワークを行いました。
大阪府立大学大学院 工学研究科 准教授 林 利治 氏発表・講評・意見交換
また、受講者同士での意見交換も行いました。
<助言者>
神戸大学大学院 理学研究科 教授 青木 敏 氏
大阪府立大学大学院 工学研究科 准教授 林 利治 氏
・中学校・高等学校の数学で学ぶいくつかの項目について、考え方のポイントや、教える側として知っておくとよいこと等を、実際のレポート等を例に挙げてご講演いただきました。
神戸大学大学院 理学研究科 教授 青木 敏 氏
・目的と理由を意識したアンケート調査と発表でPPDACサイクルの一部を実践する授業等、中学1年生での1年間の授業内容について報告していただきました。
大阪教育大学附属池田中学校 指導教諭 田中 伸治 氏
・一人ひとりが異なる視点で立てた仮設を検証するために、収集したデータを整理・分析し、結果を基に考察するという授業内容について報告していただきました。
清教学園中・高等学校 教諭 勝田 浩次 氏
・林准教授による導入で事例を学んだ後、4人1グループになり、指導略案の一部を作成するワークを行いました。
・グループごとに取り上げる題材に特徴があり、実際の授業につながる指導略案が多く見受けられました。
大阪府立大学大学院工学研究科 准教授 林 利治 氏
・授業づくりの参考になることが多くあり、とても勉強になった。
・学問としての統計から授業まで幅広く知ることができてよかった。
・他の先生方がどのような統計の授業をされているのかを共有できた。
・子どもたちの関心のあるものや、生活と数学がうまくリンクされた実践報告でとても参考になった。
・動機づけ、スモールステップを踏みながら実践されているのがとても参考になった。
・授業に活用できるネタが増えた。
・授業に使えそうなツールを知ることができてよかった。
このページの作成所属
総務部 統計課 分析・利活用促進グループ
ここまで本文です。